鶏肉が臭い原因は腐敗?食べても大丈夫?臭みの取り方や気にならないレシピも紹介!
鶏肉の臭いがきつい理由を知っていますか?なぜ臭いのきつい鶏肉があるのでしょうか。今回は、鶏肉の臭いがきつい原因や臭いの消し方・対策など紹介します。臭い鶏肉を食べても大丈夫かや、臭いが気にならない料理レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
例え腐っていない鶏肉でも臭いのあるまま調理すると、臭みが残ったまま料理が出来上がってしまい美味しくないことがあります。下処理やレシピを工夫して、臭いをしっかりと消して美味しい鶏肉料理にしましょう。
①ドリップを取る
ドリップとは、タンパク質やビタミンなどが含まれる肉や魚からでる水分の事を指します。冷凍したものを解凍した後に特に出やすいです。ドリップは細菌が繁殖しやすく臭いの原因になるので、きちんと取ることで臭いの軽減や臭いを防ぐことができます。
また、ドリップが多くなることで味や品質の低下の原因にもなるので、鶏肉を冷凍・解凍する際は注意して下さい。
②皮と肉の間にある脂身を取り除く
鶏肉の皮と身の間についている黄色い脂も臭いの原因のひとつになります。細かいことですが、きちんと処理することでより一層美味しい鶏肉料理になるので丁寧に作業しましょう。包丁で削ぐように切り取るか、キッチンバサミで切り取りながら取り除くと簡単にできます。
また、鶏肉を焼いた時に出る脂もキッチンペーパー等でしっかりと拭き取りましょう。
③スパイス・香辛料で臭みをとる
スパイスや香辛料が苦手ではない方はそれらを使うと鶏肉の臭いも取れ、ハーブなどの香りが鶏肉についていつもとは違った美味しさを楽しめます。鶏肉を焼く料理にはバジルやマスタードが合うでしょう。
また、煮込み料理にはローリエやジンジャー、揚げ物にはパプリカパウダーやタイムといったやさしい香りがつくハーブや香辛料を使うことで鶏肉の味を消さず、美味しく仕上がります。さらに、しっかりと臭いを消したい場合は香りの強いカレー粉やローズマリー、にんにくや生姜を使うと良いでしょう。
④下味をつけて冷凍する
鶏肉に下味をつけて冷凍すると臭みがとれ、さらに、調理する際に焼くだけ・揚げるだけなのでとても便利です。下味の調味料に料理酒を使うことで鶏肉の臭いを取るとともに、酒には保湿効果もあるので肉が柔らかくなります。できれば半日~1日漬けこんでおくのが良いですが、急ぎの場合は最低1時間でも漬けておきましょう。
鶏肉の臭いが気にならない料理レシピ
ここでは臭いの気になる鶏肉を美味しくするレシピを紹介します。しっかりとした味付けをすることで、臭いが気になることなく食べることができます。
①鶏肉の唐揚げ
こちらは臭みを調理の過程で取り除き、美味しい唐揚げを作るレシピです。漬け汁ごと温めることで肉の臭みの原因を取り除きます。さらに、残った漬け汁もタレやスープとして再利用できるレシピも記載されています。
②タンドリーチキン風
こちらはヨーグルトやカレー粉、ガラムマサラを使って鶏肉の臭いを消し、調理したレシピです。漬けこむのに時間はかかりますが、漬けて焼くだけと工程は少ないので簡単にできます。