ほうれん草を味噌汁にそのまま入れてOK?アク抜きは必要?人気レシピも紹介!
ほうれん草を味噌汁にそのまま入れても大丈夫でしょうか?今回は、〈生・冷凍〉のほうれん草を味噌汁にそのまま入れても大丈夫かや、〈鍋・レンジ〉でのアク抜き方法を紹介します。アク抜きしたほうれん草の人気味噌汁レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ほうれん草を味噌汁にそのまま入れるのはNG?冷凍は?
おひたしや炒め物に役立つほうれん草ですが、味噌汁に入れて食べるという人も多いでしょう。今回は、ほうれん草を下茹でなしでそのまま味噌汁に入れてよいのか、アク抜き方法について解説します。ほうれん草の味噌汁を楽しみたいという人は、参考にしてみてください。
ほうれん草を味噌汁にそのまま入れるのはおすすめしない
ほうれん草をアク抜きせずにそのまま味噌汁に入れるのはおすすめしません。ほうれん草には、尿管結石を引き起こす要因となるシュウ酸が含まれているためです。ただし、シュウ酸は水に溶けやすい性質をもつため、事前の下処理で減らすことができます。生のほうれん草を味噌汁の具材にする際は、水にさらしたり下茹でしたりしてから使用しましょう。
なお、市販の冷凍ほうれん草は事前にアク抜き処理がなされている商品も多く、基本的にはそのまま味噌汁に入れることが可能です。
ほうれん草を味噌汁に入れるアク抜き方法は?
味噌汁にほうれん草を入れる時は、アク抜きをしてシュウ酸を減らすことが大切です。ここからは、ほうれん草を味噌汁に入れるアク抜きの方法について紹介します。家で手軽にできる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
①レンジで加熱する方法
レンジでアク抜きする方法は以下の通りです。
1、ほうれん草の根を切り、根元から茎に向かって十字に切込みを入れて洗う
2、1束ずつ葉と根元を交互に置き、ラップで包む
3、600Wの電子レンジで約2分加熱する
4、加熱したらラップを外し、冷水に浸す
5、冷めたら根元を揃えて水気を切る
手間がかかりそうなイメージのアク抜きですが、電子レンジを使用すると簡単です。上記は200gほどのほうれん草を想定した加熱時間ですが、量に応じて調節してください。電子レンジによっても異なるため、1分ずつ様子を見ながら加熱するようにしましょう。
手軽さが魅力の電子レンジでのアク抜きですが、シュウ酸が残りやすいデメリットもあります。時間に余裕がある時は、鍋で茹でる方法がおすすめです。
②鍋で茹でる方法
鍋でアク抜きする方法は以下の通りです。
1、ほうれん草の根を切り、根元から茎に向かって十字に切込みを入れて洗う
2、鍋に2リットルの湯を沸かし、沸騰したら塩大さじ2分の1を加える
3、沸騰した湯にほうれん草の根を入れ、30秒~1分経ったら葉を沈める
4、1分半~2分半ほど経ったら火を止め、冷水に浸す
5、冷めたら根元を揃えて水気を切る
鍋で茹でることにより、水に弱いシュウ酸の量を減らすことができます。塩は湯の量に対して0.25~0.5%の濃度になるように加えましょう。茹ですぎてしまうとほうれん草の栄養素まで流れ出てしまう可能性があるため、注意してください。
アク抜きしたほうれん草の人気味噌汁レシピ3選!
ここまでほうれん草のアク抜き方法について紹介しました。アク抜きを終えたほうれん草を味噌汁に入れて楽しみたいたいという人も多いでしょう。ここからは、アク抜きしたほうれん草の人気味噌汁レシピについて紹介します。
①豆腐とほうれん草のお味噌汁
アク抜きしたほうれん草と豆腐を使ったやさしい味わいの味噌汁です。ほうれん草を茹でておくことによって余計な水分が抑えられるため、まるでプロのような味を楽しめます。お好みで仕上げに七味を振ることもおすすめです。
②モッツァレラチーズのとろける洋風お味噌汁
下茹でしたほうれん草にモッツァレラチーズやトマト、オリーブオイルなどの食材を組み合わせた味噌汁は、洋食の献立にもよく合います。玉ねぎの甘みが溶けこんでいるので、年齢問わず食べやすいでしょう。
③ほうれん草となめこのお味噌汁
なめことほうれん草の食感がアクセントになった味噌汁です。なめこを具材にすると味噌汁にとろみがつき冷めにくいため、寒さが気になる時にもおすすめです。ほうれん草の彩りも豊かで、献立が華やかになります。
ほうれん草は味噌汁にそのまま入れても大丈夫か知ろう
ほうれん草には尿路結石の原因となるシュウ酸が含まれるため、そのまま味噌汁に入れるのはおすすめしません。ほうれん草は、下茹でしてアクを抜いてから使用しましょう。ほうれん草は栄養豊富で健康効果も高い野菜なので、適切な処理をおこない日々の食事に取り入れてみてください。