ズッキーニが苦い原因は?食べると食中毒になる?見分け方や対処法を紹介!

ズッキーニが苦い場合は食べていいのか知っていますか?知らずに食べると、食中毒を起こすリスクがあります。今回は、ズッキーニの苦い原因や見分け方、食べてしまった時の対処法・症状を紹介します。苦くなったズッキーニの対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

  1. ズッキーニが苦い…
  2. ズッキーニの苦い原因は?
  3. ズッキーニの苦味はククルビタシンという毒素が原因
  4. ズッキーニ同様に苦くなることがある野菜の例
  5. 苦いズッキーニの見分け方は?
  6. ズッキーニを舐めて判断する
  7. 苦味が微量だったら問題ない
  8. 苦いズッキーニを食べたら食中毒になる?対処法は?
  9. 数時間様子をみる
  10. 苦いズッキーニの対処法は?苦味は消せる?
  11. ズッキーニは苦くなったら捨てるしかない
  12. ズッキーニを食べる際は要注意

ズッキーニが苦い…

夏になると旬のズッキーニがスーパーに並び、購入して食べる人も多いのでズッキーニを調理して食べたときに、苦みを感じた経験がある人もいるのではないでしょうか。苦みのあるズッキーニは食べても体に害はないのか、苦みを摂る方法はあるのか、なぜ苦いものがあるのか、その原因も含めて見てみましょう。

ズッキーニの苦い原因は?

ズッキーニが苦くなることには明確な原因があり、知らずに食べることで体調不良を引き起こすケースも少なくありません。ここではズッキーニの苦味の原因と、同じように苦くなる野菜について説明します。

ズッキーニの苦味はククルビタシンという毒素が原因

ズッキーニの苦味の原因は、ククルビタシンという毒素です。ククルビタシンはウリ科特有の物質で、新鮮なものであってもヘタの近くに少量含まれています。そもそもズッキーニをはじめとするウリ科の作物は、苦味をなくすために品種改良が行われてきたため、ククルビタシンの含有量は微量です。

しかし、温度の変化や水不足、同じ畑での連作、観賞用のヘチマから花粉が飛沫したことが原因となることもあります。大量のククルビタシンを含んだズッキーニができた結果、市場に出回ることがあり、出荷する農産者であっても、それを予測することは不可能です。

ズッキーニ同様に苦くなることがある野菜の例

ククルビタシンが出る可能性がある、ズッキーニ以外のウリ科の作物は以下の通りです。

・きゅうり
・かぼちゃ
・ゴーヤ
・冬瓜
・メロン
・スイカ


ククルビタシンはウリ科の作物だけでなく、ヒョウタンやユウガオにも含まれています。ただし、ゴーヤに含まれている苦味成分はモモルデシンで、ククルビタシンではありません。中にはククルビタシンが多く含まれているゴーヤもあるので、ビリビリとした苦味を感じるかどうかで判断しましょう。

(*きゅうりが苦い原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

きゅうりが苦い原因は?食中毒ではない?苦味・えぐみの取り方や原因を解説!

苦いズッキーニの見分け方は?

ズッキーニの苦味を避ける上で見分け方を知っておくことが大切ですが、見ためだけで判断できるのか、疑問を持つ人もいることでしょう。ここでは、苦いズッキーニの見分け方について説明します。

ズッキーニを舐めて判断する

ズッキーニに苦味があるかどうかは見ためではわからないため、ヘタの近く舐めて判断するしかありません。毒があるズッキーニを舐めた時に、よく見られる症状は以下の通りです。


・渋みを感じる
・薬品のような味がする
・しびれを感じる


ここで感じる渋みや苦味は、何となくそんな気がするという程度ではなく、びっくりするほど激しいのが一般的です。購入して日が浅いズッキーニであっても、上記のような状態のものに当たる可能性を否定できません。苦味があるズッキーニは食べない方がよいので、ヘタ付近を舐めてみて異変を感じたらすぐに処分してください。

苦味が微量だったら問題ない

ズッキーニの苦味の原因であるククルビタシンは、新鮮なウリ科の作物であっても微量に含まれています。ズッキーニのヘタ付近を舐めた時に感じる苦味が微量の場合は、食べても問題はありません。驚くほどの苦味を感じるかどうかで、判断するとよいでしょう。

毒を持っているズッキーニの場合は、ゴーヤ以上の苦味や渋みを感じるため、すぐに判断がつきます。また、外食時に出された調理済みのズッキーニにゴーヤのような苦味を感じた時には、食べるのをやめて店のスタッフにその旨を伝えることをおすすめします。

苦いズッキーニを食べたら食中毒になる?対処法は?

調理したズッキーニを食べてから、苦味に気づくこともあるでしょう。ゴーヤと同じ感覚で苦いと思いつつ食べてしまった場合、食中毒になる可能性もあります。ここでは、苦いズッキーニを食べたら必ず食中毒になるのか、その場合の対処法について説明します。

数時間様子をみる

毒を持っているズッキーニを食べると、以下のような症状があらわれます。

・腹痛
・吐き気
・嘔吐
・下痢
・手足のしびれ


上記のような食中毒の症状は、ズッキーニに限らず食後2時間を経過してから表れるのが一般的で、最悪のケースでは死亡することもあるので注意が必要です。こうした症状が表れたら、脱水症状を起こさないためにもスポーツドリンクや経口補水液を飲み、横向きに寝て過ごすのが基本です。またすぐに病院に行った方がよい食中毒の症状には、以下のものがあります。

・1日に10回以上嘔吐や下痢をしている
・水分を経口補給できない
・長時間、腹痛と下痢が続く
・血便が出た
・身体に力が入らない
・発熱した
・呼吸が浅くなった
・意識が不明瞭になってきた


苦いズッキーニを食べてから数時間様子をみても嘔吐や下痢が止まらない場合は一度、病院で診察を受けることをおすすめします。

苦いズッキーニの対処法は?苦味は消せる?

ズッキーニのヘタ付近を舐めて苦味を感じても、その部分を避けて調理すれば食べられるのではないかと考える人もいることでしょう。食材によっては過熱することで、毒素が飛ぶことがあるからです。ここでは毒を持っている可能性がある苦いズッキーニの対処法や、苦味は消せるのかについて説明します。

ズッキーニは苦くなったら捨てるしかない

苦味のあるズッキーニを加熱したからといって、ククルビタシンが消滅することはありません。中には火を通すことで消える有害物質もありますが、ズッキーニが持つ毒素も苦味も加熱して変わることはないのです。購入したズッキーニが苦くなってしまったら、いさぎよく捨てるしかないと覚えておきましょう。

ズッキーニを食べる際は要注意

今回は、ズッキーニの苦い原因や見分け方、食べてしまった時の対処法・症状を紹介しました。ズッキーニは冷蔵保存すれば、7~10日が賞味期限の目安となっていますが、ククルビタシンの含有量が多ければその期間内でも苦味を感じます。調理する前にヘタ付近を舐めるなどして、食中毒に合わないように気をつけましょう。

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