ブロッコリーの旬の時期・季節はいつ?選び方や食べ方のおすすめも紹介!

【管理栄養士監修】ブロッコリーの旬がいつか知っていますか?実は、生産地・種類によって旬の時期は違います。通年で流通ブロッコリーですが、旬のブロッコリーを選ぶとあるメリットもあります。今回は旬のブロッコリーの選び方や食べ方のおすすめも紹介します。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 鈴木真美
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管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、...
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管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、単に栄養がつまった食事を摂るだけではないと気付きました。 あたたかい食卓は心と身体をつくります。人と人の心をつなぎ命をつないでいきます。そんな食卓が増えますように。お手伝いしたいと思っています。

目次

  1. ブロッコリーが旬の時期は?食べるメリットは?
  2. 初夏が旬の産地
  3. 冬が旬の産地
  4. 輸入ブロッコリーの場合の旬は?
  5. 旬のブロッコリーを食べるメリット
  6. 旬の美味しいブロッコリーの選び方は?
  7. ①蕾で選ぶポイント
  8. ②茎で選ぶポイント
  9. ブロッコリーの種類別の旬は?
  10. ①スプラウト
  11. ②花ブロッコリー
  12. ③ロマネスコ
  13. ④スティックセニョール
  14. ブロッコリーの旬におすすめな食べ方
  15. 低温で蒸し焼き
  16. 生で食べる
  17. 炒める
  18. ブロッコリーは旬が美味しい

ブロッコリーが旬の時期は?食べるメリットは?

ブロッコリーの旬はいつなのでしょうか。通年スーパーで見かけるだけにいつが旬なのかがわかりにくいですが、ブロッコリーは涼しい場所で栽培されるため、産地によって〈夏・冬〉と旬が変わります。それでは、具体的な地域・産地と旬を見ていきましょう。

初夏が旬の産地

【産地】
・長野
・北海道

初夏が旬の産地は主に涼しい場所になります。野県産がよく初夏(6月頃〜)に出回っていますが、輸入ブロッコリーもよく出回っています。7月からは北海道でも収穫が始まるので北海道産を見かけるのは夏です。

冬が旬の産地

【産地】
・愛知
・群馬
・埼玉

上記のような愛知や群馬、埼玉など産地のブロッコリーの旬は冬から春で、11月から3月にかけて、雪の少ない地域で広く栽培されています

二毛作の盛んな地域は田んぼで稲を刈り取った後に植え付けて収穫する様子が見られ、それ以外のシーズンでは香川県での栽培が盛んで、生産量が全国1位となっています。

輸入ブロッコリーの場合の旬は?

日本の場合、気候の関係から収穫できる時期が限られていますが、輸入の場合、アメリカ・中国など様々な国から時期に合わせて輸入できます。結果的に、日本では一年途切れることなく流通しており、暑さの厳しい盛夏など日本での生産が難しい時期に輸入量が多くなります。

旬のブロッコリーを食べるメリット

旬のブロッコリーを食べるメリットは以下の2つです。

・旬が安い時期
・栄養が豊富

次に旬により美味しいブロッコリーを選んで食べる方法を紹介します。

旬の美味しいブロッコリーの選び方は?

続いて、ブロッコリーの選び方を紹介します。どんなことに気をつけて選べば美味しく食べられるでしょうか。いくつかポイントがあるので、購入するときはチェックしてみてください。

①蕾で選ぶポイント

ブロッコリーの鮮度・美味しさを蕾で見分ける場合、以下のような特徴を持ったブロッコリーを探すといいでしょう。

・蕾が大きい
・蕾がぎっしりとついている
・蕾が丸く盛り上がっている
・蕾の色が濃い緑である


ブロッコリーは小さい場合、未熟であるため大きいものの方がより美味しいとされており、大きくよく成長しているブロッコリーの条件が上記です。これに加え、鮮度を見分けるポイントとして、蕾がしおれていないブロッコリーを選ぶといいでしょう。

②茎で選ぶポイント

ブロッコリーの鮮度・美味しさを茎で見分ける場合、以下のような特徴を持ったブロッコリーを探すといいでしょう。

・茎の太さがしっかりしている
・茎に艶がある
・茎の断面に穴が空いてない
・茎の断面が黒ずんでいない
・茎の断面が瑞瑞しい

これらの特徴を持ったブロッコリーは、身がしっかり詰まっており、収穫されてそんな時間が立っていないことがわかります。ブロッコリーの茎が食べられるのは当然、つぼみより栄養に富んでいるため、しっかりチェックしましょう。

鮮度の落ちたブロッコリーは変色しています。本当に新鮮なものから順に紫、緑、黄色、茶色、黒と色が変わってきます。また、ハリやつやも無くなっているため避けて選びましょう。

鈴木真美

管理栄養士

旬の紫がかったブロッコリーは、寒さから身を守るために作り出された色です。寒さに当たり、甘みが増していてとても美味しいですよ。

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