寿司ネタ「シャコ」の味わいは?まずい?値段や店で取扱が減った理由も紹介!
寿司ネタ「シャコ」を知っていますか?回転寿司ではあまり見かけない高級食材です。今回は、シャコの寿司の〈味・見た目〉など特徴や、値段が高い理由について紹介します。シャコの握りが寿司屋から消えた・なくなった理由も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 寿司ネタ「シャコ」とは?なぜ高級?
- シャコは見た目が独特な甲殻類
- 寿司ネタ「シャコ」の値段が高い理由
- 寿司ネタ「シャコ」の味は美味しい?まずい?
- シャコはエビのような旨みと淡白な味わいが特徴
- 一方シャコの味がまずいと感じる人も
- シャコの握り寿司の食べ方は?そのまま食べていい?
- 握り寿司のシャコは殻が剥いてあるので尻尾以外全て食べてOK
- シャコの握りは甘辛いタレと相性が抜群
- シャコの握りが回転寿司から消えた・なくなった?理由はある?
- シャコの漁獲量が減少したのが寿司ネタとしての取扱いが減った理由
- シャコ自体がそんなに人気がないのも原因
- シャコ寿司を自宅で作りたい場合は?
- ムキシャコ(2,732円)
- シャコの寿司を見かけたら試してみよう
握り寿司のシャコは殻が剥いてあるので尻尾以外全て食べてOK
握り寿司として出されるシャコは下茹で済みで、あらかじめ殻が剥いてあります。エビの握り寿司を食べるときと同じように、尻尾以外の部分を食べるだけで問題ありません。
シャコの握りは甘辛いタレと相性が抜群
淡白な味わいのシャコの握りは甘辛いタレと相性が良く、アナゴのようにタレを絡めて提供されることがあります。醤油や砂糖、みりんを合わせたつゆに漬け込む方法は、握り寿司の原点である江戸前寿司で多く見られる作り方です。
つゆやタレがある場合は、醤油をつけずにそのまま食べることをおすすめします。茹でたシャコをそのままシャリにのせている場合は、わさびと醤油を絡めて食べましょう。
シャコの握りが回転寿司から消えた・なくなった?理由はある?
近年において高級ネタとして扱われるシャコは、回転寿司などの安い寿司屋では全く見かけません。江戸前寿司では定番の寿司ネタだったシャコが、回転寿司で見なくなったのはなぜでしょうか。ここでは、回転寿司でシャコを取り扱わない理由を2つ紹介します。
シャコの漁獲量が減少したのが寿司ネタとしての取扱いが減った理由
1979年には年間300トンを超える漁獲量だったシャコは、現在は90トン前後まで落ち込んでいます。シャコの漁獲量が減ることで、寿司ネタとしての取り扱いが減り、回転寿司では見かけなくなりました。
また、シャコは地域によって旬の時期が異なり、決まった時期に少量ずつ出荷されます。漁獲量の減少で制限をしつつ漁を行っていることも、高級ネタとしてシャコが扱われるようになった理由の一つです。
シャコ自体がそんなに人気がないのも原因
回転寿司の寿司ネタとして、シャコ自体に人気がないことも原因です。大手寿司チェーン店では、販売状況や入荷時期などを見直した結果、シャコの販売をやめることも珍しくありません。
また、見た目が気持ち悪いので、メニューにあってもシャコを食べないというツイートが散見されます。さらに水死体をシャコが食べるという話を知っている漁師は、シャコを口にすることはないそうです。このようなシャコの見た目や噂話によるマイナスイメージが、シャコの人気を下げる一因になっています。
出典: @adventurer5h
シャコ寿司を自宅で作りたい場合は?
自宅でシャコの寿司を食べたい場合は、通販を利用する方法がおすすめです。その際は、解凍して寿司ネタにすぐ使える、殻を剥いた状態のシャコを選ぶと調理の手間がかかりません。ここでは、下茹で済の新鮮なシャコが冷凍されて届く、おすすめの商品を紹介します。
ムキシャコ(2,732円)
11cm以上の肉厚なシャコが16尾入っていて、冷蔵便で送られてきます。また、予め殻が剥いてあるので調理の手間がかかりません。保存期間も長くて冷蔵庫で3〜4日ほど、冷凍庫で1か月ほど保存することができます。
シャコの寿司を見かけたら試してみよう
エビに似た見た目のシャコは敬遠されがちですが、高級寿司ネタとして根強い人気があります。回転寿司で見かける頻度は減少しているものの、通販で簡単に取り寄せられる点も良い所です。寿司店でシャコの寿司を見かけることがあれば、一度試してみましょう。