冷凍ひき肉の正しい解凍方法・時間は?失敗しない時短テクニックを紹介!
冷凍ひき肉の正しい解凍方法を知っていますか?安くて便利なひき肉ですが、今回は、冷凍ひき肉を〈レンジ・フライパン・流水〉などで解凍する方法とそれぞれかかる時間など紹介します。NGな解凍方法や注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
冷凍ひき肉を常温である室内に出して自然解凍することは、食中毒になる危険があるので絶対にしない様にしましょう。室温である20度前後は細菌が一番繁殖しやすい温度で、夏場は特に危険です。また、常温解凍は解凍の段階にムラができてしまい、ひき肉の内側が解凍される頃先に解凍された外側はすでに傷み始めています。
調理で加熱しても中心部分まで火が通っていないと、細菌は残ったままで食中毒の原因になります。ひき肉は他の肉に比べ空気に触れる部分が多いため、傷みやすい食材なので解凍も注意して行うようにしましょう。
冷凍ひき肉を解凍する際のポイント・注意点は?
冷凍ひき肉の解凍方法をいくつか紹介しましたが、次は解凍する時のポイントや注意点はどういったことがあるのかを見ていきます。
①解凍後に時間を置いて使う
肉は冷蔵庫から出してすぐに調理すると肉の外側と内側の温度差が大きくなり、内側まで火を通そうとすると外側が固くなってしまいます。また、解凍してすぐ使用すると肉の臭みや冷凍庫の臭いを感じてしまうことがあります。10分程室温に置いて常温に近づけることで、こういった状態を無くして美味しく食べることができるでしょう。
②解凍後に再冷凍はしない
一回解凍したひき肉は、使いきれなかったからといって再度冷凍しないようにしましょう。ひき肉に含まれている旨味等のドリップが出てしまったり固くなるので、調理しても美味しく食べることが出来ません。一旦解凍したひき肉は、残さず全て使い切るようにしましょう。
(*肉を再冷凍しても良いかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
③半解凍の状態で調理する
冷凍ひき肉はすぐに火を通す時など、調理方法によっては完全に解凍してしまうよりも半解凍の状態で調理する方が美味しくなることがあります。これは半解凍の状態だと、ドリップが出る前にひき肉の鮮度を保ったまま調理することができる為です。半解凍の状態だと、手で割りやすくなるので調理にも便利で使いやすくなります。
ひき肉の冷凍で日持ちする保存方法・ポイントも伝授
冷凍したひき肉の解凍方法を紹介してきましたが、美味しく食べるには冷凍の仕方も重要です。次は、ひき肉の上手な保存方法やポイントを説明します。
①小分けにして保存する
ひき肉を100gずつなど、使いやすい分量に小分けして冷凍すると便利です。調理の際必要な分だけ解凍すれば良いので、使い切れず残してしまう心配もありませんし、使わない部分を空気に触れさせないのでより日持ちするでしょう。
②新鮮な状態で保存する
鮮度が落ちてしまったひき肉は、冷凍しても鮮度を保つことはできません。新鮮なうちに冷凍することで、細菌の繁殖を防ぎ美味しさをキープすることができます。冷凍庫へ直す時にアルミホイルでくるんだり、金属のトレーなどに乗せると急速冷凍できるのでお勧めの方法です。