ぜんまいの食べ方|アク抜きなど下処理の仕方を生・乾燥・水煮別に紹介!
ぜんまいの下処理・下ごしらえの仕方を知っていますか?アク抜きせずにそのまま食べてもいいのでしょうか?今回は、〈アク抜き・戻し方〉など、ぜんまいの下処理・下ごしらえの仕方を〈生・乾燥・水煮〉別に食べ方とともに紹介します。ぜんまいを使った人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ぜんまいにはアク抜き不要のものとそうでないものがあります。アク抜きが不要なぜんまいの戻し方は以下の通りです。
1.水をたっぷり入れたボウルに乾燥ぜんまいを入れ、2時間程度浸す
2.鍋でお湯を沸かす
3.沸騰したお湯に戻したぜんまいを入れて1分程度茹でる
4.冷水でしめたら完成
アク抜き不要の乾燥ぜんまいは、数時間水に浸した後軽く火を通すだけで調理に使用することができます。ただし、茹ですぎると歯応えや食感が損なわれるので風味が落ちてしまいます。ぜんまいを茹でる際は 加熱のしすぎに注意しましょう。次に、アク抜きが必要な乾燥ぜんまいの場合は、以下の手順で処理をします。
1.沸騰させたお湯に使用する分の乾燥ぜんまいを入れる
2.沸騰したら2分程度ゆがいて火を止める
3.そのまま自然に冷まし1晩置く
4.アクの出た煮汁を捨てて、数回水で洗い流す
アク抜きされていない乾燥ぜんまいは下処理に時間を要するため、すぐに調理したい場合はアク抜き済みの乾燥ぜんまいを選ぶようにしましょう。乾燥ぜんまいは旨味が凝縮されているため、水煮と比較して食感や風味が良いことが特徴です。是非積極的に取り入れてぜんまいの風味を楽しんでみて下さい。
水煮ぜんまいの食べ方・調理のコツは?
水煮のぜんまいはあらかじめ下茹でされているため、そのまま煮物や炒め物などに使用することができます。すぐにぜんまい料理を食べたい場合は水煮がおすすめですが、加熱処理されている分アク抜き後のぜんまいよりも柔らかいことが特徴です。煮込み料理や炒め物に使用する際は、加熱時間を短めにすることがポイントです。
ぜんまいを使った人気レシピを紹介!
下処理やアク抜きに手間はかかりますが、ぜんまいの香りは春ならではの味わいです。ここではぜんまいを使った人気のレシピを3つ紹介します。是非参考にして、旬のぜんまい料理を楽しんでみて下さい。
①ぜんまいの天ぷら
煮物や炒め物で食されることが多いぜんまいですが、天ぷらにすると面倒なアク抜き不要で手軽に調理することができます。ふきのとうやタラの芽を添えて、春の山菜の盛り合わせとして楽しむのもおすすめです。
②ぜんまいとわらびの煮物
ぜんまいとわらびの煮物は、水煮を活用することで下処理不要で手軽に作ることができます。醤油を効かせた甘辛い味付けは、ごはんや味噌汁など和食との相性抜群です。春のおもてなしや、献立にもう一品欲しい時の副菜におすすめです。
③ぜんまいのナムル
ぜんまいのナムルは、コチュジャンの辛味とごま油の香りが食欲をそそる韓国風のおかずです。作り置きができるため、多めに作ってビビンバやラーメンのトッピングにアレンジするのもおすすめです。
ぜんまいの下処理の仕方・食べ方をマスターしよう
難しいと思われがちなぜんまいの下処理ですが、重曹や小麦粉を使ってアク抜きすることができます。今回の記事を参考にぜんまいの処理の仕方をマスターし、美味しいぜんまい料理を楽しんでみて下さい。