かぶの旬の時期は秋?春?栄養素や選び方に加えレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】かぶが旬の季節は春・秋どっちか知っていますか?一番美味しい時期はいつでしょうか?今回は、かぶの種類別の旬にくわえ、栄養素・効能や選び方のポイントも紹介します。かぶの旬におすすめのレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
かぶの選び方のポイントは?
スーパーに売られているかぶはどれも同じように見えますが、鮮度が良いものとそうで無いものが混じっている可能性もあります。しっかり美味しいかぶを見極めて購入しましょう。
かぶの葉での選び方
売られているかぶの中には、収穫したまま葉が付いているものもあります。新鮮なかぶの葉の特徴を紹介します。
・綺麗な緑色をしている
・シャキッと生き生きしている
色や葉の状態については、パッと見ればすぐわかるので判別しやすいです。逆に葉がしなびているものは、収穫から時間が経っている証拠なので避けましょう。
かぶの根での選び方
次に、かぶの根で新鮮なかぶを見極める方法を紹介します。
・綺麗な白色をしている
・全体的につやがある
・整った丸みがある
皮の表面に傷があったり、切り口が乾燥しているものは新鮮とは言えません。赤かぶの場合は鮮やかな赤色をしていて、つやがある物を選びましょう。
かぶの栄養素と効能は?
カロリー | 20kcal |
---|---|
水分 | 93.9g |
タンパク質 | 0.7g |
糖質 | 4.6g |
食物繊維 | 1.5g |
脂質 | 0.1g |
※「根」の部分100gあたり(参考:日本食品標準成分表(※1))
※1日の摂取量は成人男性の目安です
野菜は旬がいちばん栄養価が高いと言われますが、かぶに含まれる栄養素にはどのようなものがあるのでしょうか。
①β-カロテン
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
2800μg | - | - |
β-カロテンはかぶの葉に多く含まれており、抗発がん作用や免疫力活性作用などがあります。かぶの葉は切り落として捨ててしまう人も多いですが、葉も調理次第で美味しく食べられます。(※2)
②ビタミンC
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
82mg | 100mg | 82%(※葉の部分100gあたり) |
ビタミンCはよく知られている通り、疲労回復や肌荒れの防止などに効果があります。また、風邪の予防にも効果的なので、寒い冬が旬のかぶを積極的に献立に取り入れると良いです。ビタミンCは水溶性ビタミンの仲間で、茹でたり水にさらすと水に栄養が溶け出してしまいます。効率よくビタミンCを摂取したい場合は生のままサラダに取り入れるといいでしょう。(※3)
③カルシウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
82mg(※葉の部分100gあたり) | 650mg | 13% |
かぶにはカルシウムも含まれています。骨や歯を作るほか、筋肉の収縮、血液凝固など生きていくために必要不可欠な栄養素です。(※4)