大根は何群?6つの食品群や三色食品群・五大栄養素別に分類!

大根が何群に分類されるか知っていますか?今回は、大根は何群に分類されるかを、〈6つの基礎食品群・3色食品群・5大栄養素〉別に紹介します。〈玉ねぎ・にんじん・キャベツ・味噌〉などの食品が何群かも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 大根は何群?食品群別に紹介!
  2. 大根は4群【6つの食品群の場合】
  3. 大根が6つの食品群だと4群の理由
  4. 大根の「葉」は3群
  5. 大根以外の6つの食品群の4群の食品
  6. 大根は緑色【3色食品群の場合】
  7. 大根が3色食品群だと緑色の理由
  8. 大根の「葉」も緑色
  9. 大根以外の3色食品群の緑色の食品
  10. 大根はビタミン【5大栄養素の場合】
  11. 大根の5大栄養素の含有量
  12. 大根以外の5大栄養素のビタミンの食品
  13. 大根とよく一緒に使われるその他の食品は何群?
  14. ①玉ねぎ
  15. ②にんじん
  16. ③味噌
  17. ④キャベツ
  18. 大根は何群か知ろう

大根は何群?食品群別に紹介!

煮物・炒め物・汁物など幅広いジャンルの料理に使用でき、皮や葉にも栄養が豊富に含まれる大根は食卓に欠かせない食材の一つです。様々な栄養成分をもつ大根は、食品群で見たときにどこに分類されるのでしょうか。ここでは、6つの食品群・3色食品群・五大栄養素別に大根がどこに分類されるのかを説明します。

大根は4群【6つの食品群の場合】

日常で口にする食品は、どの栄養素を多く含むかでグループ分けされています。栄養素ごとに6つのグループに分けたものを、6つの食品群と呼びます。ここでは大根は6つの食品群の中でどこに分類されるのかや、大根と同じ食品群の食品を紹介します。

大根が6つの食品群だと4群の理由

大根は6つの食品群の中で、4群に属する食品です。緑黄色以外の野菜や果物が4群に分類され、特にビタミンCを豊富に含み体の調子を整える働きがあります。また大根をはじめとする4群の野菜や果物には、腸の調子を整える食物繊維も多く含まれているのが特徴です。

大根の「葉」は3群

大根の白い根の部分は4群ですが葉の部分は3群になり、3群は4群と同様に体の調子を整える栄養素を多く含んでいます。3群は緑黄色野菜のグループと呼ばれ、主にカロテンを豊富に含むのが特徴です。緑黄色野菜が含むカロテンは体内でビタミンAに変換され、目・皮膚・粘膜を健康に保つ働きがあります。

大根以外の6つの食品群の4群の食品

大根以外にも、以下のような食品が6つの食品群の4群に分類されます。

・キャベツ
・きゅうり
・かぶ
・苺
・みかん


緑黄色野菜以外の野菜や果物は、6つの食品群の4群に属しています。4群に属するかぶは大根と同様に、葉の部分は3群に分けられます。上記の中でも特に苺は100gあたり62mgと豊富なビタミンCを含んでおり、動脈硬化の予防・風邪予防・美肌効果が期待できる食品です。

大根は緑色【3色食品群の場合】

3色食品群とは食品が持つ栄養素の働きを元に、赤・黄・緑色にグループ分けしたものです。6つの食品群よりも分類方法がシンプルで分かりやすく、給食の献立などにも取り入れられています。ここでは大根が3つの食品群のどこに分類されるのかを説明します。

大根が3色食品群だと緑色の理由

大根は、3色食品群の中の緑色に分けられます。緑色に属する食品は主にビタミンやミネラルなど、体の調子を整える働きがある栄養成分を持っています。3色食品群の緑色には、大根をはじめとする野菜・果物・きのこ類が該当するグループです。

大根の「葉」も緑色

3色食品群の中では、大根の葉も緑色に分類されます。6つの食品群で見た場合は3群と4群でわかれますが、3色食品群で見た場合は同じグループに属する食品です。大根の葉には100gあたりビタミンCが53mgと豊富で、ミネラル類のカリウムやカルシウムは白い根の部分よりも多く含まれています。

