ジャンボキャベツ(札幌大球)とは?北海道の品種?食べ方や旬・味わいも紹介!
キャベツの品種「ジャンボキャベツ(札幌大球)」を知っていますか?1玉が非常に大きいのが特徴の品種です。今回は、「ジャンボキャベツ」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。「ジャンボキャベツ」の食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ジャンボキャベツ(札幌大球)の特徴は?どんな品種?
北海道札幌市には札幌大球と呼ばれる伝統野菜があり、ジャンボキャベツとして知られています。ジャンボキャベツと聞いても、どんな品種なのか思い浮かばない人も多いことでしょう。ここではジャンボキャベツとはどんな品種かについて、特徴とともに説明します。
ジャンボキャベツは1玉が非常に大きいのが特徴
ジャンボキャベツとは、1玉がとても大きいのが特徴の北海道札幌市で生産されている伝統野菜です。キャベツには大中小の3つのサイズがあり、一般的なのは縦13cmで横17cmの大きさのものです。しかしジャンボキャベツ1玉の直径は50cmにもなり、普通のキャベツの10倍の大きさとなっています。
ジャンボキャベツは冬場の保存食として食べられていた
そもそもアメリカから日本にキャベツが輸入されるようになったのは、明治初期のことです。それを機に日本でもキャベツが生産されるようになったものの、当時は普通サイズのものしかありませんでした。その後にキャベツの様々な品種を掛け合わせたことで、明治時代の終わりに札幌市でジャンボキャベツが生まれました。
ジャンボキャベツが札幌で盛んに生産されるようになったのは、冬の保存食に適していたからです。冷蔵庫のない当時は、収穫したジャンボキャベツを納屋や雪の下で貯蔵していました。1玉が大きいジャンボキャベツは表面が凍って外側が傷んでも、それを取り除けば中身を食べられます。冬場に不足しがちなビタミンを摂取する保存食として、重宝されたのです。
また当時の北海道小樽市では、ニシンが大量に水揚げされていました。昭和初期には道内各地でジャンボキャベツが生産されるようになったことで、保存食としてニシン漬けを作る際に用いられるようになったのです。
ジャンボキャベツの味わい・食感
ジャンボキャベツはその大きさを見ると、大味なのではないかと疑う人もいるかもしれません。しかし、ジャンボキャベツは大きく、葉には厚みがあるもののみずみずしさがあります。そのため生で食べても、煮ても焼いても美味しいと評判です。
Twitterの口コミ
札幌大球という品種です。
味は普通のキャベツと変わりありませんがニシン漬け用に使われるようです。
Twitterの口コミ
@pinkribbon0215
札幌大球って言うんですが馬鹿みたいにデカいです
でも甘くて美味くて実家に帰りたくなる味なんですよね
漬物とかにするんですが内地では売ってないんですね(ू´•͈ω•͈ )
ジャンボキャベツの値段・価格
普通のキャベツ1玉は1kgから1.3㎏ほどで、98円から258円程度が相場とされています。一方のジャンボキャベツは1玉7kgから10kgほどになり、生産時期が限定されていることもあって4000円前後になることも珍しくありません。時期によっては販売しているECサイトもあるようです。
(*キャベツの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ジャンボキャベツの旬・収穫時期や産地は?
出典: @hamasakanosato
珍しいジャンボキャベツを、味わってみたいと考える人もいるでしょう。どの地域で生産され収穫時期はいつなのでしょうか。ここでは、ジャンボキャベツの産地や、旬の時期について説明します。