ルタバガとは?味わいや栄養価・効能は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ルタバガはどんな野菜か知っていますか?日本ではあまり聞きなれない名前の野菜ですが、今回は、ルタバガの〈味わい・栄養価・効能〉など特徴や、栽培方法についても紹介します。ルタバガの活用レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ルタバガとは?どんな野菜?
「ルタバガ」は日本ではそれほど聞きなれない野菜ですが、実はとても味わい深い野菜の一つでもあります。ここからはルタバガの味わいはどのようなものか、どのような調理が合うのかなど、レシピも紹介するので参考にしてみてください。
ルタバガはスウェーデン原産のカブ
ルタバガは、北欧のスウェーデン原産のカブです。日本のカブに近いような形に見えますが、種類として菜の花などの野菜の仲間と言われています。日本ではあまり聞きなれない名前のように思えますが、明治初年に北日本に伝わった野菜で、和名でスウェーデンカブと言う日本には昔からある野菜のひとつです。
ルタバガの味わい・食感
ルタバガは、日本原産のかぶとは違い加熱するとほくほくとした味わいが特徴です。日本の食材で例えると、見た目とは裏腹にイモ類のような食感ですが、同じアブラナ科に属しているキャベツと似たような香りがあります。
Twitterの口コミ
最強の保存野菜って何かご存知ですか?
その名は #ルタバガ
西洋カブとも呼ばれます
かつては他の食料がつきた後に食べるものとされていたほど高い保存性が特徴
いざというときのために、
一家に1ルタバガいかがですか?😁
#次女に掴まったルタバガ
#本日の旨かわいい
Twitterの口コミ
10月になり三田市も朝晩冷え込んできました。 現在人気商品のルタバガは今が播き時期です! 当社で作ったルタバガレシピをご紹介します。ルタバカは西洋蕪の一種でほとんど煮崩れもなく調理もしやすいです。#ルタバガ #チャイブ #スキレット #三田市 https://t.co/2vbYuclgfl https://t.co/e7gDAk0LSA
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
ルタバガはアブラナ科アブラナ属に属する野菜で、主に食用となる根の部分は皮が厚く肉質は固めなので煮崩れ連れしづらい根菜です。
ルタバガの栄養価・効能は?
ルタバガは、冬に旬を迎える野菜のため寒い時期を乗り越えるための栄養を含んでいます。緑が鮮やかな葉の部分・ぎっしりと身の詰まった根の部分を持ち合わせているルタバガはどのような栄養素があるのか、その効果や効能にも触れながら見ていきましょう。
①ビタミンC
ルタバガに多く含まれる栄養としてビタミンCがあり、100g中に25mg含まれています。ビタミンCは女性にはうれしい美白やしわ改善に役立つ栄養素としても知られている、抗酸化作用を持つビタミンです。ビタミンCは感染症予防にも役立つといわれていることから、冬に旬を迎えるルタバガは美容にも冬場の風邪予防にも有効な野菜といえます。(※1)
②食物繊維
ルタバガの根の部分には、腸内環境の改善効果がある食物繊維が豊富に含まれています。含有量は100g中に2.3gで、キャベツを上回る程です。食物繊維の効能として便秘予防効果がありますが、それ以外に肌荒れにも効果があり、また腸内環境をよくすることで精神安定にもつながるといわれています。(※2)
③カリウム
最後にルタバガに豊富に含まれる栄養素としてカリウムがあげられます。カリウムは100g中に305mg含まれ、りんごの約3倍、バナナにも及ぶ量です。カリウムは特にむくみ予防効果があることが有名です。寒くなってくると鍋など塩分の多い献立が多くなりがちですが、ルタバガには塩分でむくんでしまった体をすっきりさせる効能も期待できます。(※3)
(※)含有量は米国農務省USDAのデータベースを参照しています