ゴーヤは冷凍するとまずい?苦味を抑える方法は?美味しい食べ方も紹介!
ゴーヤは冷凍するとまずい・美味しくのでしょうか?今回は、冷凍したゴーヤがまずいと言われる理由を、正しい冷凍方法・解凍方法とともに紹介します。冷凍したゴーヤの美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ゴーヤは冷凍するとまずいって本当?
旬の時期にはゴーヤの価格が下がるので、まとめ買いして冷凍保存したいと考える人もいるでしょう。しかし冷凍したゴーヤがまずいとの評判を聞くと、躊躇してしまうかもしれません。ここでは、冷凍したゴーヤはまずいのかについて説明します。
冷凍したゴーヤは苦味が強くなるので注意が必要
冷凍したゴーヤは苦味が強くなり、まずいと感じることもあるので注意が必要です。ゴーヤを冷凍するとまずくなるのは、苦味やえぐみの成分が原因です。冷凍することでゴーヤの苦味やえぐみが強くなるうえ、解凍後の食感が悪いことも理由と考えられます。しかしゴーヤを正しい方法で冷凍保存すると美味しく食べられるので、次章で詳述します。
しおっち
@enn129
ゴーヤが冷凍出来ると聞いて
冷凍しといたやつを
料理に使ってみたが
なんだかグニョグニョに
なってしもたんだが…
やり方がまずいのか
こんなもんなのか謎。
それにしても
ゴーヤが美味しく感じない
季節にもなってきましたな。
ゴーヤを冷凍してまずくなるのを防ぐ方法は?
ゴーヤは正しい方法で冷凍すると、まずくなるのを防ぐことができます。ゴーヤが持つ苦味やえぐみを軽減し食感も劣化せずに冷凍保存できれば、料理した際に美味しく食べられそうです。ここでは、冷凍したゴーヤがまずくなるのを防ぐ方法を具体的に説明します。
①カットしてから冷凍する
ゴーヤは丸ごとではなく、カットしてから冷凍しましょう。丸ごと冷凍したゴーヤはそのまま包丁で切って料理するのが難しく、解凍するとブヨブヨした食感になるのでおすすめできません。しかし、新鮮なゴーヤをカットして冷凍した場合には、料理時間の短縮にもつながるのでおすすめです。
②塩もみする・湯通しする
ゴーヤを冷凍する際には以下のように、塩もみあるいは湯通ししましょう。
【塩もみのやり方】
①ゴーヤを食べやすい大きさにカットする
②ジッパー付き保存袋に①と塩を入れてもみ、冷凍庫に保存する
【湯通しのやり方】
①ゴーヤを食べやすい大きさにカットする
②たっぷりのお湯で②を軽く茹でる
③②をザルにあげ、キッチンペーパーでしっかり水分を拭き取る
④ジッパー付き保存袋に③を入れ、粗熱をとってから冷凍庫で急速冷凍する
ゴーヤのワタをしっかり取り除くと、特融の苦味が軽減されるので意識してください。ゴーヤを塩もみする際は、1本につき小さじ1杯の塩を使うのが目安となります。塩もみをすることで、ゴーヤ特有の苦味やえぐみが抑えられることが理由です。
塩もみだけでは十分に苦味やえぐみが抑えられないと感じたら、さらに湯通ししましょう。ゴーヤを新鮮な状態で保存したい時には急速冷凍が基本で、方法は後述します。
③水分は拭き取る
ゴーヤを冷凍する際には、キッチンペーパーなどを使ってしっかり水分を拭き取りましょう。ゴーヤに限らず食材についている水分は冷凍すると氷の結晶になり、繊維を壊してしまうので食感が悪くなることが理由です。表面だけでなくゴーヤの果肉に水分が残っていても、解凍すると食感が悪くなります。
④空気が触れないようにする
ゴーヤだけでなく他の食材であっても、冷凍する際には空気が触れないようにするのが鉄則です。冷凍保存であってもゴーヤが空気に触れてしまうと、劣化のスピードが速くなります。ゴーヤが空気に触れることでカビが発生するリスクも高まるので、ジッパー付き保存袋に入れる際にしっかり空気を抜いてください。
⑤素早く冷凍させる
塩もみや湯通しをしたゴーヤは、素早く冷凍しましょう。急速冷凍することで、ゴーヤの鮮度を保つことができます。冷蔵庫に急速冷凍機能がない場合は、金属製のバットの上に空気を抜いたジッパー付き保存袋をおいて冷凍庫に入れれば問題ありません。金属が冷えることで、ジッパー付き保存袋の冷凍スピードをあげてくれます。
⑥早めに食べ切る
冷凍したゴーヤの保存期間は約1ヶ月ですが、早めに食べきるにこしたことはありません。ゴーヤを冷凍することで日持ちする期間は延ばせても、保存する間に水分が抜けて乾燥する冷凍やけが進みます。家庭用冷凍庫は開け閉めする機会が多く、庫内温度も上がりやすいので劣化する前に美味しく食べましょう。
(*ゴーヤの冷凍保存方法と日持ちする期間について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
冷凍したゴーヤの解凍方法は?
