大きいオクラは固いし筋っぽい。柔らかくする調理法・食べ方や見分け方も紹介!
大きいオクラが固くなる原因を知っていますか?柔らかくする方法を知りたいですよね。今回は、〈育ちすぎ〉など大きいオクラが固い原因や〈繊維を取り除く・すりおろしてみる〉など柔らかくする調理方法を紹介します。大きいオクラが固い場合の食べ方・レシピや筋っぽいオクラの見分け方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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大きいオクラが固い・筋っぽい…柔らかくできる?
家庭菜園で栽培した大きくなりすぎたオクラや、スーパーで購入したジャンボサイズのオクラを食べる時に、固く筋っぽさを感じることがあります。このようなでかいオクラは、柔らかくすることはできるのでしょうか。今回は、大きいオクラが固い原因や、柔らかくする調理方法、美味しく食べられるレシピなどを紹介します。
大きいオクラが固い原因は?
大きく成長したオクラが固いのは、なぜなのでしょうか。ここでは、大きいオクラが固い原因を、収穫時期の観点から解説します。
オクラの収穫時期の遅れによる成長のしすぎ
大きいオクラが固いのは、収穫時期の遅れによる成長のしすぎによるものです。オクラの収穫時期は6月から8月ごろですが、収穫が遅れて成長しすぎると筋が張り、種や身が固くなります。このような食べごろの時期が過ぎて美味しく食べられないオクラのことを、とうがたつオクラと呼ぶことがあります。
大きいオクラが固い場合に柔らかくする調理方法は?
大きく成長したオクラが固い時は、どのように調理すれば柔らかくすることができるのでしょうか。ここでは、大きくて固いオクラを柔らかくする調理方法を4つ紹介します。
①長めにオクラを茹でて種を取り出す
以下のような手順で固いオクラを茹でて種を取り出すと、食べやすくなります。
1.熱湯でオクラを通常よりも長く茹でる
2.冷水を張ったボウルに茹でたオクラを漬けて冷ます
3.筋を取って縦半分にカットし、種を取り除いて完了
通常のオクラの茹で時間は2~3分程度ですが、大きいオクラの場合はそれよりも1分~2分ほど長めに茹でてください。このようにすると、筋や種が取り出しやすくなります。成長し過ぎたオクラの種はえぐみや渋味があって固いため、取り除いておきましょう。
②育ちすぎたオクラをすり下ろして繊維質を取り除く
育ち過ぎたオクラを美味しく食べるためには、すり下ろして繊維質を取り除く方法も有効です。おろし金を使ってオクラをすり下ろし、残った繊維と種を取り除いてください。その後、出汁や醤油に混ぜてすり下ろした山芋に合わせると、臭みが和らいで美味しく食べられます。
加熱して筋や種を取り除いたオクラを、すりこぎとすり鉢ですり潰すかミキサーで攪拌してペースト状にしても、筋の食感が気にならなくなります。
③電子レンジで加熱する
なるべく手間をかけずに大きいオクラを柔らかくしたい時は、以下のような手順で電子レンジで加熱するとよいでしょう。
1.耐熱容器に固いオクラが重ならないように並べ、ラップをかける
2.600wで40秒程度加熱する
3.加熱したオクラをキッチンペーパーに乗せて冷ます
4.粗熱が取れたら、縦半分にカットして種を取り除き完了
上記の方法は、オクラを5本一度に加熱する場合の手順です。オクラを1本増やすごとに、加熱時間を10秒ずつ伸ばしてください。加熱後のオクラがまだ固い場合は、柔らかくなるまで様子を見ながら10秒ずつ再加熱しましょう。オクラにラップをかけずに加熱すると乾燥して食感が悪くなるため、注意してください。
④加熱後に出し汁に浸す
大きくて固いオクラを加熱した後に出し汁に浸すと、さらに食べやすくなります。茹でたりレンジで加熱したりしたオクラを縦半分にカットして種を取り除き、熱いままの状態のオクラを出し汁に漬けてください。このようにするとオクラが出し汁を吸収して柔らかくなるうえに、冷める間に味が染みて美味しくなります。