油揚げの原料は?何を揚げたもの?卵は入ってるかや歴史・作り方なども紹介!
油揚げの原料は何か知っていますか?何を揚げたものなのでしょうか?今回は、油揚げの正体に加え、原材料表示や<大豆・卵>などアレルギー物質が含まれているのかを紹介します。油揚げの歴史や作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
実は厚揚げも豆腐を原料に製造されているのですが、見た目も食感も味わいも大きく異なります。油揚げと厚揚げは、その製造方法や食べ方などに以下のような違いがあります。
【油揚げ】
・水切りした豆腐を薄く伸ばしてから揚げる
・中まで十分火が通っている
・切ると袋状になる
・煮物や汁物、焼き物など様々な料理に使われている
【厚揚げ】
・水切りした豆腐をそのまま揚げる
・揚がっているのは表面だけ
・中まで火を通していないので豆腐の味が残る
・焼いたり煮たりして薬味とともに食べることが多い
豆腐を原料に製造されている点は共通していても、油揚げは独自の味わいになるものの、厚揚げは豆腐の味が残ったままのところが大きく違います。そのため用いられる料理や食べ方にも、自ずと違いが生まれるのです。
油揚げの作り方は?
油揚げはスーパーなどで購入するものだと考えている人が多いかもしれませんが、実は意外と簡単に自宅で手作りできます。ここでは、自宅で簡単にできる油揚げの作り方を紹介します。
油揚げの材料
・豆腐 1丁
・サラダ油 適量
油揚げの作り方・手順
油揚げの作り方は、以下の通りです。
①豆腐を5mmほどの厚さに切って水気を取る
②①をザルなどの上にのせて2~3時間ほど置き、水分を飛ばす
③サラダ油を160度に熱し、蓋をして②を揚げる
④5分ほど経ったら裏返し、蓋をしてさらに揚げる
⑤5分ほど揚げたら出来上がり
できた油揚げはバットなどに置き、油を切ってから使うのが基本です。5mmだと薄いと感じる場合は、豆腐の厚さを厚くして揚げるとよいでしょう。その場合は揚げ時間を長めにするのがポイントです。
油揚げのレシピを紹介!
油揚げはそのまま煮たり焼いたりしても、食材を詰めるなどひと手間加えても美味しく食べられます。ここでは油揚げの美味しさを楽しめるメニューを3つ紹介するのでぜひ作ってみてください。
①きつねうどん
油揚げを醤油とみりんと顆粒だしを合わせたもので煮ておき、温かいうどんにのせて食べるレシピです。好みで長ネギや天かすを加えてアレンジしましょう。
②なすと油揚げの煮びたし
煮物にしても美味しい油揚げを、なすと一緒に揚げずに仕上げる煮びたしのレシピです。ごま油であらかじめなすを焼いておき、調味料や生姜とともに油揚げを加えて煮ることで短時間でも美味しく仕上がります。