ハツの部位はどこ?〈牛・鶏〉別の味・食感は?カロリー・栄養価やレシピなども紹介!
ハツはどこの部位の肉か知っていますか?今回は、ハツの部位や<牛・鶏>別の味や食感の特徴、栄養や効果・効能を紹介します。美味しく食べるためのハツの下処理の方法や、牛と鶏のハツの美味しい食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- ハツはどこの部位の肉?
- ハツは心臓
- ハツ(牛)はどんなお肉?
- ハツ(牛)の味・食感や食べ方のおすすめ【口コミ】
- ハツ(牛)のカロリー・脂質・タンパク質
- ハツ(牛)の栄養や効果・効能
- ハツ(鶏)はどんなお肉?
- ハツ(鶏)の味・食感や食べ方のおすすめ【口コミ】
- ハツ(鶏)のカロリー・脂質・タンパク質
- ハツ(鶏)の栄養や効果・効能
- ハツ(牛)の美味しい食べ方・レシピ
- ①牛ハツのネギ塩焼き
- ②牛ハツのロースト
- ③牛ハツとヒヨコ豆炒めトマトソース掛け
- ④牛ハツときゅうりとトマトの炒め物
- ハツ(鶏)の下処理の方法
- ハツ(鶏)の美味しい食べ方・レシピ
- ①鶏ハツとマッシュルームのアヒージョ
- ②鶏ハツ煮
- ③鶏ハツときゅうりのスパイシー炒め
- ハツを食べてみよう
牛ハツには健康に良い効果や効能が期待できる栄養素を多く含んでいます。中でも以下のような栄養素を含んでいるのが特徴です。
・鉄分
・ビタミンB12
・ビタミンB2
ハツにはミネラルの一種である鉄分が豊富に含まれており、貧血症状の緩和が期待できます。牛のハツに含まれる鉄分の量は、牛肉の部位の中ではレバーに次いで多く、レバーが苦手な人におすすめの部位です。
ビタミンB12も牛のハツに多く含まれており、100gのハツには一日の摂取必要量の5倍もの量が含まれているそうです。ビタミンB12には赤血球の減少を防ぐ効能があるので、鉄分同様に貧血症状を緩和させるのに役立つでしょう。
ほか、ハツに含まれるビタミンB2は摂取した糖質や脂質・たんぱく質をエネルギーに変換するのに欠かせないビタミンで、そのほかにも髪や爪・粘膜などの再生にも必要な栄養素です。
ハツ(鶏)はどんなお肉?
鶏肉のハツはココロとも呼ばれ、心臓部分のため人間と同じで1羽に1個しかありません。牛ハツに比べその大きさは親指ほどしかないので、非常に希少性の高い部位と言えます。ここでは、鶏肉のハツについて、味や食感、カロリーや栄養素などについて紹介します。
ハツ(鶏)の味・食感や食べ方のおすすめ【口コミ】
鶏ハツの美味しいおすすめの食べ方は下記の通りです。
・焼き鳥
・煮物
・ポン酢かけ
鶏肉はさっぱりした味をしている場合が多いですが、同じ鶏肉でもハツは濃厚でコクがあるのが特徴です。さらに、クセがないため食べやすく、独特の歯ごたえがあって美味しい部位です。
鶏ハツの食べ方としては焼き鳥を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、ハツの焼き鳥は塩でもタレでも美味しく食べられるので、人気があります。また、鶏ハツは串に刺さずにそのまま焼いて、焼肉のようにして食べるのもおすすめです。
鶏ハツは濃い味のものに合うので、煮物の場合は甘辛い味に煮込むか、アヒージョのようにニンニク風味で味付けしても良いでしょう。それ以外にも、塩茹でした後にポン酢をかけて食べても、さっぱりとした味わいで楽しむことができます。
Twitterの口コミ
今日のカレー煮込みは
鶏ハツとハツモトとキノコです。
下処理したので臭みとかも無いもよう。
Twitterの口コミ
新鮮な鶏ハツを買ってきたら、ジップロックに鶏ハツ、塩、ごま油を入れて低温調理器で55度60分。急冷してニンニク醤油で鳥刺しに似てお酒がススム君。
ハツ(鶏)のカロリー・脂質・タンパク質
部位の名前 | カロリー | 脂質 | タンパク質 |
鶏のハツ | 207kcal | 15.5g | 14.5g |
鶏のレバー | 111kcal | 3.1g | 18.9g |
鶏のささみ | 105kcal | 0.34g | 9.89g |
鶏のムネ(皮なし) | 108kcal | 1.5g | 22.3g |
鶏のもも(皮なし) | 116kcal | 3.9g | 18.8g |
鶏のハツは、他の部位と比べると2倍ほどのカロリーがあります。また、鶏のハツは牛ハツと違って脂質も多めです。カロリーは高いですが、一方で栄養価も高いため、カロリーに気を付けながら食べると良いでしょう。
(*鶏肉の部位別のカロリー・糖質について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ハツ(鶏)の栄養や効果・効能
鶏ハツには牛ハツと同様、健康効果が期待できる以下のような栄養素が含まれています。
・鉄分
・ビタミンA
・ビタミンB群
・葉酸
上記はハツに含まれる代表的な栄養素ですが、鉄分は貧血の改善に役立つ栄養素で、鶏ハツには牛や豚のハツよりも多くの鉄分が含まれているのが特徴です。ほか、ビタミンAは目や皮膚などの粘膜を健康に保つ働きがあり、免疫力の向上にも役立ちます。
また、ビタミンAはアンチエイジング効果もあるとされるので、加齢による変化が気になる方は積極的にハツを食べると良いでしょう。さらに、鶏ハツには代謝の促進や疲労回復に役立つビタミンB群も多く含まれています。ほかにも、妊娠中の女性が積極的に摂取したい栄養素である葉酸も含まれているので、妊娠中の方にもおすすめです。
ハツ(牛)の美味しい食べ方・レシピ
牛ハツは、シンプルに焼肉にして食べてももちろん美味しいですが、少し手を加えていろいろな味を楽しむのもおすすめです。ここでは、牛ハツを美味しく食べることができる食べ方やレシピを紹介します。
①牛ハツのネギ塩焼き
牛ハツをフライパンで炒めてタレで絡めた簡単な焼き物のレシピです。ごま油の香りとレモンの爽やかさが食欲を誘い、ハツの臭みも感じさせません。なお、牛ハツは焼きすぎると固くなるので注意しましょう。