新じゃがの旬の時期・季節はいつからいつまで?北海道は遅いって本当?
新じゃがの旬の季節・収穫時期を知っていますか?いつからいつまででしょうか?今回は、新じゃがの旬の季節・収穫時期や<長崎>など主産地に加え、美味しい新じゃがの見分け方を紹介します。新じゃがの保存方法やレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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新じゃがの旬の季節・収穫時期は?いつからいつまで?
じゃがいもは比較的1年間通して手に入りやすい野菜ですが、新じゃがの旬の時期・収穫時期はいつからいつなのでしょうか。ここでは、新じゃがの旬や収穫時期がいつ頃なのかについて、詳しく説明します。
新じゃがの旬の季節・収穫時期は3月から7月頃まで
新じゃがの旬の季節や収穫時期は3月から7月頃までですが、暖かい地方の九州では3月頃から収穫できる一方、北海道では時期がずれて7月頃に収穫するなど産地によって異なります。植え付けや収穫の時期のずれがあるため、春から初夏の季節まで各地の旬の新じゃがを楽しむことができるのです。
また、新じゃがは収穫後に貯蔵しないですぐ出荷されるという特徴があります。普通のじゃがいもはでんぷん質なため加熱すると柔らかい食感になりますが、新じゃがは水気のある食感です。
新じゃがの主産地など特徴は?
新じゃがは普通のじゃがいもと違って通年で出回っていませんが、どこで生産されているのでしょうか。ここからは、新じゃがの主産地のほかに特徴について詳しく説明します。
新じゃがの主産地は北海道ではなく長崎など九州
じゃがいもの産地といえば北海道を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、新じゃがの主産地は九州の長崎県や鹿児島県です。じゃがいもの総生産量1位は北海道で全体の約8割生産していますが、次いで長崎県となり全体の約1割生産されています。
特徴①新じゃがは普通のじゃがいもより栄養が豊富
新じゃがの特徴の1つ目は、普通のじゃがいもより栄養が豊富ということであり、特に美容や疲労回復にいいとされるビタミンCが普通のじゃがいもの約4倍多く含まれています。ビタミンCは熱に弱い栄養素ですが、じゃがいもにはでんぷんが多く含まれているのでビタミンCはでんぷんに守られ熱に強くなり、効率よくビタミンCがとれるでしょう。
そのほかにも、野菜は皮の近くのほうが栄養価も高いと言われているため、皮のまま新じゃがを食べればさらに栄養を摂取しやすくなります。
特徴②新じゃがは水分が多いため腐りやすい
新じゃがの特徴の2つ目は、水分が多いため腐りやすいということです。新じゃがの正しい保存方法は以下の通りなので、新じゃがをおいしく食べるために参考にしてください。
・日光に当てない
・冷蔵庫では保存しない
・新聞紙で包んで常温で保存する
日当たりのいい場所で新じゃがを保存すると、皮が変色して、芽が出てくるスピードが速くなる恐れがあります。発芽するとソラニンという有害物質が生成され、食べてしまうと吐き気や頭痛、めまい等の症状が現れるので、取り除いて調理してください。
また、冷蔵庫内で保存するのはおすすめできません。冷蔵庫で保存するとじゃがいものでんぷんの一部が糖に変わり、そのまま揚げ物のような高温調理をすると、アクリルアミドという発がん性がある化学物質ができる可能性もあります。
新聞紙などに包んで通気性をよくしたり、冷暗所で常温のまま保存した状態で、できるだけ1~2週間程度で食べきるようにしましょう。
美味しい新じゃがの見分け方は?
旬の新じゃがをおいしく食べるために、おいしい新じゃがを見分ける方法はあるのでしょうか。ここからは、おいしい新じゃがの見分け方について解説します。
①手に持つとずっしり重い
新じゃがは茎や葉はまだ青い状態で収穫したじゃがいもなので、未熟なじゃがいもと言い換えることもできます。そのため新じゃがは普通のじゃがいもより水分が多いため、身が詰まっていて重みがありますが、これがおいしい新じゃがの特徴といえます。
スーパーで購入する新じゃがは収穫してから少し日は経過していますが、バラ売りしている場合、じゃがいもを持ち比べてみてずっしり重いものを選んで下さい。