パープルスティックはどんな人参?栄養価など特徴は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
人参の品種「パープルスティック」を知っていますか?紫色で細長い形が特徴の品種です。今回は、「パープルスティック」の〈味わい・食感・見た目・栄養価〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。パープルスティック」の食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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パープルスティックの特徴は?どんな品種?
日本ではまだあまり見かけることのないパープルスティックという人参ですが、一体どんな品種なのでしょうか。ここではパープルスティックの特徴や味・栄養価について紹介します。
パープルスティックは紫色で細長い形が特徴
パープルスティックは、外側の濃い紫色と細長い形が特徴的な人参で、茹でると茹で汁まで紫色になります。紫色の人参には、パープルスティックの他にも以下のような種類があります。
・ダークパープル
・パープルスイート
・パープルターゲット
パープルスティックは主にオーストラリアで栽培されている品種です。外側は濃い紫色、内側は通常の人参と同じようにオレンジ色になっていますが、同じ紫色の人参でも品種によって内側の色が違います。パープルスティックが内側はオレンジ色なのに対し、ダークパープルは内側までしっかり紫色のため、料理によって使い分けもできるでしょう。
パープルスティックの味わい・食感・糖度
パープルスティック最大の特徴は、その甘さと言っても過言はないでしょう。糖度は約12度もあり、一般的な人参のおよそ2倍と非常に高く、りんごなどの果物と同じくらい甘い野菜です。食感は形が細長いこともあり通常の人参と比べて少し硬めで、コリコリとした食感がクセになります。
Twitterの口コミ
パープルスティックっていう紫にんじん、自然の甘さなのにめっちゃ甘いし、アントシアニン沢山含まれてて体にもよいらしくて、いたく感動している。
また食べたいな、パープルスティック。
パープルスティックの栄養価・効能
パープルスティックに含まれる栄養素は、以下の通りです。
・βカロテン
・アントシアニン
・ビタミンC
βカロテンは普通の人参やかぼちゃなどの緑黄色野菜にも含まれており、抗酸化作用があります。アントシアニンは通常の人参には含まれておらず、パープルスティックをはじめとした紫人参の品種特有の栄養価です。アントシアニンはポリフェノールの一種で、眼精疲労の予防やがん・動脈硬化の予防に効果があります。
さらにパープルスティックはビタミンCの含有量も多く、コラーゲンの生成をサポートするほか、シミの原因になるメラニンの生成を抑制するため美肌などの効果が期待できます。ビタミンCは加熱すると減ってしまうので、サラダなど生食がおすすめです。
(*人参の種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
パープルスティックの旬・収穫時期や産地は?
スーパーではまだ頻繁に見かけることのないパープルスティックですが、日本での栽培はされているのでしょうか。ここではパープルスティックの旬や収穫時期・産地について紹介します。
パープルスティックの主産地はオーストラリア
パープルスティックの主な産地は、オーストラリアです。オーストラリアは野菜の栽培が盛んで、パープルスティック以外にも珍しい野菜の品種を多く栽培しています。日本でも栽培はされていますが、まだ栽培数は多くなく、スーパーに並ぶことはほとんどないのが実情です。ただし、通販などであれば栽培者から直に購入することができます。
パープルスティックの旬・収穫時期は10月〜12月ごろ
パープルスティックの旬・収穫時期は10月~12月頃になります。これは一般的な人参と同じですが、通常の人参は春先にも収穫量が増える一方でパープルスティックは春先の収穫はありません。もともと収穫量が少ないうえ、2ヶ月ほどしか収穫時期もないため、流通量は少ないです。
パープルスティックの美味しい食べ方・料理レシピを紹介!
鮮やかな紫色と強い甘味が特徴のパープルスティックですが、もし手に入れた場合はどんな食べ方をすればよいのでしょうか。ここではパープルスティックの美味しい食べ方・レシピを紹介します。