自家製ひき肉の作り方は?フードプロセッサーで簡単?肉の部位・種類の選び方も解説!
【料理ブロガー監修】ひき肉を自家製で手作りする方法を知っていますか?今回は、<フードプロセッサー・包丁>など道具別のひき肉の作り方や<胸肉・鶏もも肉>などひき肉に使う部位・種類のおすすめを紹介します。ハンバーグなど自家製ひき肉を使うレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- ひき肉は家で作れる?
- ひき肉を自家製するメリット
- ひき肉を家で作るなら部位はどこを選べば良い?
- ①牛肉の場合
- ②豚肉の場合
- ③鶏肉の場合
- ひき肉を合い挽きで作る場合の肉の割合は?
- 「牛:豚=7:3」がメジャー
- 「牛:豚=6:4」だと柔らかめに仕上がる
- 自家製ひき肉の作り方とコツは?
- ①包丁でひき肉を作る方法
- ②フードプロセッサーでひき肉を作る方法
- 自家製ひき肉を作る際の注意点
- 自家製ひき肉は日持ちしないので当日中に使い切るのがベスト
- 自家製ひき肉を保存する場合は冷凍する
- 自家製ひき肉を使うレシピを紹介!
- ①自家製合い挽き肉のピーマンの肉詰め
- ②自家製鶏ひき肉のシュウマイ
- ③自家製豚ひき肉のソーセージ
- ひき肉の作り方をマスターしよう!
「牛:豚=6:4」だと柔らかめに仕上がる
スーパーで販売されている合い挽き肉は、牛肉と豚肉が6:4の割合のものがほとんどです。豚肉を増やして合い挽き肉を作ると、柔らかい食感になるうえにコストも削減できます。ただし、豚肉を増やし過ぎると牛肉の旨みを感じにくくなるため、肉と豚肉を7:3もしくは6:4の割合で作るのがおすすめです。
(*合い挽き肉について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
自家製ひき肉の作り方とコツは?
自家製ひき肉を作る方法は、包丁を使った作り方とフードプロセッサーを使った作り方の2通りがあります。自家製ひき肉を作る際の方法とポイントを、包丁とフードプロセッサー別に紹介します。
①包丁でひき肉を作る方法
包丁でひき肉を作る場合は、以下のような手順で行います。
【やり方】
1.薄切り肉は細く切り、分厚い肉は角切りにする
2.好みの大きさになるまで包丁で叩く
3.肉がまな板の上に広がったら寄せ集め、包丁の向きを変えながら叩く
4.肉を好みの細かさになるまで刻んで完了
はじめに、薄切りの肉は細切りにしてから刻み、豚ロース肉のような厚みのある肉は大きめの角切りに切っておいてください。包丁で合いびき肉を作る際には、はじめから別の種類の肉を合わせて刻むと薄切り肉が小さくなりすぎるので、種類の違う肉を分けて刻んでから混ぜ合わせましょう。包丁で作ったミンチでハンバーグを作ると、歯ごたえのある食感になります。
②フードプロセッサーでひき肉を作る方法
フードプロセッサーを使うと、以下のような方法で簡単にひき肉が作れます。
【やり方】
1.肉を2cmほどの大きさに切る
2.フードプロセッサーに肉を入れ、1分ほど攪拌して完成
はじめに肉を小さく切る工程では、脂身や筋が多いものは取り除いておきましょう。事前に半冷凍した肉を切ってからフードプロセッサーにかけると、簡単に攪拌することができます。合いびき肉を作る場合は、別の種類の肉を合わせて一度にフードプロセッサーにかけてください。
フードプロセッサーを長時間稼働すると熱が発生して肉が傷む原因になるため、短時間での稼働を繰り返しながら攪拌しましょう。フードプロセッサーで作ったひき肉でハンバーグを作ると、子供でも食べやすい柔らかめの食感に仕上がります。
自家製ひき肉を作る際の注意点
家庭でひき肉を作る場合は、どのような点に気を付けたらよいのでしょうか。自家製ひき肉を作る際の注意点について解説します。
自家製ひき肉は日持ちしないので当日中に使い切るのがベスト
肉を包丁やまな板、フードプロセッサーなどでひき肉に加工すると、調理器具についた細菌が肉に移って繁殖しやすくなります。また、肉を刻んでミンチにすると空気に触れる面積が広くなるため、加工前の肉に比べて傷みやすくなり日持ちしません。そのため、自家製ひき肉は作った当日中に使い切るようにしてください。
自家製ひき肉を保存する場合は冷凍する
自家製ひき肉を使いきれない場合は、以下のような手順で冷凍保存するのがおすすめです。
【やり方】
1.使いやすい分量にひき肉を分けて、ラップで覆う
2.密閉式の保存袋に入れる
3.金属製のトレイに乗せた後に冷凍室で保存する
ひき肉は空気に触れると劣化が進むため、ひき肉に空気が当たらないようにしっかりとラップで覆ってから保存袋に入れ、保存袋の空気もしっかりと抜いておきましょう。ひき肉を入れた保存袋をステンレスやアルミなどの金属製のバットやトレイに乗せて冷凍すると、鮮度を保ちながら冷凍することができます。
(*ひき肉の保存方法について詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてください。)