かぶの旬の時期は秋?春?栄養素や選び方に加えレシピのおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】かぶが旬の季節は春・秋どっちか知っていますか?一番美味しい時期はいつでしょうか?今回は、かぶの種類別の旬にくわえ、栄養素・効能や選び方のポイントも紹介します。かぶの旬におすすめのレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
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かぶの旬の季節は?一番美味しい時期は?
通年スーパーに並んでいるかぶですが、旬はあるのでしょうか?旬の季節に栄養たっぷりのかぶを美味しく味わいましょう。
かぶの旬①春(3月〜5月)
かぶには1年で2回旬があり、寒すぎず暑すぎない季節が旬にあたります。春に収穫されるかぶ育つスピードが早いため、比較的やわらかいものが多いです。そのため、加熱せずに生のまま食べられます。
かぶの旬②(10月〜11月)
秋の時期に収穫されるかぶは、寒さの中でじっくり時間をかけて育つので、春に収穫される株と比べて甘みが強く、歯ごたえもあります。そのため、秋が一番美味しい時期と言えるでしょう。ポトフなど煮込み料理に使用するとより甘みが引き立ち、美味しく頂けます。
釜野菜帆
管理栄養士
蕪は根も葉も美味しいお野菜のひとつで根の部分だけではなく、 葉もおいしく、品種によっては主に葉を食べるものもあります♪ 根は淡色野菜で、葉は緑黄色野菜に分類されます(^^)
かぶの旬は種類によって変わる?
かぶの旬は春と秋の2回あり、特に秋から冬に収穫されるかぶが甘くて美味しいと紹介しました。かぶの種類によっては旬の時期も多少変わります。ここからは、味や調理法とともにかぶの種類を紹介します。
①小かぶ|10月~3月
かぶの種類を分ける方法には3つあり、大きさで分けることと産地で分ける分け方、色で分ける分類方法があります。大きさで分ける~「ヨーロッパ型」の2種類に、色で分ける場合は「赤かぶ」「青かぶ」「黄かぶ」などがあります。
小かぶは基本的に通年収穫されますが、一番の旬は10月~3月の寒い時期です。もっとも一般的に流通しているかぶの種類です。柔らかいので煮込みすぎると煮崩れしてしまうので注意しましょう。
②聖護院かぶ|11月〜2月
聖護院かぶの旬は11月から2月の冬の時期のみです。聖護院かぶは大きさが15cm以上で、重さも4~5kgにもなるものもあります。京野菜の一種で柔らかい肉質が特徴で、漬物や生のままサラダに使われることが多いです。
聖護院かぶを使用した千枚漬けはよく知られていますが、石川県の伝統料理である「かぶら寿司」にも使われます。
③赤かぶ|11月~2月
赤かぶの旬は11月~2月の冬です。赤かぶといっても様々な種類があり、皮だけ赤いものや、皮と果肉の両方が赤いものもあります。
白いかぶと違って、煮物などに使用すると赤い色素で煮汁やほかの具材を色が付いてしまうためおすすめしません。一方、漬物やサラダにすると、鮮やかな赤色が映えて彩りの良い一品になります。赤かぶは長崎県、滋賀県、福井県、山形県、北海道など全国各地で収穫されます。