合い挽き肉とは?ミンチとの違いは?料理別の割合や使うメリットも紹介!

合い挽き肉とは何か知っていますか?今回は、合い挽き肉の定義やミンチとの違いに加え、合い挽き肉を料理に使うメリットも紹介します。<ハンバーグ・ロールキャベツ・餃子・コロッケ>など合い挽き肉を使う料理も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 合い挽き肉とは?ミンチと違いある?
  2. 合い挽き肉は種類が違う食肉を混ぜて挽いたもの
  3. 合い挽き肉はミンチの一種
  4. 合い挽き肉を料理に使うメリットとは?
  5. ①高価な牛肉を安価な豚肉でかさ増しできる
  6. ②油の融点の関係で冷えても美味しくなる
  7. 合い挽き肉を使う料理とは?牛:豚の割合のおすすめも紹介!
  8. ①ハンバーグ|牛7:豚3
  9. ②ロールキャベツ|牛4:豚6
  10. ③餃子|牛3:豚7
  11. ④コロッケ|牛7:豚3
  12. 合い挽き肉の特性を理解して使おう!

合い挽き肉とは?ミンチと違いある?

スーパーの食肉売り場では牛肉や豚肉以外に、合い挽き肉が並んでいるものです。合い挽き肉は、どの種類が含まれているものなのでしょうか。ここでは合い挽き肉とは何かについて、ミンチとの違いも交えて説明します。

合い挽き肉は種類が違う食肉を混ぜて挽いたもの

公益財団法人日本食肉消費総合センターの用語集では、合い挽き肉を以下のように定義しています。

種類の違う食肉を混ぜてひいた肉のこと。各種の肉の持っている栄養学的特徴や、風味、肉質などが、混ぜ合わせることで補い合う。

しかし店頭では合い挽き肉と表記されることはありません。これは食肉の種類や混ぜている割合が、合い挽き肉の表記ではわかりにくいからです。「食肉の表示に関する公正競争規約」に則り、混合されている割合が多い順番に表記しています。合い挽き肉は必ずしも牛肉と豚肉である必要はないものの、食肉の種類がわかる表記にするよう義務付けられています。

合い挽き肉はミンチの一種

料理のレシピの中で挽き肉をミンチと表記することがあります、合い挽き肉はこの一種です。ミンチ英単語であるminceから生まれた和製英語で牛肉や豚肉、鶏肉など食肉の種類を問わず挽き肉をあらわす言葉です。料理によってどの種類の肉のミンチが適しているかが異なるので、レシピをチェックしましょう。

(*ひき肉やミンチについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ひき肉とは?ミンチと違いある?種類や自宅での作り方・レシピも紹介!

合い挽き肉を料理に使うメリットとは?

牛肉や豚肉の挽き肉ではなく合い挽き肉を使うレシピは、案外多いです。それは1つの食肉で作る挽き肉より、合い挽き肉の方が良いからという理由が考えられます。ここでは、合い挽き肉を使うメリットを紹介します。

①高価な牛肉を安価な豚肉でかさ増しできる

合い挽き肉は本来、高価な牛肉を安価な豚肉でかさ増しするために生まれました。当初は牛肉100%を使用がベストではあるものの、それでは値段が上がり過ぎるために考案されました。豚肉を混ぜた合い挽き肉は、牛肉の挽き肉より安いため活用する人が多く、現在に至ります。

②油の融点の関係で冷えても美味しくなる

牛肉と豚肉は脂の融点が異なるので、冷えても美味しくなるメリットがあります。豚肉は人肌で脂が溶けるため、合い挽き肉で作ったハンバーグは冷めても食べる時に口腔内で脂の味が感じられ美味しくなります。牛肉の脂の融点の方が豚肉より高いことを逆手にとった、良いアイデアです。

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