大根以外の3色食品群の緑色の食品

3色食品群で緑色に分類される食品は、大根以外にも以下のようなものが該当します。

・ピーマン
・にんじん
・ほうれん草
・トマト
・りんご


3色食品群では、淡色野菜・緑黄色野菜・果物などの食品が緑色に分類されます。緑色に含まれる食品を摂取することで体の免疫力を高めて病気を予防したり、腸の動きを整えたりしてくれます。中でもにんじんはβカロテンを豊富に含む食品で、美容や健康の維持に欠かせない食品です。

大根はビタミン【5大栄養素の場合】

5大栄養素とは炭水化物・脂質・たんぱく質・無機質・ビタミンを指し、これらは人が健康な体を保つために欠かせない成分です。ここでは大根が5大栄養素のどの成分に分類されているのかを、栄養素の含有量とともに説明します。

大根の5大栄養素の含有量

食品名 大根
タンパク質 0.4g
脂質 0.1g
炭水化物 3.0g
ビタミンC 11mg
ミネラル 0.6g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)

上記の表は、大根100gあたりの栄養素含有量を記載しています。大根は5大栄養素の中のビタミンに分類される食品で、中でも免疫力を高めたり美容を維持したりする成分であるビタミンCを豊富に含みます。特に皮の部分にビタミンCが多く含まれるので、皮が付いたまま調理したり皮でもう一品作ったりするのがおすすめです。

大根以外の5大栄養素のビタミンの食品

大根と同様に、以下のような食品が5大栄養素のビタミンに分類されます。

・キャベツ
・にんじん
・しいたけ
・鯖
・柿


5大栄養素のビタミンは水溶性と脂溶性にわけられ、体内では合成できず食品から摂取する必要がある成分です。魚や野菜に含まれる水溶性のビタミンB群やビタミンCは体内の代謝に関わっています。また、緑黄色野菜やきのこが含む脂溶性のビタミンAやビタミンDは、身体の機能を正常に保つ働きが期待できます。

大根とよく一緒に使われるその他の食品は何群?

大根は4群・緑色・ビタミンに分類される食品ですが、その他の食材は何群に属するのでしょうか。ここでは、大根と一緒に使用されることの多い食品4つが何群に分類されるのかを説明します。

①玉ねぎ

玉ねぎは、以下の食品群に分類されます。

・6つの食品群の場合:4群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミン


玉ねぎは、全ての食品群が大根と同じグループに属しています。玉ねぎは糖や脂質の吸収を抑制する食物繊維や、高血圧を防止するカリウムが豊富です。血糖値の急激な上昇を抑えたり血圧を下げる効果があるので、野菜不足の人や塩分の摂りすぎが気になる人におすすめです。

②にんじん

にんじんを食品群で見た場合、以下のように分類されます。

・6つの食品群の場合:3群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミン


にんじんは緑黄色野菜なので、大根の葉と同様に3群に含まれる食品です。にんじんはβカロテンやビタミンCが豊富で、これらの成分は免疫力向上やコラーゲン生成に欠かせません。また、貧血改善や細胞生成に効果がある葉酸も多く含むので、妊娠中の人にもおすすめです。

③味噌

汁物などで活用する味噌は、以下の食品群に属します。

・6つの食品群の場合:1群
・3色食品群の場合:赤色
・5大栄養素の場合:タンパク質


味噌などの大豆製品は6つの食品群の中で、骨や筋肉の元になる1群に分類されます。また、味噌が分類される3色食品群の赤色は、血や肉など人体の元になるタンパク質を多く含むのが特徴です。味噌は他にも食物繊維・ビタミンE・ビタミンB2などの成分を含みます。

④キャベツ

キャベツは、以下の食品群に属しています。

・6つの食品群の場合:4群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミン


キャベツも大根と同様に、4群・緑色・ビタミンに分類される食品です。キャベツは100gあたりビタミンCを41mg含んでおり、これは成人1日当たりの推奨摂取量の約4割になります。また、便秘改善や美肌効果に繋がる食物繊維や、動脈硬化を防ぐビタミンKなども豊富です。

大根は何群か知ろう

大根は6つの食品群の中で4群、3色食品群の中で緑色、5大栄養素の中でビタミンに分類される食品です。6つの食品群で見た場合のみ大根の根は4群、葉は3群に属します。大根は体の調子を整えるビタミンC・葉酸・カリウムなどを豊富に含むので、意識して食事に取り入れてみましょう。

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