マカロンの表面がボコボコに…なぜ？原因・対策やつるっと作る方法も紹介！
マカロンの表面がボコボコしていたことはありませんか？今回は、マカロンの表面がボコボコ・ぶつぶつになる原因と対策を紹介します。マカロンの表面がボコボコにならない作り方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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マカロンの表面がボコボコに…なぜ？
カラフルな色合いと愛らしい形・不思議な食感が特徴のマカロンは、プレゼントにも喜ばれる人気のスイーツです。そんなマカロンの魅力のひとつがつるっと美しい見た目ですが、いざ作ってみると表面がガサガサになったり、ぶつぶつ・しわしわになってしまうことがあります。今回は、マカロンの表面がきれいに仕上がらない原因と対策を説明します。
マカロンの表面がボコボコになる原因と対策は？
レシピ通りに作っているはずなのに、マカロンの表面がボコボコと荒れてしまう原因は何なのでしょうか。ここでは、マカロンの表面がボコボコになる原因と対策方法について、レシピのポイントごとに説明します。
①メレンゲ・卵白の泡立てが早すぎた
マカロンのメレンゲは、ハンドミキサーを使って以下のような手順で卵白を泡立て、キメが細かくなるよう心がけることが大切です。
・卵白のコシがなくなるまで低速でほぐす
・ある程度、高速で泡立てる
・低速で仕上げる
卵白をハンドミキサーの高速などで早く泡立てると、メレンゲに気泡が多く入って生地のキメが粗くなります。生地中の気泡はオーブンに入れると膨らむため、マカロンの表面がボコボコに膨らんで焼きあがってしまいます。メレンゲは、キメが細かくなるよう丁寧に仕上げましょう。
②生地が乾いてパサパサしている
マカロンの生地は、オーブンに入れる前に乾燥させる必要がありますが、乾燥し過ぎも失敗の原因となります。生地が乾燥してパサパサした状態でオーブンに入れると、表面のひび割れや焦げを起こしやすくなるだけでなく、ピエと呼ばれる下部の膨らみが出ない原因にもなります。マカロンの生地は、指で撫でても生地がつかない程度まで乾燥させれば十分です。
③マカロナージュをし過ぎた
粉類とメレンゲを混ぜ合わせるマカロナージュは、し過ぎると失敗の原因になります。マカロナージュが適切にできている生地は、以下のような状態です。
・生地を混ぜた跡がゆっくりと消える
・生地をすくい上げるとリボン状に落ちる
・生地をすくい上げると逆三角形の形で落ちる
マカロナージュが適切にできている生地は、ツヤが出てとろりとしています。ボソボソと固い状態はマカロナージュ不足で、サラサラの状態はマカロナージュのし過ぎです。マカロナージュをし過ぎてしまうと修正ができないので、マカロナージュは生地の状態をしっかり見ながら慎重におこないましょう。
④材料の分量の間違い・不純分が混ざっていた
材料の分量を間違えたり不純物が混入したりすると失敗の原因になりますが、以下のような場合も、マカロンの表面がきれいに仕上がらない・ピエが出ない原因になります。
・古いアーモンドプードルを使った
・色素を入れ過ぎた
・砂糖を減らした
・コーンスターチ入りの粉糖を使った
アーモンドプードルは油脂を多く含むため、開封すると酸化が進んでいきます。酸化の進んだアーモンドプードルを使用すると、マカロンの表面に油染みのようなものができることがあります。また、色素をたくさん入れ過ぎると、粉の量が増えて材料のバランスが崩れ、表面がボコボコになるなどうまく焼けない原因になります。
砂糖は、甘みをつけるだけでなく、生地を膨らませる・生地に焼き色を付ける・生地をしっとりさせる効果があります。ダイエットなどを意識して砂糖を減らすと、マカロンが失敗する原因となります。また、コーンスターチの入った粉糖を使うと生地が固くなり表面がボコボコになりやすいので、砂糖は純粉糖を使うようにしましょう。
マカロンの表面がボコボコにならない作り方・レシピ！
マカロンをレシピ通りに何度作っても失敗する場合は、違うレシピで作ってみるとうまくいくこともあります。ここでは、マカロンの表面がボコボコにならない・ピエがきちんと出る人気のレシピ動画を紹介するので、どうしてもうまくいかない人は参考にしてみてください。
材料
【チョコマカロン12個分・24枚分】
・アーモンドプードル：37g：
・ココアパウダー：3g
・純粉糖：50g
・グラニュー糖：20g
・卵白：33g
・レモン汁：数滴