桜餅は関東・関西で別物?味・見た目・名前の由来など違いを比較して紹介!

桜餅の<関東と関西>の違いについて知っていますか?今回は、<関東・関西>の桜餅の見た目や、名前の由来・起源に加えて、味わい・食感なども紹介します。関西風の桜餅が全国的に有名な理由も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 桜餅は関東と関西で違いある?別物?
  2. 関東風の桜餅「長命寺」とは?
  3. 関東風の桜餅「長命寺」の見た目・作り方の特徴
  4. 関東風の桜餅「長命寺」の由来・起源
  5. 関東風の桜餅「長命寺」の味わい・食感
  6. 関西風の桜餅「道明寺」とは?
  7. 関西風の桜餅「道明寺」の見た目・作り方の特徴
  8. 関西風の桜餅「道明寺」の由来・起源
  9. 関西風の桜餅「道明寺」の味わい・食感
  10. 桜餅は関西風・関東風どちらが有名なの?
  11. 関西風の桜餅の方が全国的に名が知れている
  12. 関東と関西の桜餅を食べ比べてみよう

桜餅は関東と関西で違いある?別物?

関西の人が東京に行ったときに驚くことの一つに、桜餅の違いがあります。見かけが全く違うのに、販売されているパッケージには桜餅とあり、お店によっては関西の桜餅も一緒に販売されていることがあるようです。この関西と関東の桜餅の違いは何でしょうか。それぞれの桜餅の違いを詳しく見ていきましょう。

関東風の桜餅「長命寺」とは?

関東風の桜餅は長命寺と呼び、関西の桜餅とは区別されています。関東と関西のどちらにも販売されていることがありますが、関西の人は初めて見ることが多いようです。ここでは関東風の桜餅について詳しく見てみましょう。

関東風の桜餅「長命寺」の見た目・作り方の特徴

関東風の桜餅は長命寺と言い、薄い餅のような見た目の生地にあんこが巻かれています。関西に人が初めて見ると、餅というよりもクレープのような印象を持つかもしれません。実際に長命寺は小麦粉を水で溶いたものを焼いて作っているので、クレープに似ていると感じても間違いではないと言えます。

関東風の桜餅「長命寺」の由来・起源

関東の桜餅が長命寺と呼ばれるようになったのは、江戸時代に山本新六という人が、東京の墨田区にある長命寺の門の前で桜の塩漬けを使った和菓子を売り始めたのが由来です。現在でも向島に長命寺桜餅と言う名前の店がありますが、この店は山本新六が作ったお店となります。

関東風の桜餅「長命寺」の味わい・食感

長命寺は小麦粉や白玉粉、上新粉を使っているのでもちもちとした食感が特徴で、関西の桜餅とは違った味わいとなります。あんこもお店によって違っているので、好みの桜餅を探してみましょう。関西では見たことがない人が多いようですが、デパートなどの関東の和菓子店がある場所では一部で販売されているようです。

Twitterの口コミ

長命寺の桜もち🌸
関東風で、全体が桜の葉にくるまれていて皮が白いのが特徴。
桜の葉の塩気がいい感じで効いていて、懐かしさを感じられます🍵

Twitterの口コミ

「長命寺桜餅」食べた。
桜の葉を三枚も使ってる!
皮に桜の香りがよく移っていてうまい。
あんこはもっと入れて欲しいぐらいでした

関西風の桜餅「道明寺」とは?

関西の桜餅は道明寺といい、長命寺とは全く違う見た目をしており、作り方も大きく違うため味わいも独特となっています。ここからは、関西の桜餅について詳しく見ていきましょう。関東に住んでいて道明寺を食べたことがないなら、購入するときの参考にしてください。

関西風の桜餅「道明寺」の見た目・作り方の特徴

道明寺の作り方は長命寺とは違い、小麦粉ではなくもち米を使います。もち米を水に浸してから乾燥させて粗く挽いた粉を作るのですが、これは道明寺粉とも呼ばれ桜餅以外にもさまざまなお菓子に使われているようです。生地の見た目は粒が目立ち、あんこは見えずに中に完全に包まれています。

関西風の桜餅「道明寺」の由来・起源

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