手作りパンの保存方法は?賞味期限・日持ち期間は?常温・冷凍のやり方を紹介!
手作りパンの保存方法を知っていますか?今回は、手作りパンの日持ち期間・賞味期限を、翌日食べる場合や<常温・冷蔵・冷蔵>別の保存方法とともに紹介します。<焼く前・夏・夜焼いた>など状況別の保存方法のコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 手作りパンの保存方法は?日持ち期間・賞味期限は?
- 手作りパンは常温or冷凍での保存がおすすめ
- 手作りパンは常温で2〜3日・冷凍だと2週間〜1ヶ月程度日持ちする
- ちなみに手作りパンの冷蔵保存はおすすめしない
- 手作りパンの常温保存のやり方・ポイントは?
- 常温での保存方法
- 常温保存する時のポイント・注意点
- 手作りパンの冷凍保存のやり方・ポイントは?
- 冷凍での保存方法
- 冷凍保存する時のポイント・注意点
- 冷凍した手作りパンの解凍方法
- 手作りパンを焼く前の保存方法は?
- 焼く前のパン生地は冷蔵or冷凍保存がおすすめ
- 方法①冷蔵保存のやり方
- 方法②冷凍保存のやり方
- 保存した手作りパンの焼き直し方も知っておこう
- ①トースターを使う
- ②電子レンジを使う
- 手作りパンの保存方法を知っておこう
手作りパンを冷凍で保存する場合は、以下のような手順で行います。
1.大きいパンはカットして小分けにする
2.スライスしたパンをラップでしっかり包む
3.ラップに包んだパンを保存袋に入れて、内部の空気をしっかりと抜いてから冷凍保存する
フランスパンや食パンなどの大きいパンの場合は、食べやすい大きさにスライスして小分けにしてから、1枚ずつラップに包みます。ロールパンのような小ぶりのパンは、そのままラップに包んで構いません。パンが空気に触れないように、ラップで覆ったパンをさらに保存袋に入れると、パンの乾燥や冷蔵庫の臭い移りを防ぐことができます。
冷凍保存する時のポイント・注意点
手作りパンや夜焼いたパンを冷凍保存する際には、常温保存の時と同様にしっかりと冷ましてから行いましょう。焼き立ての熱いパンを冷凍庫に入れると、庫内に霜が付いて冷凍庫が故障する恐れがあります。夏に作ったパンは特に傷みやすいため、なるべく早めに冷凍するのがおすすめです。
ただし、マヨネーズなどの油分が使われているパンや水分量の多い生野菜・生のフルーツなどが使われている種類のパンは、冷凍すると解凍後に風味が落ちるため冷凍には不向きです。水分量が多い野菜を使ったシチューや、トマトソース系の総菜パンも、冷凍しないように注意してください。
冷凍した手作りパンの解凍方法
冷凍した手作りパンは、以下のような手順で解凍してください。
1.トースターを予熱する
2.凍ったままの状態のパンのラップを外し、アルミで包んでトースターに入れる
3.5~10分ほど加熱して完成
冷凍した手作りパンを冷蔵庫に移して自然解凍する方法もありますが、パンの食感が悪くなることがあるので、凍ったままの状態でトースターで温めるのがおすすめです。
フランスパンなどのハード系のパンは、加熱する前にパンの表面を水で湿らせて水分を加えてから解凍すると、美味しく焼き上がります。あんパンなどの具材が入ったパンは、半解凍後にアルミホイルで包んで5分ほど加熱してください。
手作りパンを焼く前の保存方法は?
焼く前の手作りパンでも、適切に保存すれば美味しく食べることができます。ここでは、手作りパンを焼く前に保存する方法を詳しく紹介します。
焼く前のパン生地は冷蔵or冷凍保存がおすすめ
焼く前のパン生地は、冷蔵または冷凍で保存するのがおすすめです。パン生地の状態で冷蔵保存すると時間をかけて発酵するため、風味のよい美味しいパンを焼き上げることができ、冷凍すれば食べたい時に焼き立てのパンが味わえます。
パン生地を長時間常温に置くと発酵が進み過ぎてしまい、焼いた時にパン生地が過剰に膨らんで見栄えが悪くなるだけでなく、弾力のない食感になるので避けてください。
方法①冷蔵保存のやり方
焼く前の手作りパンを冷蔵保存する際は、以下のやり方のように行ってください。
1.パン生地を捏ねる
2.パン生地にラップをかけて一次発酵し、分割する
3.パン生地を冷蔵庫で保存する
パン生地を発酵させる際にラップをかけると、乾燥を防ぐことができます。冷蔵庫内でもパン生地が乾燥しないように容器などに入れて密閉し、冷蔵室よりも温度が高い野菜室に保存してください。8時間以上冷蔵したパン生地を常温に出してから成形し、最終発酵させた後に焼き上げて完成です。
方法②冷凍保存のやり方
焼く前のパン生地を冷凍する方法は、以下の通りです。
1.パン生地を捏ねる
2.パン生地にラップをかけ、1時間ほど発酵させる
3.パン生地を分割して1個ずつラップに包み、保存袋に入れて冷凍保存する
上記は砂糖が含まれているパン生地のみに活用できる方法なので、パンの種類によっては冷凍できない場合があります。二次発酵を行ってからパン生地を冷凍したい場合は、必ずパン生地を成形した後に冷凍庫へ移してください。
冷凍保存したパン生地は3日~1週間ほど日持ちしますが、長期保存すると二次発酵に失敗する恐れがあるため、なるべく早く使うのがおすすめです。パン生地を使う際には、冷凍庫から冷蔵庫へ移して一晩解凍させた後に、二次発酵してから焼き上げます。
保存した手作りパンの焼き直し方も知っておこう
手作りパンを美味しく食べるために、保存方法だけでなく焼き直し方も把握しておきましょう。ここでは、手作りパンの焼き直し方や温め直し方について、トースター・電子レンジ別に紹介します。
①トースターを使う
手作りパンをトースターで温め直す場合は、以下のような手順で行ってください。
1.トースターを予熱する
2.パンに霧吹きなどで水をかけて、トースターに入れて加熱する
常温保存して硬くなったパンは、少量の水をかけて湿らせてからトースターで加熱すると、パン生地に水分が加わりふっくらとした柔らかいパンに戻ります。トースターにスチーム機能が付いている場合は、霧吹きをする必要はありません。片面を1分ほど加熱した後に裏返して、さらに1分ほど加熱してください。