ししとうの素揚げの下処理・作り方は?時間や爆発・はねる際の対策も紹介!
ししとうの素揚げのレシピを知っていますか?下処理しないと<はねる・爆発>するのは本当でしょうか?今回は、ししとうの素揚げの<下処理方法・レシピ>を、揚げ時間などのポイントとともに紹介します。ししとう〈唐揚げ・めんつゆ・スペイン風〉などのアレンジレシピや、素揚げのカロリーなども紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ししとうは素揚げが美味しい?
- ししとうの素揚げは下処理しないと爆発する?方法は?
- ししとうは下処理をしないと爆発する危険がある
- ししとうを素揚げする時の下処理方法
- ししとうの素揚げのレシピは?
- ししとうの素揚げの作り方
- しし唐の素揚げはコツを知るとプロ品質にできる
- ししとうの素揚げをプロ品質にするコツは?
- ①熱いうちに味付けを済ませる
- ②揚げる前に水分をふき取る
- ③ししとうを揚げる直前まで冷やしておく
- ししとうの素揚げのアレンジレシピ5選を紹介!
- ①ししとうと茄子のさっぱり揚げびたし
- ②ししとうのスペイン風素揚げ
- ③手羽中とししとうの唐揚げ
- ④茄子とししとうを使った海老あんかけ
- ⑤素揚げ野菜を添えた揚げ出し豆腐
- ししとうを素揚げした時のカロリーは?
- ししとうを素揚げした時のカロリーは3kcal
- 素揚げすることでビタミンの吸収率が高まる
- ししとうの素揚げを食べてみよう
ししとうは素揚げが美味しい?
ししとうは苦みの効いた味が特徴的な野菜ですが、トッピングとして食べる人も多いかもしれません。しかし、ししとうは素揚げに適量の塩をかけて食べる調理法も人気です。今回は素揚げが美味しいししとうの下処理やアレンジレシピ、豊富な栄養素について紹介します。
ししとうの素揚げは下処理しないと爆発する?方法は?
ししとうの素揚げは素材の味を活かした最適な調理方法ですが、下処理なしで調理をするとかなり危険です。以下ではししとうの正しい下処理を紹介するので、ししとうの素揚げを作る際には必ず参考にしてください。
ししとうは下処理をしないと爆発する危険がある
ししとうは素揚げで調理する際、正しい下処理をしていないと爆発する危険があります。ししとうは中が空洞になっているので揚げると、中の空気が温められて膨張して爆発することがあるのです。ししとうが爆発すると揚げ油がはねることがあり、高温の油が皮膚や目に触れると火傷や失明をする恐れもあるので注意しましょう。
ししとうを素揚げする時の下処理方法
ししとうの下処理は、以下の手順が基本的なものです。
1、ヘタの部分を切る
2、包丁の先端か竹串で数か所穴を開ける
ししとうのヘタの部分は可食部なので取らなくても問題はないですが、見栄えを考えると取っておくのがよいです。ヘタを取り終えたししとうは爆発防止のため、数か所穴を開けて膨張した空気の逃げ道を作りましょう。
ししとうの素揚げのレシピは?
ししとうの調理はかなりシンプルですが、揚げ方次第で仕上がりがかなり変わってきます。以下では、ししとうを素揚げの正しい調理法を紹介するので、いつも仕上がりがいまいちな人は参考にしてください。
ししとうの素揚げの作り方
ししとうの下処理後は調理に取り掛かりますが、料理に関しても基本のやり方があります。
1、適量の油を強火で温める
2、水気を切ったししとうを油に入れる
3、15~30秒で取り出す
4、キッチンペーパーでしっかり油を切る
ししとうの素揚げは高温の揚げ油で揚げるのが基本で、低温だとししとうが油を多く吸って食感が悪くなります。さらに重要なのは揚げ時間で、長い時間かけて揚げると低温で揚げたときと同様に油っぽくなるので注意しましょう。最後に揚げ終わったししとうはキッチンペーパーで油を切っておくと、カラッとした仕上がりになります。
しし唐の素揚げはコツを知るとプロ品質にできる
基本的なししとうの素揚げは上記の通りですが、ひと手間加えることでプロ品質のししとうの素揚げができます。難しいテクニックは必要ないので、次に紹介するししとうの素揚げをプロ品質にするコツを参考にしてください。
ししとうの素揚げをプロ品質にするコツは?
