コブクロはどこの部位？ホルモン？カロリー・栄養価や味わいなど特徴を紹介！

焼肉が好きな方には、内臓系の肉であるホルモンを好んで食べる人も珍しくありません。コブクロと聞くとホルモンを連想する人も多いかもしれませんが、ここではコブクロとはどの部位なのか、ホルモンといえるのかについて説明します。

コブクロとは牛あるいは豚の子宮の部位を指すホルモンの一種で、一般に流通しているものの大半は豚のものです。子宮があるのは雌だけのうえ、食用に用いられるのは肥育期間が短い豚となっており、1頭につき70g程度しかとれません。

なお、コブクロは内臓の一つなので、下処理をしなければ独特のアンモニア臭があって食べにくいです。生のコブクロを家庭用に購入した時には、調理する前にしっかり水洗いする必要があるので覚えておきましょう。

コブクロは漢字では小袋と書き、子供を育てる子宮が名前の由来です。豚のコブクロは雌からしかとれないうえに小さいため、一般的な豚肉や他のホルモンと比べると流通量が少ないです。一方の牛のコブクロは、大きいものの流通量は少なく、焼肉屋などでたまに見かける程度の珍しい部位だと言われています。

コブクロが内臓の中でも子宮を指すことがわかると、どんな味がするのか興味がわく人もいることでしょう。ここでは、コブクロはどんな肉なのかについて、特徴も交えて紹介します。

豚のコブクロは入手しやすく低価格ですが、他の豚肉と比べても柔らかく噛むと甘みを感じられ、内臓の中でもクセがないので食べやすい部位といえます。一方の牛のコブクロは豚と比べると見た目は臓物感が強いですが、下処理をしてあれば臭みを感じることはありません。弾力がある食感で、コリコリした内臓を好む人におすすめです。

豚であっても牛であってもコブクロは他の内臓より脂もクセもないので、タレをつけることで甘みを感じる程度です。好みで辛味を加えるなどすると、コブクロの食感も含めてより楽しめます。

豚肉に限らず牛肉も、ホルモンは普通の肉よりカロリーが低いことで知られています。高タンパク・低カロリーで知られるホルモンには、それ以外にどんな栄養成分が入っているのかが、気になるところです。ここでは、コブクロの栄養価とカロリーについて詳述します。