ラクトアイスとアイスクリーム・アイスミルクとの違いとは？名前の意味や人気商品を紹介！

アイスクリームは実は4種類に分類され、ラクトアイスとはその中の一つです。しかし、普段はラクトアイスかどうかを意識して食べる人は多くはないかもしれません。ここでは、ラクトアイスとは何かについて説明します。

ラクトアイスの「ラクト」はラテン語で「乳」を意味しており、これがラクトアイスの語源になっています。ラクトアイスは、牛乳由来の乳固形分が3.0％以上含まれているものと乳及び乳製品の成分規格等に関する省令によって定められています。

ラクトアイスはアイスクリームと比べると味があっさりしているのが特徴で、食感はシャリシャリしている傾向にあります。しかし、以下のコメントにあるように、食べ方によって食感を変えることも可能です。

アイスクリームにはラクトアイス以外にも、色々な名称のものがあります。ここでは、ラクトアイスとアイスクリームのほか、アイスミルクや氷菓との違いも説明します。

乳固形分と乳脂肪分が含まれる比率が異なることで、味わいは大きく変わります。特に乳成分を全く含まない氷菓子と、乳成分を含むアイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイスとでは明確に違いを感じられるでしょう。

アイスクリームとアイスミルクを比べると、乳脂肪分の量が違うため濃厚さの違いが感じられます。しかし、ラクトアイスとアイスクリームの味を比較した場合は、それほど変わらないと感じることもあります。これは、ラクトアイスに植物性油脂を混ぜることで、乳脂肪分に近い味に仕上げていることが理由です。

（＊アイスクリームの種類別の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

ラクトアイスと一口にいっても、メーカーや商品によって味も食感も異なります。ここでは、ラクトアイスの中でも人気の高い商品を5つ紹介します。

1パックにバニラ味とチョコレート味の両方が入っている、大容量のホームタイプです。スプーンの通りもいいので、子供でも食べやすいと人気です。

子供から大人まで楽しめるように、抹茶のほろ苦さを控えめに仕上げているラクトアイスです。業務用の大容量なので、家族が多い家庭におすすめです。

アイスクリームの中にクリームチーズとブルーベリー、クッキーが練り込んであり、様々な食感が楽しめる一品です。見た目も華やかで、人気の高い商品となっています。

原料は北海道産の牛乳で、マーブル上にいちごソースが混ぜ込まれています。バニラの甘さといちごソースの酸味のバランスが美味しいラクトアイスです。

原料の80％が搾りたての生乳なので、素材の味を存分に味わえる商品です。甘さが控えめなので、牛乳アイスが好きな方にはおすすめです。

今回は、ラクトアイスの名前の意味や味・風味に加えて、アイスクリーム・アイスミルクとの違いも紹介しました。アイスの分類方法を知っていると、普段からアイスを選ぶ時にも役立ちます。ラクトアイスにも様々な味わいのものがあるので、色々な商品を食べ比べてみてくださいね。