干物のグリルでの焼き方・時間は?両面・片面焼き別にコツも紹介!

干物のグリルでの焼き方を知っていますか?コツはあるのでしょうか?そこで今回は、干物のグリルでの焼き方を<両面焼き・片面焼き>別に、コツとともに紹介します。干物のグリル以外での焼き方も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 干物のグリルでの焼き方は?コツはある?
  2. 干物のグリルでの焼き方・時間は?【両面焼きの場合】
  3. 干物のグリルでの焼き方・時間は?【片面焼きの場合】
  4. 干物のグリルでの焼き方のコツは?
  5. ①網に油を塗っておく
  6. ②干物の表面に酒を塗る
  7. ③グリルの両端に干物を置く
  8. 干物のグリル以外での焼き方は?
  9. ①フライパン
  10. ②オーブン
  11. 干物のグリルでの焼き方をマスターしよう!

干物のグリルでの焼き方は?コツはある?

あじやかますなどの魚の干物は日持ちが長く、和食の献立に重宝する食材です。旨味が濃縮された干物をさらに美味しく食べるためには、焼き方にどのようなコツがあるのでしょうか。今回は魚の干物の美味しい焼き方について、魚焼きグリルなどを使用する方法を詳しく紹介します。

干物のグリルでの焼き方・時間は?【両面焼きの場合】

両面焼きグリルでの、干物の焼き方の手順や時間は以下の通りです。

①干物が冷凍されている場合は、解凍しておく
②グリルの庫内を温めておく
③干物の水分をペーパーなどで軽くとり、皮面を上にして網に乗せる
④中火の火加減で5分程度焼く
⑤焦げ目がついてきたら火加減を弱くして、2分から3分程度焼く


冷凍の干物を解凍するときは電子レンジを使用せず、旨味成分の流失が少ない冷蔵庫での自然解凍や流水解凍がおすすめです。干物を入れる前にグリルの庫内を5分間程度強火で温めておくことで、外側は香ばしく中はジューシーな食感に焼き上がります。また、干物は焦げやすいので焼き色がついてきたら、火加減を弱くして中までじっくりと火を通しましょう。

干物のグリルでの焼き方・時間は?【片面焼きの場合】

片面焼きグリルでの、干物の焼き方の手順や時間は以下の通りです。

①グリルの庫内を温めておく
②干物の水分をペーパーなどで軽くおさえ、皮面を下にして網に乗せる
③身のほうから中火で7分程度焼いて裏返す
④皮に焼き色がつくまで弱火で2~3分程度焼く


片面焼きのグリルを使用する場合は、身の表面が茶褐色になり脂がチリチリと浮いてきた頃が裏返すタイミングです。中くらいのあじで、中火で6~7分くらいが目安ですが、干物の大きさや厚みによって焼き時間や火加減は調節してください。皮目は焼き過ぎると固くなるので、ひっくり返してからは中火から弱火にすることも美味しく焼くポイントです。

干物のグリルでの焼き方のコツは?

焼くだけなので簡単と思われがちな干物ですが、網にくっついたり焦がしたり生焼けだったりと、失敗することも多い料理です。ここでは、干物の両面・片面グリルどちらでも使える焼き方のコツを3つ紹介します。

①網に油を塗っておく

干物が網にくっつくのを防ぐには、網に油を塗っておくのが効果的です。ペーパー等に油を染み込ませ、なでるように満遍なく塗っておきましょう。油以外では酢を網に塗っておくと、干物の表面のたんぱく質が網に熱凝着するのを防ぐので、くっつくことなく魚を裏返すことができます。

②干物の表面に酒を塗る

干物の表面に酒を塗ると、風味が増して魚特有の生臭みを抑える効果があります。また、身もふっくらとしてきれいな焼き目がつきやすくなるのもメリットの一つです。しかし、酒を塗った干物は焦げやすいので、火加減にはじゅうぶん注意しましょう。

③グリルの両端に干物を置く

干物を一度に2枚焼くときには、一番温度の高いグリルの両端に干物を置くようにすると、焼きムラを防ぐことができます。また、グリルの奥に行くほど温度は高くなるので、脂の乗りが良い頭側を奥に向けておくようにしましょう。この方法を使うと、皮はパリッと身はジューシーに焼き上がるので試してみてください。

干物のグリル以外での焼き方は?

ここまで両面・片面焼きグリルでの干物の焼き方を紹介しましたが、グリルが無い場合や後片付けが面倒な時もあるかもしれません。ここではグリル以外を使う、干物の焼き方を2つ紹介します。

①フライパン

フライパンを使った干物の焼き方は、以下の通りです。

①フライパンにクッキングシートをひく
②干物の表面にハケで薄く油を塗る
③干物の身の方を下にしてフライパンにのせる
④中火で蓋をして6分程度焼く
⑤ひっくり返して蓋をし、中火で3分程度焼く
⑥蓋を外して強めの中火で1分焼く


フライパンにクッキングシートをひくのは、干物がくっつかずにきれいに焼くための大切なポイントです。焼く前に干物の身の方に薄く油を塗っておくと、ぱさつきを防いでふっくらと焼き上がります。

ほっけなどの身の厚い魚を焼く際には、蓋をして中までしっかりと火を通すようにしましょう。最後に火加減を強くして1分間加熱すると、皮目がパリッとしてグリルで焼いたような仕上がりになります。

②オーブン

オーブンを使った干物の焼き方は、以下の通りです。

①オーブンを180度に予熱する
②干物の皮目に、包丁で数箇所切れ目を入れておく
③クッキングシートをひいた天板に、干物の皮目を上にして乗せる
④180度で20分焼く


金目鯛やほっけなど、大きいサイズの干物を焼くときにはオーブンが便利です。皮目に数箇所切れ目を入れておくと、焼ける際に皮が破れるのを防ぐことができます。皮に焦げ目が付きにくい場合は、200度に上げて数分間様子を見ながらさらに加熱してください。

干物のグリルでの焼き方をマスターしよう!

今回は干物の美味しい焼き方を、グリル・フライパン・オーブンの調理法別に紹介しました。焼き方のコツをつかむことで、いつもの干物の味をワンランク上げることができます。自宅で干物を焼く際には、ぜひ参考にしてみてください。

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