れんこんの切り方8選!割れない・食感を良くするには?筑前煮など合う料理と紹介!
れんこんの切り方を知っていますか?割れない・食感をよくできたら嬉しいですよね。今回は、<輪切り>などれんこんの切り方8選を、<筑前煮>など合う料理と一緒に紹介します。れんこんを切った後のアク抜き・下処理のやり方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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れんこんの皮は剥くべき?切り方で違う?

れんこんは皮にも栄養があり、剥かずに皮ごと食べることが出来ます。皮にはタンニンという栄養素が含まれていて、抗アレルギー作用があるので花粉症への効果が期待できます。ただし、皮を剥かないで調理すると見栄えや食感がやや悪くなるのでれんこんの白さを活かしたい場合やハレの日の料理には不向きです。
(*れんこんの皮は剥くかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
れんこんの切り方は?割れないようにするには?

れんこんは、どのような切り方をすればよいのでしょうか。ここからは、固いれんこんが割れないように切るコツやれんこんの切り方を8つ紹介します。切り方に合った料理も紹介するので、参考にしてください。
れんこんは割れないように少しずつ切ろう
れんこんは、少しずつ切ると割れにくくなります。穴が開いていて、繊維質で固いれんこんは勢いよく切ると割れてしまいます。割れないようにするには、包丁の前方を使い小刻みに動かしながら少しずつ切るのがおすすめです。また、電子レンジで1~1分半ほど温めると固いれんこんが切りやすくなるうえに皮も剥きやすくなります。
れんこんの切り方①輪切り
輪切りに合うれんこん料理は、以下の通りです。
・きんぴら
・天ぷら
・酢れんこん
・おでん
れんこんの輪切りは、れんこんを横に寝かして好みの厚さで切ります。厚めに切った場合は、食感が残るので天ぷらやおでんに最適です。薄めに切るとシャキシャキとした食感が楽しめて、きんぴらや酢れんこんに合います。
れんこんの切り方②乱切り
れんこんの乱切りは、以下のような料理に合います。
・筑前煮
・きんぴら
・カレー
乱切りしたれんこんは、主に煮しめや筑前煮などの煮物に用いられる切り方です。乱切りは、一口サイズになるようにれんこんを90度ずつ回転させながら斜め45度に切ります。表面積が広いので味染みがよく、ホクホクとした食感が楽しめます。
れんこんの切り方③縦切り
縦切りにした、れんこんに合う料理を紹介します。
・炒め煮
・フライ
れんこんの縦切りは、好みの長さに切ったれんこんを縦向きで好みの幅に切ります。板状になったれんこんを寝かせ、縦に切ると棒状に仕上がります。他の切り方に比べてより食感や歯応えを強く感じる切り方なので、炒め煮やフライなどの揚げ物に最適です。
れんこんの切り方④半月切り
半月切りにしたれんこんに合う料理は、以下の通りです。
・天ぷら
・ソテー
・煮物
・きんぴら
・サラダ
半月切りはれんこんを縦半分に切り、切り口を下にして端から好みの厚さになるように切ります。輪切りよりもサイズが小さいので、食べやすいです。厚く切った半月切りは煮物やソテー、天ぷらなどに合います。薄い半月切りはきんぴらやサラダに最適で、汎用性の高い切り方です。
れんこんの切り方⑤花れんこん
花れんこんは、以下のような料理に合います。
・ちらし寿司
・煮しめ
・酢れんこん
花れんこんは、輪切りにしたれんこんを使った飾り切りです。5mm~1cm幅の輪切りにしたれんこんを手に持ち、穴と穴の間にV字の切り込みを入れます。切り口がなめらかになるように、面取りをしたら完成です。
見た目が華やかなので、お正月などハレの日の料理に最適です。花れんこんはハートの型抜きの丸い部分を使うと、飾り切りに慣れていない人でも簡単にできます。
れんこんの切り方⑥雪の結晶
雪の結晶は雪れんこんとも呼ばれ、以下の料理に合う切り方です。
・サラダ
・酢れんこん
・鍋
雪の結晶は、れんこんの穴から皮側に向かってハの字に切り落として面取りします。見栄えがよいのでサラダや酢れんこん、鍋に浮かべるのもおすすめです。雪の結晶も花れんこんを同じように、型抜きを使うと簡単に作れます。
れんこんの切り方⑦いちょう切り
いちょう切りは、以下の料理に合う切り方なので参考にしてください。
・煮物
・サラダ
・きんぴら
いちょう切りは、れんこんを縦4等分にしてから好みの厚さになるように切ります。太くて固いれんこんに最適な切り方で、様々な料理に使えます。厚いいちょう切りは煮物に、薄いちょう切りはサラダやきんぴらにおすすめです。
れんこんの切り方⑧矢羽根
矢羽根に切ったれんこんは、以下の料理に合います。
・甘酢漬け
・煮しめ
矢羽根れんこんの切り方は、片側が厚くなるように斜めの輪切りにします。厚みのある方を上にして、両端を切り落としてから縦半分に切ります。切り口を上にし、2つ合わせると矢羽根れんこんの完成です。見栄えがよく、ハレの日の料理に縁起物として入れたり甘酢に漬けたりするのに最適な切り方です。
れんこんを切った後はアク抜き?下処理のやり方は?

れんこんの切り方には様々な種類があることが分かりましたが、れんこんを切った後はアク抜きをした方がよいのでしょうか。ここでは、れんこんのアク抜きのやり方を紹介します。
れんこんのアク抜きのやり方
れんこんのアク抜きは、以下の手順を参考にしてみてください。
1、れんこんを好みの方法で切る
2、切ったそばから5~10分水に浸ける
れんこんのアクをしっかりと抜きたい場合は、水に浸ける時間は変えずに何度か水を入れ替えます。れんこんは皮を剥いたり切ったりすると酸化して変色するので、れんこんの白さを活かした料理の場合はアク抜きをしてください。煮物やきんぴらなど、醤油で味付けをする料理の場合はアク抜きを省いても構いません。
(*れんこんのアク抜きはなぜ必要かについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
れんこんの切り方を工夫したレシピを紹介!
ここからは、れんこんの切り方を工夫したおすすめのレシピを紹介します。見栄えがよく、おもてなし料理に最適なレシピも紹介するので参考にして作ってみてください。
①筑前煮
見栄えがよく、華やかな仕上がりでおもてなしに最適です。煮物の色を綺麗に仕上げたい場合は、れんこんやにんじんをそれぞれ別に茹でます。れんこんは固いままだと切りにくいので、味付けをして粗熱が取れてから花の形に切るのがポイントです。
②きんぴら
れんこんのきんぴらは、輪切りや半月切りが多いですがこちらのレシピではささがきで作ります。輪切りや半月切りよりも食べやすく、食感よく仕上がります。ささがき牛蒡の要領で、回しながら削ぐようにスライスしてください。
③炒め煮
れんこんは皮を剥き、長さ5cm厚さ1cmの棒状に切ります。歯応えがよく、シャキシャキとしたれんこん特有の食感が楽しめる切り方です。短時間で作れるので、あと一品足したい時にも最適なレシピです。
れんこんの切り方を覚えておこう
れんこんの切り方には定番の輪切りや乱切り、見栄えのよい花れんこんや矢羽根などがあります。切り方によって食感や合う料理が違うので、料理に合った切り方を選びましょう。固いれんこんを切りやすくする方法も紹介したので、切り方やレシピと合わせて参考にしてみてください。