マクワウリの美味しい食べ方・レシピ7選!食べ頃やメロンとの違いを紹介!
マクワウリを知っていますか?メロンに似ていますが違いはあるのでしょうか?今回は、マクワウリの〈味わい・旬の時期・産地〉など特徴や美味しい食べ頃の見分け方を紹介します。マクワウリの食べ方や〈料理・スイーツ〉別の人気レシピ7選も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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マクワウリとは?メロンと似てる?違いは?
マクワウリは漢字で「真桑瓜」と書き、ウリ科キュウリ属の植物です。かつては食卓によく並ぶ食材でしたが、近年は生産量が減ってしまったことで、スーパーなどでもあまり見かけなくなってしまいました。そんなマクワウリについて、詳しく紹介します。
マクワウリはメロンの仲間の野菜
マクワウリはウリ科の植物なので野菜のように感じますが、実はメロンの仲間です。マクワウリの外見は黄色く細長いものや、丸くてスイカのような縞の入っているものもありますが、切ると中はメロンにそっくりでメロンの仲間だと納得できます。
メロンもマクワウリも果樹ではないので野菜の一種になりますが、果物のように食べられることが多いので、マクワウリもメロンも「果実的野菜」と言われます。また、マクワウリは古くから日本で食べられてきた物で、縄文時代の初期には既に食用とされていたそうです。
マクワウリの味わいは?甘い?
マクワウリはメロンに味も食感も似ており、熟したものはほんのりと甘く、未熟なものには甘みはありません。しかし熟したものでもメロンほどは甘くならず、ほのかな甘みでさっぱりしています。暑い時期にぴったりで、喉の渇きを潤してくれるような味です。食感はメロンに似て柔らかくてジューシーなものから、サクっとした食感のものまであります。
水晶さん
@kokutenkyou
冷蔵庫に入れてたのはベストな熟し具合だった!マクワウリ、匂いも味も完全にメロン。甘みが強い中心部は種が多いけど、甘さ控えめな皮の近くはシャリシャリて洋ナシみたいな味わいで美味い。
マクワウリの旬の時期と産地は?
マクワウリを交配して作られた安価なプリンスメロンなどの流通のため、マクワウリの生産量は激減しましたが、現在少ないながらも栽培されています。その旬の時期や有名な産地、発祥の地域などを紹介します。
マクワウリの旬の時期
マクワウリの旬は夏の時期で、6月頃から出始め7月頃とお盆の頃の2回、出荷のピークを迎えます。マクワウリの中でも皮が黄色いものは鮮やかできれいなため、お盆のお供え物として昔からよく使われてきました。
マクワウリの発祥と日本の名産地
マクワウリの発祥の地はインドで、東に伝わったものがウリ、西に伝わったものがメロンと呼ばれています。日本には2000年以上前に、中国や朝鮮半島からウリとして伝わりました。日本では美濃国でよく栽培され、中でも名産地といわれたのが現在の岐阜県本巣市です。かつては真桑村と呼ばれ、そこからマクワウリと名付けられました。
現在でもマクワウリは岐阜県でよく栽培され、岐阜県の伝統野菜の一つになっています。そのほかにも愛知県や滋賀県でも栽培されています。
マクワウリの食べ方は?食べ頃はいつ?
現在マクワウリは栽培数が少ないことから、あまり出回らない果実的野菜で、食べたことがない人も多いかもしれません。そこで、マクワウリの食べ方や、食べ頃の見分け方を紹介します。
マクワウリの食べ方はサラダ〜デザートまで様々
マクワウリは一般的に、メロンのように生でそのまま食べることが多いです。料理にアレンジするなら甘みが少ないのでサラダにしたり、甘みを加えてジュースやデザートにすることもあります。また浅漬けのようなお漬物にしたり、加熱して煮物にすることもあります。
(※後の見出しで食べ方・レシピ例を紹介しています。)