ホットケーキとパンケーキの違いとは?定義や名前の由来・意味〜発祥の歴史など比較して紹介!
パンケーキとホットケーキの違いについて知っていますか?今回は、パンケーキとホットケーキの名前の起源・発祥や、名前の意味・由来などを紹介します。パンケーキとホットケーキの使い分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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パンケーキとホットケーキの違いとは?
近年パンケーキの人気が高まり専門店が増えていますが、ホットケーキと何が違うのかを疑問に思う人もいることでしょう。ここでは、パンケーキとホットケーキには違いがあるのかについて詳述します。
パンケーキとは?
パンケーキもホットケーキも、生地に小麦粉が使われていることに変わりはありません。しかし日本人にはホットケーキの方がなじみが深く、パンケーキが注目を集めるようになったのも近年になってからです。ここでは、パンケーキとは何かについて説明します。
「パンケーキ」の名前の意味・由来
パンケーキとは、フライパンをはじめとする、取っ手がついた底が平らな鍋で焼いたケーキ全般をさします。パンケーキの名前の由来は英語のPan Cakeといわれており、「Pan」は底の平たい鍋を意味する単語です。
パンケーキの起源・発祥
パンケーキの起源は古代ギリシャにあり、熱した石の上で小麦粉と水を混ぜたものを両面焼いたことが始まりといわれています。文献上に初めて登場するのは16世紀とされており、18世紀の料理本にはパンケーキがよく見られるようになります。
19世紀には一般市民もパンケーキを食べるようになり、アメリカでは専用の粉が販売されるようになりました。日本に伝わったのは明治時代ですが、実際に提供されるようになったのは大正時代です。
ホットケーキとは?
明治時代にパンケーキが日本に伝えられたにも関わらず、ホットケーキの方が認知度が高まったのには理由があります。ここでは、ホットケーキとは何かについて、名前の由来や語源も交えて説明します。
「ホットケーキ」の名前の由来・語源と発祥の歴史
ホットケーキは日本特有の名称で、発祥の地は東京のデパートにあった食堂です。1923年にその食堂でパンケーキを、ハットケーキと名付けて提供し始めました。1931年になり、ホーム食品がホットケーキを手軽に作れるミックス粉を販売するにあたって、温かいケーキから発想してホットケーキと名付けたのが名前の由来です。
結局「パンケーキ」と「ホットケーキ」の違いはある?
パンケーキとホットケーキの語源を知ると、益々その違いがわからなくなった人もいるかもしれません。ここでは、パンケーキとホットケーキに違いがあるのか否かについて説明します。
ホットケーキはパンケーキの一種
ホットケーキはパンケーキの一種で、前述したとおりホーム食品が、1931年に日本初のホットケーキミックスを販売しています。その後、森永製菓がホットケーキの素を販売し始めますが、生地が甘くなるように作られたことで人気を博し、日本人にその名称が定着しました。