生ハムは何歳から?塩分・食中毒が危険?安全な与え方・体験談も紹介!
生ハムは何歳から食べれるのでしょうか?<1歳・2歳>などの子供・幼児に与えてもいいのか心配ですよね。今回は、生ハムはいつから食べれるのかを、赤ちゃんに与える際の注意点とともに紹介します。生ハムを食べて体調に異変が現れた際の対処法や、何歳からあげたか先輩ママの口コミも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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生ハムは何歳から?子供はいつから食べれるの?
お酒のおつまみや料理の食材としても人気の高い生ハムですが、加熱されていない食品なので子供に与えることに抵抗がある人は多いでしょう。子供は何歳から生ハムを食べられるものなのか、詳しく解説するので参考にしてください。
生ハムを子供に与える時期は3歳以降を目安に親の判断でになる
生ハムを子供に与える時期についての明確な基準はないですが、3歳以降を目安に親の判断で与えるようにすると良いでしょう。生の魚を食べ始めるのは3歳ごろを推奨しており、このころには生ものを十分に消化できるとされているからです。
なお、離乳食の完了期は1歳半ごろですが消化器官は未発達の段階で、4歳ごろに小腸の長さが大人と同じになると言われています。
生ハムが子供に良くない理由
生ハムが子供に良くないと言われているのは下のような理由からです。
・リステリア菌による食中毒の恐れ
・加熱されていない
・塩分が多い
・添加物が含まれている
リステリア菌は生ハムやスモークサーモン、チーズなど非加熱食品に付着する可能性がある細菌で、子供だけでなく妊婦や高齢者は食中毒反応が重症化しやすく注意が必要です。ただ、加熱することで死滅するので、心配な場合は火を通すと良いでしょう。
その他にも、生ハムは熟成させるために多量の塩が使われているので、塩分量が多い食品です。体の小さな子供が食べてしまうと、1日の摂取塩分量のかなりの量を占めてしまうことになります。また、発色剤や酸化防止剤として添加物が含まれていることもあり、子供に与える際の懸念材料の一つです。
(*生ハムの塩分量について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
生ハムを子供に与える際の注意点は?
大人が食べている食べ物を子供が欲しがる光景は良く見られますが、子供に生ハムを食べてみたいと言われた時などに気を付けるべき注意点を解説します。
①まずは少量の生ハムで様子を見る
子供の消化器官はまだ十分に成長していないことを念頭に置いたうえで、まずは少量の生ハムを与えて様子を見るようにしてください。その際問題がなかったとしても、生ハムは塩分量が多い食べ物なので、子供が一度に大量に食べることは相応しくないでしょう。
②体調の良い日に与える
生ハムは加熱されていない食品のため、消化する際に胃腸への負担が大きいので、なるべく子供の体調の良い日に与えることをおすすめします。体調が悪く免疫力が落ちていると、じんましんなどのアレルギー反応が出る場合もあり注意が必要です。
②鮮度や添加物に注意
子供に与える生ハムは、賞味期限に注意して開封後すぐの物を出すようにし、添加物に対しても注意をすると良いでしょう。特に発色剤として使われる亜硝酸ナトリウムは、発がんリスクがあると言われており、体の小さな子供に対しては影響力が大きくなってしまいます。
③加熱調理するのもおすすめ
リステリア菌に対する懸念のためにも、加熱調理したうえで子供に与えることもおすすめします。たとえば卵料理やパスタの具材に活用すると、生ハムに含まれる塩分が調味料代わりになるので、塩分に対する心配も解決されるでしょう。