ラックスハムとは?生ハムと違いある?味わいや食べ方・レシピのおすすめを紹介!
ラックスハムを知っていますか?生ハムと違いあるのでしょうか?今回は、ラックスハムの味わい・風味など特徴を、プロシュートハムとの違いを比較しながら紹介します。ラックスハムの食べ方や、人気レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ラックスハムとは?生ハムとの違いある?
ラックスハムはあまり見かけない言葉ですが、スーパーで生ハムを購入した経験がある人は実は知らないうちに口にしているかもしれません。ラックスハムとはどのようなものなのか、詳しく説明していきます。
ラックスハムは生ハムの1種
実はラックスハムは生ハムの1種で、ラックスハムと生ハムとは呼び方の違いだけで同じものを指しています。生ハムとは、塩漬けにしたかたまり肉を加熱せずに熟成または燻製させた食べ物です。
生ハムはその製法・産地などによって色々な呼び方がありますが、その中でもラックスハムは元々はドイツで作られていた生ハムを指します。ラックスハムの製法の特徴は、塩漬けされた肉を25度以下の低温で燻製させて作られるところです。
ラックス(Lachs)とはドイツ語で鮭という意味で、ラックスハムの断面の見た目がサケの切り身に似ているためラックスハムという名前が付けられました。その名のとおり、深みのある赤いきれいな色味が見られるのが特徴です。日本では、ドイツ系生ハムやドイツ風生ハムなど、産地の名前を付けた呼び方の方がなじみがあるようです。
(※生ハムについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ラックスハムの味わい・風味は?まずい?
燻製させる製法により、ラックスハムには燻製独特の風味と香りがあります。口に入れると燻製ならではの香りが広がり、凝縮された豚のうまみと程よい塩味が口の中に広がります。
美味しいと感じるかまずいと感じるかは人それぞれですが、魚やチーズなどの燻製食品を食べ慣れていない人は苦手だと感じる人がいるかもしれません。ラックスハムを食べた経験がないのであれば、試してみるのもよいでしょう。
Twitterの口コミ
シュバルツバルダーシンケンでシーザーサラダ。3ヶ月熟成のドイツの生ハム、スモーキーで美味い。
Twitterの口コミ
イタリアのパルマやサンダニエレの生ハムは確かに美味しいけど、ドイツの生ハムだって美味しいのです。イタリア産が芸術的に優雅な味わいなら、ドイツのは無骨で、ザッツ‼️保存食‼️文句あっか‼️というタフさが良き。
ラックスハムの作り方
ラックスハムは、豚かたまり肉を長時間塩漬けにして乾燥・熟成させ、25度以下の低温で燻製にして作ります。日本で作られている生ハムの多くは、このラックスハムの製法を用いて作られているようです。基本的にはもも肉を使いますが、ロースや肩肉も使われていて、部位によっても味わいが異なります。
家庭で作ることも可能ですが、生肉なので衛生管理をしっかりとすることが必要不可欠です。ちなみに、ラックスハムに加熱処理を施したものが、一般的なハムとなります。
ラックスハムとプロシュートハムの違いとは?
ラックスハムと同じく、プロシュートハムも生ハムとして認知されていますが、その違いはどこにあるのでしょうか。プロシュートハムにはどんな特徴があるのかを説明します。
プロシュートハムの特徴
ラックスハムがドイツ系の生ハムであるのに対して、プロシュートハムはイタリア系の生ハムのことを指します。プロシュート(Prosciutto)とは、イタリア語で「じっくり乾燥させたもの」という意味を持ち、豚もも肉のハム全般をプロシュートと言うようです。
ラックスハムとプロシュートハムとの大きな違いは製法です。プロシュートハムは塩漬けした豚のかたまり肉を乾燥・熟成させたもので、ラックスハムのように燻製させません。ラックスハムとは異なる香りや味わいが楽しめるでしょう。