山椒の葉の保存方法・期間は?冷凍で長持ち?塩漬け・佃煮など保存食レシピも紹介!
山椒の葉の保存方法について知っていますか?今回は、山椒の葉の<冷蔵・冷凍・乾燥>での保存方法・コツに加えて、賞味期限の目安についても紹介します。〈佃煮・塩漬け〉など、山椒の葉の保存食向きレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
冷凍した山椒の葉は、解凍せずにそのまま使うのが基本の使い方です。山椒の葉は料理の上にのせておくと、すぐに自然解凍されるので解凍せずに使用して問題ありません。加熱調理に山椒の葉を使う場合も、鍋にそのまま入れましょう。なお、下茹でして冷凍保存した山椒の葉であれば、煮てもアクが出にくくなります。
山椒の葉の乾燥での保存方法・期間は?
山椒の葉は、乾燥させた状態で保存することも可能です。乾燥させた山椒の葉は、常温でも冷凍でも保存できます。ここでは、山椒の葉の乾燥での保存方法と日持ちする期間について説明します。
山椒の葉を乾燥保存する方法
山椒の葉を乾燥保存する方法は、以下の通りです。
①山椒の葉を水洗いして、キッチンペーパーで水気を拭きとる
②電子レンジにキッチンペーパーを広げ、①を入れる
③②の状態のまま、600Wで1分30秒加熱する
④③の裏表をかえて、さらに1分30秒で加熱する
水気をとった山椒の葉を日陰に干しても乾燥させることはできますが、色が悪くなったり、風で飛ばされたりすることがあるので注意が必要です。
山椒の葉の乾燥での賞味期限・保存期間
山椒の葉の乾燥での賞味期限並びに保存期間ですが、常温保存の場合は1ヶ月程度です。しかし、乾燥させてから冷凍保存した場合は約1年間程度まで延びます。乾燥させてから冷凍保存すると、鮮やかな緑色がそのまま1年間保てるのでおすすめです。
乾燥した山椒の葉の使い方
乾燥した山椒の葉の使い方としては、常温保存でも冷凍保存でもそのまま使うのが基本です。料理に乾燥した山椒の葉を使う場合は、加熱時間が長くなると香りが飛ぶので注意が必要です。
山椒の葉の保存食向きのレシピ
山椒の葉は調理すると長期保存できるメニューになり、古くから日本各地では様々な方法で山椒の葉を保存食として食べてきました。ここでは、長期保存しやすい山椒の葉の料理を3つ紹介します。
①山椒の佃煮
きれいに洗った山椒の葉を、醤油とみりん、酒で煮た佃煮は長期保存に適しています。そのままご飯にのせて食べても、刻んだ筍とマスタードと合わせてソースにしても美味しく食べられます。
②山椒味噌
山椒の葉を使って、田楽味噌を作るメニューです。このレシピでは自然な甘みにするために三温糖を使い、白味噌で上品に仕上げています。おにぎりに塗って焼いたり、木の芽和えの衣にするなど、様々な料理に活用できます。