キャベツ5種類47品種の名前一覧!栄養・効能やレシピ別のおすすめ品種も紹介!
キャベツには多くの種類・品種があると知っていますか?実は旬も違うのです。今回は、キャベツの種類5つと<嬬恋キャベツ・419・甘いキャベツ>など品種47個を紹介します。料理レシピ別に合うキャベツの種類・品種も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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キャベツとはどんな野菜?
キャベツはスーパーでも一年中目にする機会があり、炒め物やサラダなど幅広く活用できる野菜です。キャベツは年中購入できますが、どんな特徴を持つのか詳しくは知らない人も多いでしょう。以下ではキャベツの旬や主な生産地など、キャベツの特徴をまとめて紹介します。
キャベツの旬・収穫時期
キャベツは主に春キャベツと冬キャベツに分かれ、旬や収穫時期が異なります。春キャベツは10月から11月に種まきを行い、旬である4月から6月に収穫されます。一方の冬キャベツは7月に種をまき、旬の11月から3月が収穫時期です。基本的にキャベツは種まきから収穫まで130日前後かかりますが、旬の時期が異なるのでスーパーではいつでも購入できます。
また、このほかにも栽培から収穫までの期間が短い早生キャベツや、7月から10月にかけて収穫される夏秋キャベツも販売されています。
キャベツの主な生産地
国内でのキャベツの生産量は約1,430,000トンにも上り、国内自給率が97%でそのほとんどが国産です。国内における生産量のランキングは以下の通りです。
1位:群馬県
2位:愛知県
3位:千葉県
4位:茨城県
5位:鹿児島県
1位の群馬県では全国生産量の約19%ものキャベツが栽培されており、全国有数のキャベツ産地です。また、2位についている愛知県も17%と、1位の群馬県に負けずとも劣らない数値を誇っています。キャベツ生産量上位5県の生産量を合計すると、実に国内の6割程度のキャベツが5県だけで作られているのです。
なお、群馬県では7月から10月にかけて収穫を行う夏秋キャベツの生産率が約51%にも上り、ブランド品種も多く生産されています。群馬県のキャベツ生産地は標高が高く、涼しい地域なのでキャベツの甘さが凝縮されて生食でもおすすめです。
キャベツ5種類・47品種の名前一覧
キャベツには春キャベツと冬キャベツに加え、さらに3つの種類があります。さらに、5種類のキャベツは産地や収穫時期の違いから、さらに47品種に分けられます。以下では、5種類47品種のキャベツを一覧で紹介するので、購入の際に参考にしてください。
①寒玉キャベツ(冬キャベツ):20品種(11月~3月)
寒玉キャベツはキャベツの中でも中身の詰まったずっしりとした重みが特徴で、以下の20品種に分かれます。
・冬キャベツ
・高原キャベツ
・夢舞妓
・彩里キャベツ
・おきなキャベツ
・初秋キャベツ
・あさしおキャベツ
・彩風キャベツ
・彩ひかり
・夢ごろもキャベツ
・夢舞台キャベツ
・初夏のかおり
・YR天空
・YR春空
・藍天
・新藍
・冬藍
・凉峰
・嬬恋高原キャベツ
・419
寒玉キャベツは全体的に平たく、かたい葉が何層にも隙間なく重なっているのが特徴の種類です。寒玉キャベツは葉のかたさから煮崩れしにくく、スープやロールキャベツなどの具材として使うのが一般的です。寒玉キャベツの中でも一般的な冬キャベツは通年スーパーで販売されていますが、特に1月から3月は甘みが増して美味しく感じられます。
寒玉キャベツは冬場が旬の冬キャベツ以外にも、群馬県の嬬恋村で栽培されている嬬恋高原キャベツや凉峰のような夏から秋にかけて収穫されるキャベツもあります。それぞれ収穫時期は異なりますが、群馬や愛知、長野などの高原地域で生産されており、同じ寒玉キャベツに属しているのです。
②春キャベツ:8品種(4月〜6月)
温暖な地域で栽培されることの多い春キャベツには以下の品種があり、新キャベツなどの名称でも呼ばれています。
・春キャベツ
・春波キャベツ
・金瑛キャベツ
・味春キャベツ
・北ひかりキャベツ
・湖水キャベツ
・緑春キャベツ
・湖畔キャベツ
春ごろに旬を迎える春キャベツは寒玉キャベツに比べ、柔らかい葉がゆるく重なっているのが特徴です。生で食べても甘い味わいで、シャキシャキとした食感なのでサラダなどに適しています。主な産地は温暖な地域が多く、千葉県の銚子地域や神奈川の三浦地域などが有名な産地です。
スーパーで販売されている春キャベツの旬は4月から6月が一般的ですが、湖水キャベツは1月から3月が旬で、他の春キャベツの旬とは少しずれた品種です。