たけのこが旬の時期はいつ?種類・地域別の収穫時期や選び方のポイントも紹介!

たけのこの旬の時期がいつか知っていますか?なんとなく春のイメージがあるたけのこですが、実は種類や地域で旬が違います。今回は、たけのこの種類別の旬や地域で変わる収穫時期を紹介します。美味しいたけのこの選び方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

専門家監修 |管理栄養士・栄養士 kay
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管理栄養士。海外一人旅、観光地での勤務がきっかけで、もっと日本を知ってほしいと思うようになり、海外の方に日本の伝統食である「和食」や「日本文化」...
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管理栄養士。海外一人旅、観光地での勤務がきっかけで、もっと日本を知ってほしいと思うようになり、海外の方に日本の伝統食である「和食」や「日本文化」を伝える活動をしています。また、「和食」をベースに予防医学、健康、美容を発信。職に縛られず”人との出会い・繋がり”を大切に、世界中、日本中をまわり「食」で繋がる旅をしています。ドラッグストア管理栄養士として食事指導、レシピ作成を経験、その後フリーランスの勉強をしながら観光地のカフェにて外国人観光客の接客をし、現在はバリスタとして働いています。皆さんのお役に立てるように最新の栄養学に基づいた情報をわかりやすく発信していきます。よろしくお願いします。

目次

  1. たけのこってどんな野菜?竹?
  2. たけのこは竹の「芽」
  3. たけのこの名前の由来
  4. たけのこの歴史
  5. たけのこが旬の時期はいつ?
  6. たけのこの旬の季節は春〜初夏(3〜8月頃)
  7. 収穫時期も地域によって変わる
  8. たけのこの選び方は?
  9. ①皮の色が薄く湿っているもの
  10. ②太いもの
  11. ③伸びすぎていないもの
  12. ④根本のぶつぶつが赤色で少ない
  13. たけのこが旬の時期に食べよう

たけのこってどんな野菜?竹?

和食でおなじみのたけのこですが、いったいどんな野菜なのでしょうか?ここでは、たけのこの正体と名前の由来を紹介します。

たけのこは竹の「芽」

たけのことは、その名の通り竹の芽の部分です。野菜として売られているものの畑で作られているわけではなく、竹林で収穫されます。竹は地下茎と呼ばれる茎を土の下に伸ばしながら成長し、この地下茎の節の一つ一つに芽がついています。

竹の成長スピードはとても早いため、たけのこを掘らずにそのままにしておくと、あっという間に成長して竹になってしまいます。

竹の種類は世界に70種類ほどありますが、その中で食用とされているのは数種類です。そのほとんどがアジア圏のもので、たけのこを食べる国は日本の他、アジア圏や中東が多く西洋ではあまり食べられていません。

たけのこの名前の由来

たけのこは竹の子供という意味ですが、漢字では『竹の子』ではなく『筍』と書きます。
これは竹の成長がとても早いことから、「一旬(十日)で竹になる」という意味で『竹』に『旬』を合わせた漢字が生まれました。
実際に、芽が出てから十日も過ぎてしまうとたけのこは成長しすぎてしまい、食用には適さなくなってしまいます。

たけのこの歴史

たけのこは日本においてもかなり昔から食べられてきたと考えられる野菜です。文献では『古事記』にたけのこについての記載があり、ここで記されているたけのこは「真竹」という種類であるとされています。その他にも日本に自生していたたけのこは昔から食べられていたようです。

現在流通しているたけのこは中国から琉球王国(現在の沖縄)に伝わったものです。このたけのこは孟宗竹(もうそうちく)という種類のたけのこで、江戸中期に島津吉貴公が薩摩藩に持ち帰り、食用として植えたとされています。

たけのこが旬の時期はいつ?

スーパーでは水煮のたけのこが一年中売られていますが、たけのこは種類や地域によって旬が大きく異なってきます。ここでは、たけのこの種類や地域別の旬を紹介します。

たけのこの旬の季節は春〜初夏(3〜8月頃)

まず、たけのこの種類別の旬を見てみましょう。

孟宗竹 3月〜4月
四方竹 10月
根曲がり竹 5月〜6月
淡竹 4月〜5月
真竹 4月〜5月

たけのことして一般的な孟宗竹は、気温が暖かくなる3月〜4月にかけて最も多く出回ります。淡竹や真竹はそれより少し遅れて4月の中旬から5月頃に、さらに東北や北海道の根曲がり竹が5月から6月にかけて収穫されます。四方竹のみ、他の種類とは違い秋から冬にかけて旬を迎えます。

収穫時期も地域によって変わる

同じ種類のたけのこでも、収穫する地域によって時期が変わってきます。もっとも早く収穫が始まるのは鹿児島県で、「早堀りたけのこ」と呼ばれるものは早いところで11月から収穫を始め、12月中旬から多く出回ります。また、京都では2月から収穫を始める場合もあり、南に行くにつれて収穫が早くなります。

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管理栄養士

たけのこは、ごぼう、ブロッコリー、大根に次ぐ食物繊維の量です。食物繊維は、便秘改善やコレステロールの吸収を抑えるのにも有効です。旬の時期に合わせて和食や中華など、料理に取り入れられたらいいですね。

たけのこの選び方は?

生のたけのこを選ぶときに見たいのは、皮と全体の形、そして根本のぶつぶつです。ここでは、一般的な孟宗竹の美味しい選び方を紹介します。

①皮の色が薄く湿っているもの

まず、皮は色が薄く、やや湿っているものを選びましょう。たけのこは日が当たると皮の色が濃くなり、エグミが強くなってしまいます。また、皮はカサカサに乾いているものは避けて、しっとりと艶があるものがおすすめです。

②太いもの

たけのこは細いものよりはずんぐりと太っているものがおすすめです。太いたけのこは力の強い太い地下茎から生えたもので、栄養を多く含みやわらかいものが多いです。逆に細めのたけのこは煮ても硬く、あまり美味しくありません。

③伸びすぎていないもの

たけのこは成長するにつれてエグミが出て硬くなってしまいます。美味しくやわらかいたけのこを選ぶポイントは長さと先端の形状です。できるだけ短く、先端が閉じているものが若くおいしいたけのこです。

④根本のぶつぶつが赤色で少ない

最後にチェックをしたいのが根本のぶつぶつです。たけのこの根本を見ると小さなぶつぶつがありますが、このぶつぶつが少ないものがアクが少なくおいしいたけのこです。また、ぶつぶつは掘ったあとの鮮度にも関係しています。たけのこを掘ったあと、時間が経つにつれてぶつぶつは赤→紫→黒と変化していきます。そのため、できるだけ赤色に近いたけのこを選ぶことがポイントです。

たけのこが旬の時期に食べよう

今回は、たけのこの種類と旬の時期、そして美味しい選び方について紹介しました。コリコリとした歯ごたえと独特の甘さを楽しめるたけのこは、和食や中華だけでなく、洋食にもよく合う食材です。ぜひ、旬の時期に美味しいたけのこを楽しんでくださいね。

kay

管理栄養士

ぜひ、皮付きのものを購入して自分でゆでて使ってみてください。ゆでたてならではの香り高く、甘い味わいは、春の訪れを感じさせてくれますよ。

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