干し鱈とは?戻し方は?塩抜きのやり方や食べ方・レシピも紹介!

干し鱈とはどんな魚か知っていますか?戻し方が気になりますね。今回は、干し鱈について〈食べ方・戻し方・保存方法〉やしょっぱい場合の塩抜きの仕方など紹介します。干し鱈を使った人気の料理・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 干し鱈とは?どんな種類がある?
  2. 干し鱈の種類
  3. 干し鱈の食べ方は?そのまま食べる?
  4. 食べ方①そのまま食べる
  5. 食べ方②戻してから調理する
  6. 干し鱈の戻し方は?塩抜きは必要?
  7. 干し鱈がしょっぱい場合は塩抜きをしよう
  8. 戻し方①水を使って戻す
  9. 戻し方②牛乳を使って戻す
  10. 干し鱈を使った人気の料理・レシピは?
  11. ①ポルトガル風干し鱈のサラダ
  12. ②干し鱈の韓国風スープ
  13. ③干し鱈の煮物
  14. 干し鱈の戻し方を覚えて美味しく食べよう!

干し鱈とは?どんな種類がある?

鱈は冬が旬の魚として人気ですが、干し鱈はどのような食材なのでしょうか。干し鱈の種類や、調理法など、詳しい扱い方を知らない人も少なくありません。ここでは、干し鱈について、その種類などを紹介します。

干し鱈の種類

干し鱈には、以下のような種類があります。

・骨や皮の付いたタイプ
・身だけを干したタイプ
・バカリャウ

干し鱈にはいくつか種類がありますが、最も一般的なものが皮や骨が付いたタイプです。鱈を開いて干したもので、ほのかに塩味がついています。一方、骨や皮も外して身だけにしたものは寒干し鱈やむしり鱈などと呼ばれています。調理する時に骨や皮を取り除く手間がなく、軽く塩味がついていてそのまま食べられる手軽な干し鱈です。

バカリャウはポルトガルの国民食になっている干し鱈で、塩が表面に浮き出て白くなるほど塩味が強く、調理前に塩抜きが必要です。骨や皮がついているものが一般的で、ポルトガル料理には欠かせません。

干し鱈の食べ方は?そのまま食べる?

干し鱈には種類があり、少しずつ食べ方が違いますが、どのように食べればよいのでしょうか。ここでは、干し鱈の食べ方について詳しく紹介します。

食べ方①そのまま食べる

干し鱈は皮や骨がなく、身だけ干物にしたタイプがあり、そのまま食べることができます。ほのかに塩味がついていますが、塩抜きするほどの強い味ではなく、おつまみやおかずとして簡単に使えます。

食べ方②戻してから調理する

干し鱈の中には、骨や皮がついたまま干した固い干物の塊になっているものや、バカリャウの様に塩味が強くてそのままでは食べられないタイプもあります。これらの干し鱈は、水で戻してから調理します。戻す方法にも色々あり、干し鱈を使った料理によっても変わるので、戻し方を知っておくと便利です。次の見出しでは、より詳しい干し鱈の戻し方を紹介します。

干し鱈の戻し方は?塩抜きは必要?

干し鱈はそのまま食べられるタイプもありますが、一度戻してから調理するタイプもあります。ここでは、干し鱈の戻し方や塩抜きは必要であるかなど詳しく紹介するので、参考にしてください。

干し鱈がしょっぱい場合は塩抜きをしよう

干し鱈は塩気が残っているので、調理前に塩抜きが必要です。皮や骨がなく、そのまま食べられるタイプの干し鱈は、しょっぱければ軽く水につけるだけですぐに塩抜きができます。皮や骨がついた干し鱈は固くなっていて、塩抜きにも時間がかかります。

また、塩気の強いバカリャウはさらに時間もかかり、しっかり塩抜きをしないとしょっぱくて美味しく食べられないので気を付けてください。

戻し方①水を使って戻す

干し鱈は水で戻しながら塩抜きをするのがおすすめで、以下のような手順で戻します。

【材料】
・干し鱈
・水:干し鱈がつかる程度の量

【手順】
1.干し鱈を大きめの容器に入れる
2.干し鱈がしっかり浸かるくらいの水を入れる
3.1日に数回水を変えながら2~3日水に浸けて戻す

干し鱈を戻すときは、長時間水に浸けて戻す方法が一般的です。もともと、干し鱈には鱈の臭みが残っているので、何度も水を変えながら臭みと一緒に塩抜きします。同じ水につけたまま戻すと、柔らかくなっても塩抜きができず、臭みも残るので美味しくありません。

漬け始めは、特に何度も水を変える方がおすすめです。戻す期間は干し鱈のサイズや固さなどによって変わるので、確認しながら適度な柔らかさになるまで水に浸けてください。バカリャウは塩気が強いので、よりこまめに水を変える方が、早く塩抜きができます。

また、水で戻している間に傷まないよう、戻している間は冷蔵庫などの低温の環境に置くことも必要です。

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