ししとうの素揚げをプロに近い品質で仕上げるには、基本通りに作るのも重要ですが他にもコツを掴む必要があります。以下では、ししとうの素揚げをプロ品質にするコツを紹介するので、ししとうの素揚げを作るときに活用してください。
①熱いうちに味付けを済ませる
ししとうの素揚げは塩のみのシンプルな味付けがおすすめですが、冷めてから味付けしても味がしっかりつきません。ししとうの素揚げは塩味をしっかりつけるためにも、油を切ったらすぐに味付けすることを心掛けましょう。
②揚げる前に水分をふき取る
ししとうは素揚げにする前に水分を拭き取る必要があり、水分が残った状態で素揚げにすると食感が悪くなります。また、水分が残ったままで揚げ油に入れると、水分と油が反応して水蒸気爆発で油はねが起きるので注意しましょう。
③ししとうを揚げる直前まで冷やしておく
揚げ物は油の中に入れた材料の水分が蒸発し、水分が抜けた場所に油が入り込むことでカラッと仕上がります。水分の蒸発は材料と揚げ油の温度差に左右されるので、材料を揚げる直前まで冷蔵庫で冷やしておく方法が有効です。買ってすぐのししとうを揚げる場合は、ボウルに入れた氷水の中でししとうを冷やす方法がおすすめです。
ししとうの素揚げのアレンジレシピ5選を紹介!
素揚げのししとうは塩で味付けして食べるのも美味しいですが、揚げびたしやあんかけといった調理法も人気です。以下では、ししとうの素揚げのアレンジレシピの中で、特に人気のレシピを5つ選んで紹介します。
①ししとうと茄子のさっぱり揚げびたし
ししとうと茄子は同じ夏野菜ということもあり、揚げびたしは人気の調理方法です。また、つゆにめんつゆとゆずぽん酢を使うことで夏バテ気味でもさっぱり食べられます。さらに、トッピングにみょうがを加えることで、さらに夏らしいさっぱりとした味わいにできます。
②ししとうのスペイン風素揚げ
ピミエントス・パドロンは、スペイン産の小さいししとうを適量のオリーブオイルで揚げるのが特徴です。揚げ油にオリーブオイルを使うことで、揚げ物特有の油臭さを軽減してくれます。もちろん日本産のししとうでも代用できるので、気になる人は試してみましょう。
③手羽中とししとうの唐揚げ
こちらは甘辛いタレと材料の相性が抜群のご飯にもお酒にも合うので、食卓のメイン料理としても使えるレシピです。骨が取り出しやすい手羽中を使って作っている上に、甘めの味付けなので子どもでも美味しく食べられます。
④茄子とししとうを使った海老あんかけ
片栗粉でとろみをつけた餡はご飯との相性も抜群で、海老や野菜の旨味を際立たせてくれます。夏野菜のししとうと茄子を食卓のメイン料理として使いたいならこちらのレシピもかなりおすすめです。
⑤素揚げ野菜を添えた揚げ出し豆腐
豆腐料理の中では定番の揚げ出し豆腐ですが、ししとうや茄子の素揚げも一緒に加えることでアクセントになります。上品な味わいのつゆはししとうや茄子との相性も良く、いつもと違う揚げ出し豆腐を作りたい人におすすめです。
ししとうを素揚げした時のカロリーは?
ししとうは実は健康的な野菜として知られており、βカロテンと呼ばれる栄養素が含まれています。しかし、ししとうは素揚げにした場合のカロリーが気になる人も多いでしょう。以下では、ししとうの素揚げのカロリーや、ししとうに含まれる栄養素について詳しく紹介します。
ししとうを素揚げした時のカロリーは3kcal
ししとうの素揚げのカロリーは1つあたり3kcalと意外にも低く、たくさん食べても問題ないように見えます。ただ、ししとうは1つあたりのサイズが小さいので、スナック感覚で食べるとすぐカロリーオーバーします。どうしても多く食べたい場合は、健康効果のあるオリーブオイルで揚げるといった工夫が必要です。
素揚げすることでビタミンの吸収率が高まる
ししとうにはβカロテンと呼ばれる栄養素が多く、皮膚や粘膜の健康に欠かせないビタミンAを生成してくれます。また、ビタミンAは脂溶性ビタミンに分類され、油と一緒に摂取することで吸収率を格段に上げてくれます。健康効果のあるオリーブオイルやこめ油を使うことで、さらにβカロテンの効果を上げることもできます。
ししとうの素揚げを食べてみよう
ししとうは素揚げにすれば美味しいだけでなく、βカロテンを多く摂取できるので健康にも良いと言えます。また、ししとうの素揚げは1つあたり3kcalで、1日の適量を守ればダイエット中でも食べられます。普段カレーのトッピングでしか食べない人は今回紹介したレシピを参考に、ししとうの素揚げが主役の料理を作ってみてください。