ぜんまいの食べ方|アク抜きなど下処理の仕方を生・乾燥・水煮別に紹介!

ぜんまいの下処理・下ごしらえの仕方を知っていますか?アク抜きせずにそのまま食べてもいいのでしょうか?今回は、〈アク抜き・戻し方〉など、ぜんまいの下処理・下ごしらえの仕方を〈生・乾燥・水煮〉別に食べ方とともに紹介します。ぜんまいを使った人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 山菜「ぜんまい」に下処理は必要?あく抜きしないでそのままはNG?
  2. 生ぜんまいはアク抜きが必要
  3. 乾燥ぜんまいはアク抜きが不要な場合もある
  4. 水煮ぜんまいはアク抜きせずそのまま食べてOK
  5. 生ぜんまいの食べ方|アク抜きなど下処理の仕方は?
  6. ①重曹を使ったぜんまいの下処理の方法・手順
  7. ②重曹がないときに下処理を時短する方法・手順
  8. 乾燥ぜんまいの食べ方|戻し方・下処理の仕方は?
  9. 乾燥ぜんまいのアク抜き・戻し方
  10. 水煮ぜんまいの食べ方・調理のコツは?
  11. ぜんまいを使った人気レシピを紹介!
  12. ①ぜんまいの天ぷら
  13. ②ぜんまいとわらびの煮物
  14. ③ぜんまいのナムル
  15. ぜんまいの下処理の仕方・食べ方をマスターしよう

山菜「ぜんまい」に下処理は必要?あく抜きしないでそのままはNG?

ぜんまいは春先になるとスーパーや直売所などに並び始める、季節感あふれる山菜です。春の訪れを感じさせるぜんまいですが、その下処理や食べ方に悩むことが少なくありません。ここではぜんまいを食べる際の下処理やあく抜きの方法、美味しい食べ方について詳しく紹介します。

生ぜんまいはアク抜きが必要

乾燥のものや水煮に加工されたものが多いぜんまいですが、生のぜんまいはアク抜きが必要となります。ぜんまいはアクが強く、収穫されてから時間が経つにつれて苦味が強くなります。アク抜きはやや時間がかかりますが、生のぜんまいを美味しく調理するために必ず処理を施しましょう。

乾燥ぜんまいはアク抜きが不要な場合もある

スーパーや直売所で多く見かける乾燥ぜんまいは、製品によってアク抜きが不要なものと必要なものがあります。処理前のものであればアク抜きが必要となるため、購入する際は商品のパッケージなどを確認しましょう。

水煮ぜんまいはアク抜きせずそのまま食べてOK

水煮のぜんまいはアク抜き不要で、そのまま料理に使うことができます。水煮のぜんまいはあらかじめアク抜きの処理が施されおり、水に戻したり下茹でをする必要がありません。加熱時間が短縮できるため、手軽に調理したい場合は水煮ぜんまいがおすすめです。

生ぜんまいの食べ方|アク抜きなど下処理の仕方は?

生でぜんまいを手に入れた際に困りがちなのが、あく抜きや下処理の方法です。ここでは生ぜんまいの下処理の方法や手順を2種類紹介します。手持ちの材料に合わせて、適した方法を試してみてください。

①重曹を使ったぜんまいの下処理の方法・手順

重曹を使ったぜんまいの下処理の方法は以下の通りです。

1.鍋にたっぷりのお湯を沸かす
2.沸騰したお湯に重曹とぜんまいを同時に投入してよくかき混ぜる
3.ぜんまいに重曹水をからめたらすぐに火を止める
4.鍋を火からおろし、落とし蓋をして完全に冷めるまで置く
5.水が茶色くなったら捨てて新しい水に取り替える
6.1日程度さらす
7.再度水を取り替えて水にさらし、水が濁らなくなったら完成


茹ですぎたり加熱しすぎると柔らかくなりすぎ、食感が損なわれてしまいます。ぜんまいと重曹を投入した後は沸騰させないよう注意してください。水を取り替える際は、濁らなくなるまで2、3回取り替えることでえぐみや苦味を抑えることができます。

②重曹がないときに下処理を時短する方法・手順

重曹がない場合は小麦粉で代用し、下処理することができます。

1.ぜんまいを水で洗う
2.鍋に水、塩、小麦粉を入れて沸騰させる
3.湯が沸騰したらぜんまいを入れて2分ほど茹でる
4.茹でたぜんまいを流水に10分さらす


小麦粉と塩の量は、水1リットルに対して小麦粉大さじ4、塩小さじ2程度を目安に入れて下さい。あく抜き後まだ苦味が残っていた場合は、水にさらす時間を伸ばしましょう。長時間流水にさらすため大量の水を使用しますが、重曹で下処理するよりも遥かに時間を短縮することができます。

乾燥ぜんまいの食べ方|戻し方・下処理の仕方は?

スーパーなどで一般的に見かける乾燥ぜんまいですが、生や水煮を調理する場合とどのような違いがあるのでしょうか。ここでは乾燥ぜんまいの食べ方や戻し方、下処理の方法について解説します。

乾燥ぜんまいのアク抜き・戻し方

関連する記事