れんこんの皮は剥く?剥かない?栄養面のメリットや剥き方など紹介!
【管理栄養士監修】れんこんの皮はむきますか?皮ごと食べられるのでしょうか?今回は、れんこんの皮を剥く・剥かないメリットや皮の剥き方〜アク抜きの仕方など下処理についても紹介します。皮ごと食べた事がない方も、皮ごとレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
続いては、れんこんの下処理の仕方について紹介します。皮のむき方やアク抜きの仕方が分からない方は参考にして下さい。
れんこんの皮の洗い方
れんこんは根菜なので土や砂がたくさん付いていますので、よく洗い流して使いましょう。皮を剥いて使う場合、アルミホイルでこすると余分に剥いてしまう事もなく簡単でキレイにれんこんの皮を剥く事ができます。
れんこんの皮の剥き方
先程のアルミホイルを使用して剥く方法以外にもれんこんの皮の剥き方があるので紹介します。全て包丁で剥くよりも安全で、薄く皮が剥けます。
1、ピーラーで皮を剥きます
2、くぼんだ部分に皮が残った場合は包丁で削りとります
れんこんの皮を剥く方法で最もポピュラーなのがこのピーラーを使う方法でしょう。ピーラーで剥く事により、泥の付いた皮が残ってしまうのを防げます。ピーラーで剥きづらいでこぼこした部分は、無理にピーラーを使わず包丁で削り取ると良いでしょう。
秋山 嘉代
管理栄養士
小さな亀の子タワシで優しく洗うと泥が取れますよ。皮ごと食べる時には是非、試してください。 酢水に長く晒し過ぎると、ホクホク感がなくなってしまいます。表面のでんぷん質が洗い流れる程度で充分です。
れんこんのアク抜きの仕方
続いては、れんこんのアク抜きの方法を紹介します。アク抜きをしないと渋みやえぐみを感じる事があります。
1、輪切りにします
2、切ったそばから酢水に晒します
(水1Lに対し、酢大さじ1)
水でアク抜きをしている方もいると思いますが、れんこんはポリフェノールが多く含まれているためアクが強く変色しやすい食材です。酢水に晒すと酸化による変色を防げ食感もシャキっとするので、水よりも酢水に晒す方がおすすめです。
れんこんの皮が黒い場合は危険?安全?
購入したれんこんを切ってみたら少し黒ずんでいた時はないでしょうか。れんこんの皮まで黒くなっていると安全なのか、食べても問題ないのか心配になりますね。安全な場合と危険な場合を紹介致します。
皮に黒い斑点がついていても大丈夫
れんこんの皮に時々見られる黒い斑点は、カビや病気などではなくカテキンです。れんこんの育った土の質や気候の影響で茎部分が倒れた場合にでき、カテキンには体脂肪を減らしたりコレステロール低下作用などの効果があります。
切った時に既に変色している場合は、収穫過程に何度も手が触れてできた手擦れか、成長過程にできた黒シブである可能性が高いです。れんこんの質や食感が変わる事も無く、人体への影響も全くありません。