小松菜のアク抜きは必要?下茹での仕方は?電子レンジでの下処理の方法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】小松菜のアク抜きは必要かどうか知っていますか?今回は、小松菜の下ゆでの仕方や、電子レンジを使った下処理の方法も紹介します。調理時間を短縮できる下茹で・下処理した小松菜の活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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小松菜のアク抜きは必要か?
野菜の中にはアク抜きをしてから使用することを推奨されているものが沢山あります。色々な料理に活用しやすい野菜である小松菜も、アク抜きをする必要があるのでしょうか。
小松菜のアク抜きをする必要はない
アク抜きが必要な野菜としてはほうれん草が良く知られていますが、これはほうれん草にシュウ酸が多く含まれていることが理由で、アク抜きすることでえぐみを減らせます。
一方で小松菜はほうれん草と少し見た目は似ているものの、シュウ酸が多くなくえぐみは強くありません。えぐみが気にならなければアク抜きの必要はないですが、気になる方は少し水に浸けておくだけでもアク抜きができます。
(*ほうれん草のアク抜き・小松菜とほうれん草の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
小松菜の下茹で・下処理の仕方は?
小松菜はシュウ酸が少ないためアク抜きをする必要はないですが、下茹で・下処理をすることで、調理の時間を短縮できます。ここでは、基本的な下茹での方法や簡単にできる下処理の方法を紹介しましょう。
①小松菜を下茹でする方法
小松菜を下処理する際の手順は以下の通りです。
1.小松菜の根元に十字に切れ目を入れる
2.小松菜を流水で良く洗う
3.沸騰したお湯にひとつまみの塩を入れ、根元から入れ、続いて葉も入れて茹でる
4.水でよく洗い、冷水につけておく
小松菜の根元に十字に切り込みを入れることで、火の通りが早くなり、茹で時間の短縮になります。塩を入れる事で発色が良くなり彩りも損わずに済みます。また、葉の方が火が通りやすいので、根元・葉の順番でお湯に入れることで均等に火を通すことが可能です。小松菜を下茹でしたから冷蔵庫で保存しておけば、調味料を和えるだけで簡単に夕食の1品を作ることができるでしょう。
小松菜はアク抜きが不要ですが、上記の手順で下茹ですることでシュウ酸もさらに抜けるため、少しのえぐみが気になる方にもおすすめです。
吉川正裕
野菜ソムリエ
塩を入れて茹でる方法は私達料理人もよく葉物などを火を通す際に使うやり方です。塩茹でとはまた違い、目的が発色を促す事なので、塩の量には注意しましょう。
②小松菜の電子レンジを使って下処理する方法
小松菜の下処理の方法として、茹でる以外に電子レンジを使った方法を紹介します。
1.小松菜をよく洗う
2.根元を切り落とす
3.小松菜を葉・根元が交互になるように並べ、ラップに包む
4.電子レンジで約1分半加熱する
5.冷水に浸けて粗熱を取る
お湯を沸かして茹でるのが面倒な場合や手早く下処理したい場合は、こちらの電子レンジを使った方法がおすすめです。ラップに包んで電子レンジで加熱するだけと非常に簡単ですが、均等に火を通すために小松菜を交互に並べることがポイントです。
下茹で・下処理した小松菜の活用レシピ
下茹で・下処理した小松菜は様々な料理に短時間でアレンジすることができます。ここでは、下処理済みの小松菜を使ったおすすめレシピを5つ紹介します。