アメリカ芋の特徴は?どんなさつまいもの品種?食べ方・レシピのおすすめなど紹介!
さつまいもの品種「アメリカ芋」を知っていますか?今回は、「アメリカ芋」の〈味わい・糖度・カロリー〉など特徴や、旬の時期・産地なども紹介します。〈焼き芋〉など「アメリカ芋」の食べ方・レシピや取り寄せ通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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アメリカ芋の特徴は?どんなさつまいもの品種?
さつまいもの品種の中にはアメリカ芋と呼ばれるものがあり、他のさつまいもとは少し違う味わいや食感の芋として知られています。アメリカ芋を知らない人は、ここから紹介するアメリカ芋の情報を参考にして食べてみるのも良いでしょう。
アメリカ芋は新島で栽培されている品種
アメリカ芋はスーパーなどでよく見かけるさつまいもと違い、非常に限られた産地でしか栽培されていない品種です。アメリカ芋の主な産地は、以下の3つが有名です。
・新島
・式根島
・新居大島
細長いじゃがいものような見た目のアメリカ芋は、東京都から約160kmも南の場所に位置する伊豆諸島を構成する島である、新島と式根島で盛んに栽培されています。実は、アメリカ芋は新島と式根島の島民が自分たちで食べるために栽培しているため、ほとんど市場には出回らない品種です。
名前の由来はアメリカから伝わったためとされており、新島と式根島では古くからアメリカ芋と呼ばれています。愛媛県の新居大島やそのほかの産地でも栽培されていますが、アメリカ芋ではなく七福や白いもと呼ばれています。
アメリカ芋の味わい・食感
アメリカ芋は収穫後に貯蔵することで味や食感が変化します。収穫直後のアメリカ芋はさつまいもにしては甘みが弱く、食感もパサパサです。一方で収穫後に1カ月ほど貯蔵したアメリカ芋は、糖度が増すので甘みも強く感じられる上に、しっとりとした食感に変わります。一般的に市場に出るアメリカ芋は貯蔵されたものが多く、購入してすぐに調理して食べられます。
Twitterの口コミ
あめりか芋!いびつなジャガイモみたいな見た目とは裏腹に超しっとりしてて甘くて美味しかった🤤
惚れた
#品川やきいもテラス
Twitterの口コミ
これ芋じゃ無い、栗だ!新島産あめりか芋をじっくりダッチオーブンで焼いた。蜜芋だけあってしっとりと仕上がったけど甘さはそこまで強く無い。特徴的なのは舌触りでまるで栗🌰。モンブランを食べてるような不思議な感覚。
アメリカ芋の糖度
アメリカ芋の糖度は高く、貯蔵することでさらに糖度が増すので蜜芋と呼ばれるタイプに属するさつまいもです。他のさつまいもと比べると、糖度には以下のような違いがあります。
・アメリカ芋 15度
・安納芋 20度
・紅あずま 14度
・鳴門金時 13度
・シルクスイート 8.8度
アメリカ芋は一般的に焼きいもとして使われる鳴門金時などに比べると、高い糖度を誇る品種です。しかし、同じく蜜芋タイプに属する安納芋と比べると、少し糖度が劣ります。アメリカ芋は安納芋などに見られる濃い甘さはないものの、優しく自然な甘さを感じたい人にはおすすめです。
アメリカ芋のカロリー
1本(200g)あたり | カロリー | 糖質 |
アメリカ芋 | 262kcal | 59.2g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
アメリカ芋のカロリーや糖質量に関してはデータがないため、上記は一般的なさつまいものデータとなっています。ただし、安納芋は200gあたりのカロリーが284kcalで糖質量が63gとされており、一般的なさつまいもより若干高めです。このことから推測すると、糖度が高めのアメリカ芋も、一般的なさつまいもよりはカロリー・糖質ともに高めであると考えられます。
(*さつまいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
アメリカ芋の旬・収穫時期は?
アメリカ芋にも一般的なさつまいもと同様に、旬や収穫時期があります。以下では、アメリカ芋の収穫時期や美味しく食べられる時期について紹介するので、アメリカ芋を美味しい時期に購入したい人は参考にしてください。