アーリーレッドはどんな野菜?栄養成分や効能は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】アーリーレッドはどんな野菜か知っていますか?玉ねぎと違いはあるのでしょうか?今回は、アーリーレッドの〈旬・味わい・風味〉など特徴や、栄養成分・効能など紹介します。アーリーレッドの保存方法や美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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アーリーレッドとは?どんな野菜?
玉ねぎの中で、紫や赤いものをスーパーなどで見かけるようになりました。その一種がアーリーレッドで、赤玉ねぎやレッドオニオンと呼ばれることもあります。アーリーレッドはどのような特徴があるのか旬の時期や産地、味など普通の玉ねぎと違いを比較しながら紹介します。
アーリーレッドの旬・産地
アーリーレッドは普通の白い玉ねぎと同様、年間を通して流通している野菜ですが、最も生産量の多い9月が旬の時期です。アーリーレッドの産地は、北海道が全体の半分以上を生産しており、その他には佐賀県産のものや兵庫県産のものもあります。国産だけでなく、アメリカからの輸入物も流通しています。
アーリーレッドの味わい・風味
アーリーレッドは玉ねぎの特徴と言うべき刺激的な辛さや臭いが少なく、甘味があるので生でも食べやすいことが特徴です。また、アーリーレッドは水分量が多いので瑞々しく、シャキシャキした食感が楽しめます。赤紫の色もきれいで、色彩を生かせるサラダなどで食べるのがおすすめです。
Twitterの口コミ
昼サンド!
焼きそば、卵、BLT、ゆで卵とエビ
昨日と違うバリエーションで!
焼きそばは昨日と変わって辛子マヨ塗ったのでまた違って美味しい
卵もアーリーレッドと合わせてさっぱり感を増強
あとは言わずもがな
サンドウィッチって買うと高いけど作ると安いよねー
手頃だし野菜も取れるしかなり好き!
Twitterの口コミ
ZENBコーン浅利ヌードル✨ミツカンさんの熱い思いをサポート。佐々木店主の料理人としての志が詰まったコラボヌードル、第3弾✨コーンの甘味と風味に濃厚な浅利スープが絡むZE NBヌードル、アーリーレッドの辛味もベストマッチ✨今回も大満足😋
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#お店でもおいしくZENBヌードル
(*玉ねぎの種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ふじかわなおこ
野菜ソムリエ
アーリーレッドは他にも「紫玉ねぎ」と呼ばれることもあり、国内産の赤玉ねぎの代表的な品種のひとつです。
アーリーレッドの栄養成分と効能は?
紫色の色素を持つ野菜は体に良いイメージがありますが、アーリーレッドの栄養成分にはどのようなものがあるのか、その中には体に良い効能があるのかについて紹介します。また、普通の白い玉ねぎの栄養成分と比べて、違いがあるのかについても説明します。
①硫化アリル
硫化アリルは玉ねぎやニンニクに含まれている、独特の臭い成分です。この栄養素には多くの体にいい成分が含まれており、その一つが胃の働きを良くする効能で、夏バテや食欲不振時に食べると効果的です。またビタミンB1の吸収率を高めて効果を持続させる働きもあり、豚肉などビタミンB1を含む食べ物と一緒にアーリーレッドを摂取することで、より高い疲労回復効果が見込めます。
硫化アリルには血液をサラサラにする効能もあり、血行が良くなり代謝もアップするので、ダイエットにも効果が期待できます。ただし、硫化アリルは熱に弱い成分で、加熱すると変質してしまい活性化しなくなります。
また、この成分は水溶性の栄養素でもあり、水にさらすことで流出してしまうので、なるべく生で長時間水にさらさず食べると効果的に摂取することができます。(※1)
②アントシアニン
アントシアニンは紫色の色素で、ポリフェノールの一種です。これはブルーベリーや紫キャベツなどにも含まれる成分で、眼精疲労や視覚機能を改善する効果が期待できると言われています。また、アントシアニンには抗酸化作用があるので、高血圧や脳卒中、動脈硬化などの成人病の予防や花粉症にも効果があるのではないかと考えられています。アントシアニンは、普通の白い玉ねぎには含まれていない成分です。(※2)