人参3種類・全41品種の名前一覧！甘い・小さいなど特徴を比較して紹介！

人参は、大きく以下の2種類に分けられます。

・東洋種
・西洋種

東洋種の人参は、色鮮やかなものが多く細長いのが特徴です。日本には東洋種の人参が先に渡ってきましたが栽培しにくいこともあり、後に西洋種の人参が主流になったと言われています。現在、スーパーで売られている一般的な人参は五寸人参という西洋種の人参です。西洋種の人参には、βカロテンが豊富に含まれているものが多く美容や健康にも効果があります。

・色：濃紅色
・味わい：人参特有の臭みがなく、強い甘み
・大きさ：約30cm
・旬と産地：11月〜3月（京都府・大阪府・香川県産）

金時人参は京都府・大阪府・香川県で主に栽培されており、一般的な人参に比べて細長く赤いのが特徴です。この赤さは赤い色素であるリコピンやβカロテンによるものです。金時人参は煮崩れしにくく、お正月料理や京料理に使われます。

・色：黄色
・味わい：柔らかく、強い甘み
・大きさ：約30～約40cm
・旬と産地：12月〜2月（中国産）

金美人参は、中国で栽培されている人参で沖縄の島人参を品種改良して作られた人参です。色鮮やかな黄色をしており、皮まで食べることができます。金美人参は、柔らかいため煮崩れしやすいので注意が必要です。

・色：黄色
・味わい：強い甘み
・大きさ：約20～約25cm
・旬と産地：2月上旬（イタリア産）

ゴールドラビットは、イタリアで収穫され一般的な人参と比べると高い値段で販売されている高級な人参です。黄金色に近い黄色をしており、中心部は白色をしています。旬の時期は2月上旬のみととても短く、甘みを活かした料理に使われます。