鶏のキンカンとはどこの部位?卵とは違う?味・栄養価や食べ方のおすすめも紹介!
鶏の「キンカン」という部位を知っていますか?今回は、鶏のキンカンとはどこの部位なのかに加え、味わいやカロリーなど栄養価など特徴を紹介します。<塩焼き・醤油漬け・鍋>など食べ方やレシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
鶏のキンカンの美味しい食べ方には、次のようなものがあります。
・串焼き
・塩焼き
・醤油漬け
・鍋
・甘辛煮
キンカンの鍋は、鶏肉をベースにして作ったり様々な種類の野菜を加えて作ったりすることで、アレンジしやすい料理です。キンカンとひもと呼ばれる部位を使った串焼きはチョウチンと呼ばれ、焼鳥屋で人気のメニューです。ひもとはキンカンが通ってくる輸卵管や卵巣部分のことを指し、ひももキンカンと同様の希少な部位だと言われています。
また、甘辛煮は砂糖や醤油で味付けして煮るだけで簡単に作れるため、家庭でよく作られます。酒や生姜を入れると臭みを取ることができるため、キンカンの独特な味が気になる人も美味しく食べられるでしょう。串焼きのように、ひもと一緒に煮て食べるのもおすすめです。
塩焼きは、塩のみで味付けすることでキンカン本来の旨みを感じることができます。キンカンの醤油漬けは、漬けておく時間や下処理の手間はかかるものの、その分より濃厚な味わいが楽しめる一品です。
鶏のキンカンのレシピのおすすめを紹介!
鶏のキンカンはどのように調理すると美味しく食べられるのでしょうか。ここからは、鶏のキンカンを使ったおすすめのレシピを紹介します。より美味しく作るポイントも紹介するので、参考にして作ってみてください。
①鶏もも肉と鶏のキンカンの甘辛煮
キンカンと鶏のモモ肉を煮込んで醤油や砂糖で味付けして作る、甘辛煮のレシピです。キンカンの薄皮を剥いておくと、クセのある風味が和らいで食べやすくなります。一般的な卵を加えて煮込むと、キンカンとの味や食感の違いを楽しむことができます。
②鶏のキンカンのごま豆乳鍋
キンカンは鶏のささみ肉や豚肉とも相性がよいため、一緒に鍋の具材として使うのもおすすめです。豆乳とごまを加えたスープで具材を煮込むことで、さっぱりとした味わいになります。キンカンのオレンジ色とネギの緑色で見た目が華やかなため、目でも楽しめる逸品です。
③鶏のキンカンの漬け焼き
漬け焼きは調味料に1日以上漬けて味付けした後に、焼くだけで簡単に作れる料理です。半生の状態で焼き上げると半熟卵のような食感に仕上がり、より美味しくいただけます。好みで、おろしニンニクを多めに使用するのもおすすめです。
鶏のキンカンを買って食べてみよう
鶏のキンカンは卵が形になる前の黄身の部分で、産卵の役割を終えた成熟した雌鶏の卵巣や卵管のみからしか採れない希少な部位です。そのため、キンカンは一般的なスーパーで目にすることはあまりありません。しかし、業務スーパーや一部の通販サイトではキンカンが販売されているため、購入して食べてみましょう。