ひめあやかの特徴は？どんなさつまいもの品種？通販や食べ方・レシピのおすすめなど紹介！
さつまいもの品種「ひめあやか」を知っていますか？今回は、「ひめあやか」の〈味わい・糖度・カロリー〉など特徴や、旬の時期・産地なども紹介します。〈焼き芋〉など「ひめあやか」の食べ方・レシピや取り寄せ通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ひめあやかの特徴は？どんなさつまいもの品種？
ひめあやかは国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究所機構が育成した、さつまいもの品種となります。いもがやや小さく食味が優れている九州127号を母に、つる割病と立枯病に強く食味が優れる関系91を父として交配組合せをして育成されました。
大きさが小さく、加熱したときの肉色の彩りが鮮やかであることがひめあやかの名前の由来です。ひめあやかは小さいサイズですが筋が気にならず、味もしっかりしていて甘みのある美味しい品種で、肉質はやや粘質で加熱調理するときれいな黄色となります。
ひめあやかの味わい・食感
ひめあやかは、肉質がやや粘質でしっとりとした食感が感じられます。冷めても美味しく、バランスがとれた飽きのこない味わいになっているのが魅力です。一般的なさつまいもは小さいと筋が気になりますが、ひめあやかは小さい割には筋が少なく食べやすくなっています。
実際にひめあやかの焼き芋を食べた人の感想では、しっとり・ねっとりしていて濃厚な甘みがあり美味しいという声が多いです。
Twitterの口コミ
帯広 おいもさん
大学芋とか焼き芋シェイクもあり、日によって芋の品種が変わるようでこの日は ひめあやか
ねっとり濃厚でかなり旨かったわ
Twitterの口コミ
本日の芋活。
「ひめあやか」
安納芋のようなとろっとした感じではなく、紅はるかのようにしっかりとしたお芋。
でも、ちゃんと甘い。
ホクホクして美味しかった。
ひめあやかの糖度
ここでは、ひめあやかの糖度を他のさつまいもと比較します。
・安納芋…約20度
・紅はるか…約30度
・紅あずま…約14度
・シルクスイート…約8.8度
さつまいもの糖度は品種によって大きく異なりますが、ひめあやかの糖度の正確な数値は不明でした。しかし、ひめあやかは糖度の高い紅はるかと同じくらいの糖度であると予測される甘みが強いさつまいもです。
ひめあやかのカロリー
| 1本(100g)あたり | カロリー | 糖質 |
| さつまいも | 132kcal | 29.2g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）
ひめあやかのカロリーや糖質量に関するデータは示されていないため、上記は標準的なさつまいものデータとなっています。一般的なさつまいもは1本200g程度ですが、ひめあやかはサイズが小さいので一般的なさつまいもの半分程度のカロリーであることが予測されます。
ただし、ひめあやかは甘みが強い品種であることから一般的なさつまいもに比べるとカロリーや糖質量が多い可能性があるでしょう。
（＊さつまいもの種類について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。）
ひめあやかの旬の時期・産地は？
ひめあやかの旬の時期はいつで、産地はどこなのでしょうか。ひめあやかの旬を把握して、最も美味しい旬の時期にはぜひひめあやかを食べてみて下さい。
ひめあやかの産地
ひめあやかは、さつまいもの栽培に適した環境があればどの地域でも栽培可能なので、全国各地で栽培されています。産地は鹿児島などの西日本が中心ですが、現時点では知名度が高くないため栽培量は少なく、生産者から近年注目されている品種です。今後、茨城県や埼玉県など関東を中心に栽培量が増えてくると言われています。
ひめあやかの旬の時期は12月〜2月ごろ
ひめあやかは10月中旬に収穫されますが、収穫後は水分量が多く甘みが少ないことから、収穫後に2～3ヵ月程度貯蔵してから市場に出回ります。ひめあやかを始めとするさつまいもの多くは、貯蔵することにより、でんぷんが糖質に変わり甘さが高まるのです。そのため、美味しさのピークである旬の時期は12月〜2月ごろになっています。