手順を守ってゴーヤを冷凍しても、解凍方法を間違うと味も食感も落ちてしまいます。美味しく料理するためにも、冷凍ゴーヤの正しい解凍方法が覚えておきたいところです。ここでは、冷凍したゴーヤの解凍方法を詳しく説明します。
冷凍ゴーヤの解凍方法
冷凍ゴーヤの解凍方法は、以下の通りです。
【自然解凍する場合】
①冷凍庫からゴーヤを取り出す
②常温で短時間①を置く
【電子レンジを使う場合】
①電子レンジを解凍にセットする
②冷凍したゴーヤを電子レンジに入れ、所定の時間で解凍する
どちらの方法も、解凍後のゴーヤは絞ってから使います。冷凍ゴーヤを自然解凍して和え物にする場合は、ジッパー付き保存袋のまま流水に1~2品さらすのも方法の1つです。電子レンジで冷凍ゴーヤを解凍する場合は、商品によってかかる時間が異なります。所定の時間で十分に解凍されてないと感じたら、10~20秒ずつ加熱時間を増やしてみてください。
凍ったまま料理するのもおすすめ
冷凍ゴーヤを炒め物にする際には、凍ったまま料理するのもおすすめです。フライパンに冷凍ゴーヤを入れて加熱して、一気に水分を飛ばして調味料を加えます。一気に水分を飛ばすことで、ゴーヤの歯ごたえのある食感が残りやすくなります。
冷凍したゴーヤがまずい時の食べ方は?おすすめレシピ3選!
冷凍したゴーヤがまずい時には、調理方法を工夫する必要があります。味付けや他の食材との組み合わせに配慮することで、まずい冷凍ゴーヤも食べやすくなります。ここでは冷凍ゴーヤがまずかった時に、試してほしいレシピを紹介します。
①苦味が少なめのゴーヤチャンプル
冷凍したゴーヤがまずい時には、チャンプルにして食べるとよいでしょう。このレシピでは解凍したゴーヤをふきんに入れて絞り、塩をふって15分置いてから水にさらして再び絞っています。このひと手間がゴーヤの苦味を軽減し、食べやすい味わいになるのでおすすめです。
②冷凍ゴーヤで作る天ぷら
冷凍したゴーヤを水にさらして水気を絞れば、生と同じように天ぷらにして味わえます。ゴーヤの水分をしっかり拭き取ってから、塩を加えて硬めに作った天ぷら粉にくぐらせて揚げるだけと簡単です。解凍したゴーヤを片栗粉だけをつけて素揚げにしても、美味しく食べられます。
③凍ったままで簡単ゴーヤスムージー
冷凍したままのゴーヤをミキサーに入れて作る、スムージーのレシピです。あらかじめ牛乳と無糖ヨーグルトとはちみつを混ぜ合わせておき、冷凍ゴーヤとちぎったバナナとともに攪拌するだけと簡単に作れます。苦味が軽減され、口当たりもマイルドなので朝食にもおすすめです。
ゴーヤを冷凍する時は注意!
新鮮なゴーヤを正しい方法で冷凍並びに解凍すると、美味しく食べる期間を延ばすことにもつながります。ゴーヤを冷凍する際には手順に注意して、できるだけ早めに食べきるよう意識しましょう。
(*冷凍以外のゴーヤの保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)