サラダの由来・語源は英語からではない?意味や言語別の発音なども紹介!
「サラダ」の由来・語源・意味について知っていますか?英語なのでしょうか?今回は、サラダの語源は何語から来ているのかや、名前の意味についても紹介します。サラダの<中国・スペイン>などの言語の発音も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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サラダの由来は?英語からきている?
サラダは好きな具材を入れることができ、栄養も摂れるので日常的に食べる方も多いでしょう。しかし、サラダの由来や語源を正確に説明できる人は少ないかもしれません。ここからは、サラダの語源について説明していきます。
サラダの語源は英語ではない
サラダが外来語であることは分かりますが、多くの方が英語だと勘違いしているかもしれません。実は英語ではsaladと表記し、サラドもしくはサァラッドゥと発音します。つまり、日本で広く普及しているサラダの語源は英語ではないことが分かります。英語圏の国ではサラダと発音しても通じないので注意しましょう。
サラダの語源はポルトガル語
実は、サラダの語源はポルトガル語です。ポルトガル語ではsaladaと表記し、その表記のままサラダと発音します。発音に多少違いはありますが、日本と同じ発音をすることからサラダはポルトガル語が語源であるとされています。ポルトガル語で「-ada」は、動詞の過去分詞形をあらわす接尾語の性質を持っており、一方の「sal」は塩の派生語です。
サラダはこれらを組み合わせた、塩味を付けたものといった意味を持つことが推測されます。
「サラダ」のその他の言語の発音は?
サラダがポルトガル語であることは説明しましたが、他の言語ではどのように発音されているのでしょうか。ここでは、様々な国での発音を紹介するので、現地に行くことがあればぜひ発音してみてください。
①中国語での発音:沙律
サラダは中国語で沙律と表記し、サーラと発音します。ここから紹介する他国の言語では比較的サラダに近い発音ですが、中国語は他国とは少し異なった発音です。シーザーサラダは凱撒沙律、ポテトサラダは薯仔沙律と書くなど、サラダの種類によって沙律の前に他の言葉が付きます。
②スペイン語での発音:ensalada
スペイン語ではensaladaと表記し、エンサラーダと発音します。なお、原型に近いsalada(サラーダ)の場合だと塩気のある、しょっぱいといった意味合いになるようです。ensaladaに近い言葉としてentrada(エントラーダ)という単語がありますが、これは前菜といった意味になります。
③フランス語での発音:salade
フランス語ではsaladeと表記し、サラードゥもしくはサラードと発音します。一見するとサラダと発音してしまいそうですが、フランス語ではサラダと発音すると意味が伝わらないことが多いでしょう。
フランスでサラダというと、レタスやクレソンなどのサラダ菜を差す場合もあるので、salade de tomatesの(トマトのサラダ)ように形容詞や名詞をつけてオーダーすることが多いです。
④ドイツ語での発音:salat
ドイツ語ではsalatと表記し、ザラートと発音します。グリーンサラダはgrüner Salat、ハムのサラダはSalat mit Schinkenと表記するそうです。ドイツ語は比較的聞き取りやすく、日本人でも発音もしやすい言葉なので、ドイツに出かけた際などは発音してみましょう。
⑤イタリア語での発音:insalata
イタリア語ではinsarataと表記し、インサラータと発音し、スペイン語のensaladaと少し似ています。イタリア語は日本語と発音が似ているため、日本人でも発音しやすいとされています。なお、salataだけの場合は塩漬けするといった意味を持ち、サラタと発音するそうです。