エビの腹わたは取る?取らない?背わたとの違いや取り方も動画で解説!
エビの腹わたは取っていますか?お腹側にある背わたみたいで取る必要がありそうですが、基本取らないで問題ないです。今回は、エビの腹わたの正体や取る必要がない理由のほか、取る場合の取り方も紹介します。背わたすら取る必要がないエビが増えている理由も紹介するので参考にしてみてくださいね。
( 2ページ目 )
(このページにはPRリンクが含まれています)
目次
エビの背わたは必ず取らなければいけませんが、殻を剥いた状態で売られている剥きエビには背わたがないものもあります。店頭で販売されている剥きエビに背わたがないのはなぜなのでしょうか。
最近のエビに背わたがない理由
近年販売されている天然の剥きエビのほとんどが、加工される段階で背中を切ってピン抜きと呼ばれる工具で背わたを除去してから出荷されています。これは、顧客のエビの下ごしらえの手間を省くためです。
一方で養殖エビの背わたは黒くないため、取り除かれずに出荷されることが多いです。養殖エビは漁獲の1週間前からエサを食べさせられておらず、背わたの内部は消化したエサが残っていない空の状態になっています。このような理由から、養殖エビの背わたは黒くないので取り除かなくても目立たないうえに、臭みや砂交じりの心配もないと言われています。
エビの腹わたを取る・取らないは自由
消化管の腸管である背わたを残したままエビを調理すると臭みなどの原因になりますが、腹わたは取り除かなくても料理の味に影響を及ぼすことはありません。エビの腹わたを取るか取らないかは自由ですが、腹わたが残ったエビの見栄えが気になる人はエビの腹わたを取ってから調理しましょう。