ガムの綺麗な取り方・落とし方は？服・靴・床などについた場合の剥がし方を紹介！

氷を使って服についたガムの汚れを取る方法は、以下の通りです。

1.ビニール袋に数個の氷を入れる
2.服のガムがついた部分にビニール袋をあてる
3.そのまま10分ほど押さえる
4.ガムをこする

低温になるとガムが固まる特性を生かした方法で、固まって粘着力が落ちることで簡単に剥がれます。服にガムがついた直後に、特に有効な取り方です。

油を使って服についたガムの汚れを取る方法は、以下の通りです。

1.手でとれるガムをできるだけ取り除く
2.ガムがついている部分に数滴の油をたらし5分置く
3.ガムをゆっくり剥がす
4.歯ブラシで服に残ったガムをこする
5.すぐに服を洗濯する

ガムに油をたらすと溶ける性質を用いた方法で、サラダ油やアロマオイルなどを使います。ガムが付着してから時間が経過した時に、役立つ方法です。服に油のしみを残さないためにも、すぐに洗濯できるタイミングで行ってください。

除光液を使って服についたガムの汚れを取る方法は、以下の通りです。

1.服についたガムに除光液をたらす
2.1分経ったら、ゆっくりとガムを引っ張る
3.服に残ったガムを歯ブラシでこする

除光液に含まれるアセトンがガムを溶かすため、服についたガムが取れるのですが、揮発臭があるので換気をしながら行う必要があります。また、除光液だけでガムが落としきれなかった時は、中性洗剤をたらして手で揉み洗いしましょう。

オレンジオイル洗剤を使って服についたガムの汚れを取る方法は、以下の通りです。

1.オレンジオイル洗剤をスプレー容器に入れる
2.ガムにオレンジオイル洗剤を吹きつける
3.溶けたガムを取り除く
4.服に残ったガムを歯ブラシで取り除く

オレンジにはリモネンと呼ばれる精油成分が含まれており、油分を分解する性質を持ちます。そのため、オレンジオイル洗剤を吹きつけるとガムが溶けて汚れを落としやすくなるのです。しかし、オレンジオイル洗剤が肌についたまま放置すると、荒れてしまうリスクもあるので注意が必要です。

アルコールを使って服についたガムの汚れを取る方法は、以下の通りです。

1.服のガムがついた部分に乾いた布をあてる
2.コットンにアルコールをしみ込ませる
3.ガムがついている服の裏側をコットンで叩く
4.ガムを当て布に付着させる
5.ガムがある程度落ちたら、水につけてもみ洗いする
6.すぐに洗濯する

服にガムがついてから長時間経っている際におすすめの方法で、除菌用のアルコールだけでなく、ウイスキーでも代用できます。ただし、アルコールによって生地が傷むので、すぐに洗濯することを心がけてください。

ベンジンを使って服についたガムの汚れを取る方法は、以下の通りです。

1.ガムがついた部分に少量のベンジンをたらす
2.1分ほど置いたら、ガムをバターナイフなどでこそぎ取る
3.服の布地に残ったガムは、ペーパータオルでこすり取る
4.屋外に服を置いて、ベンジンを蒸発させる

服の油汚れや染み抜きに活用するベンジンも、ガムを落とすことに役立ちます。ただし、服の生地によってはベンジンを使うと変色する可能性があるので、目立たない場所にたらして色落ちしていないかを確かめましょう。