干し芋のカビの見分け方は?白い粉の正体は?カビを防止・対策する保存法や作り方など紹介!

干し芋に白い粉がたくさんついていますが、これはカビなのでしょうか?未開封でもカビるのでしょうか?今回は、〈黒色・茶色〉など干し芋のカビの種類や白い粉との見分け方を画像で紹介します。干し芋のカビは取れば食べられるのかや、カビが生えるのを防止・対策する作り方や保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

  1. 干し芋が未開封なのに白い粉が…カビ?
  2. 干し芋の白い粉は「糖分」
  3. 干し芋のカビの見分け方は?【画像】
  4. 色が黒い・茶色の場合はカビ
  5. 白い粉と白カビの見分け方・ポイント
  6. 干し芋にカビが生えても取ることで食べられる?
  7. 白カビの場合は特に危険
  8. カビを間違って食べた場合の症状例
  9. 干し芋のカビを防止する対策は?作り方・保存のコツは?
  10. 干し芋は冷凍で保存する
  11. 干し芋のカビない作り方
  12. 干し芋にカビが生えないよう保存しよう

干し芋が未開封なのに白い粉が…カビ?

干し芋を購入して食べようと思ったら、未開封にもかかわらず干し芋に白い粉がついていることがありますが、これはカビなのでしょうか。ここでは干し芋の白い粉の正体について解説します。

干し芋の白い粉は「糖分」

干し芋は未開封で賞味期限内でも白い粉に覆われていることがあります。白い粉が付いているのを見つけるとカビではないかと不安になることがありますが、この白い粉はさつま芋の糖分なので心配ありません。この白い粉は、さつま芋を干して乾燥する過程でさつま芋のデンプンが糖化して表面に白く浮き出てくるものです。

白い粉は糖分なので、白い粉が多いほど甘い干し芋であると言えますが、干し芋には白カビが生えることもあるのでしっかり見分けるようにしましょう。

干し芋のカビの見分け方は?【画像】

干し芋にはカビが生えることがありますが、見分け方のポイントはあるのでしょうか。ここでは実際のカビの画像とともに、干し芋に発生するカビの種類や、白い粉と白カビの見分け方のポイントについて紹介します。

色が黒い・茶色の場合はカビ

出典:https://ymmfarm.com/7755

干し芋に生えるカビは、黒や茶色い斑点の状態で表れることが多いですが、これはワレミア・セビと呼ばれる糖度の高い食品に発生するカビです。また干し芋には緑色をした青カビも多く発生しますが、いずれも毒性が低いものがほとんどです。

黒・茶・緑のカビ自体は毒性も低いため間違って食べてもそれほど心配はありませんが、カビが発生している食べ物にはカビ以外にも細菌が増殖している可能性があります。細菌が増えた食べ物を食べると食中毒症状を起こすものもあるので、干し芋にカビのようなものが発生している場合は食べない方が無難でしょう。

白い粉と白カビの見分け方・ポイント

出典:https://yasuharazakka.com/archives/9749.html

黒・茶・緑のカビと違って、白カビはデンプンが糖化して粉状になった白い粉と見分けがつきにいため、見分け方を理解しておくことが大切です。ここでは、白カビの場合の特徴を紹介するので、白い粉と白カビを見分ける際の参考にしてください。

・ホコリのようにフワフワとしている
・白い部分が盛り上がっている
・干し芋の表面だけでなく、中の方まで白く濁っている
・臭いがする
・焼いても透明にならない


糖分の白い粉は干し芋の表面だけに付いていますが、白カビは表面から少し盛り上がった状態になり、かつ干し芋の中の方まで入りこんで白く濁っているのが特徴です。臭いで判断するのは難しい場合が多いですが、鼻にツンとくる臭いやアンモニア臭がある場合はカビが発生している可能性があります。

また、白い粉は焼いた時に透明に変わるので、見分けがつかない場合は一度焼いてみるのもおすすめです。

干し芋にカビが生えても取ることで食べられる?

干し芋はカビが生えやすい食品ですが、カビの生えている部分を取り除けば食べることができるのでしょうか。ここでは干し芋に生える白カビの危険性と、カビを食べてしまった場合の症状の例を紹介します。

白カビの場合は特に危険

干し芋に生えるカビは毒性の低いものが多いですが、白いカビの中には毒性の強いものもあるため、食べても体に影響がないと言い切ることはできません。また、カビの部分を取り除いても目に見えない部分にカビの菌糸が広がっている可能性があるため、カビが生えてしまった干し芋は食べずに捨てましょう。

カビを間違って食べた場合の症状例

干し芋に発生したカビを気づかずに食べてしまった場合、少量であれば症状が表れない場合も多いですが、以下のような症状がみられることがあります。

・腹痛
・嘔吐
・下痢


カビが発生している食べ物には、カビ以外にも食中毒を起こす細菌が発生している可能性もあります。特に抵抗力のないお年寄りや小さい子どもが間違ってカビを食べてしまった場合は、少量でも強い症状を起こすことがあるので注意が必要です。数日たっても下痢が止まらない場合や、嘔吐が何度も続く場合などは、医療機関の受診も検討してください。

干し芋のカビを防止する対策は?作り方・保存のコツは?

干し芋はカビが生えやすく、カビが体内に入ると腹痛などの症状を起こすことがありますが、干し芋のカビを防止する対策はあるのでしょうか。ここではカビが発生しにくい干し芋の作り方と保存のコツを紹介します。

干し芋は冷凍で保存する

干し芋を保存するのに最適な環境は、室温が10度以下に保てる直射日光が当たらない冷暗所です。近年の日本の住宅では冬場でも室内でこの環境を作り出すことは難しいため、干し芋の保存には常温保存ではなく冷蔵庫か冷凍庫が適しています。

ただし、冷蔵庫の中は乾燥して干し芋が硬くなりやすいため、すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。冷凍保存する場合は、1枚ずつラップかアルミホイルに包んで保存袋に入れて冷凍すれば保存期間は6ヶ月ほどにまで延びます。アルミホイルに包むと、冷凍焼けを防止する上に食べるときにアルミホイルごとオーブントースターで焼くことができ便利です。

干し芋のカビない作り方

干し芋は家庭でも作ることができますが、干し芋をカビさせないためには作る際にしっかりと水分を抜くことが大切です。なお、カビは次の条件下であれば発生しにくいと言われています。

・湿度が70%以下
・室温が20度以下


干し芋は蒸したさつま芋の皮をむき、3ミリくらいの厚さに切ったものを天日干しでしっかりと乾燥させて作ります。このときに水分が多く残っていると、しっとりと柔らかい口当たりの干し芋になりますが、上記の条件に当てはまるためカビが発生しやすく注意が必要です。

反対に何日も天日に干して硬くなるまで乾かすと、カビの生えにくい干し芋になるので、天日に干す時は晴天が続く乾燥した日を選ぶとよいでしょう。なお、カビが好む高温多湿の環境になってしまうそうな時は、冷凍保存するなどの工夫をしてください。

干し芋にカビが生えないよう保存しよう

今回は干し芋に発生するカビの見分け方と、カビを防止するための作り方や保存法を紹介しました。干し芋はさつま芋本来のやさしい甘みが感じられる素朴なおやつです。カビの発生しない条件を知ることで長期間干し芋を楽しむことができるので、参考にしてみてください。

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