大根は英語でなんて言うの?日本・海外で表現が違うって本当?
大根は英語でなんて言うのか知っていますか?身近な野菜の大根ですが、英語では何と言うのかは意外と知られていません。今回は、大根の日本・海外で違う英語表現を発音・語源とともに紹介します。大根と似たカブの英語表現も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- 大根は英語でなんて言うの?
- 大根の英語は「radish(ラディッシュ)」
- 大根「radish(ラディッシュ)」の語源
- 西洋ワサビはhorseradish(ホースラディッシュ)と表現される
- 日本の大根は英語「radish」ではない?
- 英語①Japanese white radish(ジャパニーズホワイトラディッシュ)
- 英語②daikon(ダイコン)
- 大根に似たカブの英語表現は?
- カブの英語表現は「Turnip(ターニップ)」
- 大根を加工したら英語表現は変わる?
- ①大根おろし:grated radish(グレイテッドラディッシュ)
- ②つま:garnish (ガーニッシュ)
- ③たくあん:Yellow Pickled radish (イエローピクルドラディッシュ)
- 大根の英語表現は興味深い
大根は英語でなんて言うの?
大根は日本食はもちろん、さまざまな料理に使える万能な野菜の一つですが、大根は英語で何と言うのかを知っている方は多くはないかもしれません。身近なものでも、英語表現にはその語源なども関わっていてとても奥が深いです。ここでは、大根は英語で何と言うのか紹介するので参考にしてみてください。
大根の英語は「radish(ラディッシュ)」
大根は英語で「radish(ラディッシュ)」と表現されますが、なぜこのような単語になったのでしょうか。ここでは大根radishの語源や、radishに似た言葉を紹介します。
大根「radish(ラディッシュ)」の語源
大根の英語表現である「radish(ラディッシュ)」の語源は、ラテン語のradix(ラディックス)で、「根」という意味があります。大根は土に埋まった根っこの部分を食べることが語源となった言葉です。ただし、海外でradishというと、はつか大根を指します。
西洋ワサビはhorseradish(ホースラディッシュ)と表現される
大根はradish(ラディッシュ)と表現すると説明しましたが、実は西洋ワサビの名前の英語表現にもradishが付き、horseradish(ホースラディッシュ)と表現されます。西洋わさびはローストビーフなどの付け合わせにされることが多く、別名ワサビダイコンといいます。
大根とワサビは別の野菜ですが、いずれも根の部分を食べることから「根っこ」を意味する「radish」が使われてるようです。さらに西洋ワサビはごつごつした見た目から「野生」を意味する「horse(ホース)」がついて、horseradish(ホースラディッシュ)という表現になったと言われています。
(*ホースラディッシュについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
日本の大根は英語「radish」ではない?
大根は英語でradish(ラディッシュ)と表現すると紹介しました。日本で最も一般的な大根は白くて太い野菜ですが、海外でもradishと言えばその大根だと伝わるのでしょうか。ここでは、海外と日本における大根の表現の違いを解説します。
英語①Japanese white radish(ジャパニーズホワイトラディッシュ)
海外でradishというと、前述した通りはつか大根と呼ばれる赤くて丸いカブに似たような野菜のことを指します。そのため、radish単体では日本で一般的な白い大根のことを指さず、白い大根は「Japanese white radish(ジャパニーズホワイトラディッシュ)」と表現します。
英語②daikon(ダイコン)
海外でも、日本語でそのまま「daikon(ダイコン)」と言っても伝わることがあると言われており、海外のお店でもdaikonと表記されて売られていることもあります。日本語がそのまま採用されている英語表現としてはそのほかにも寿司(Sushi)、天ぷら(Tempra)、すき焼き(Sukiyaki)などがあります。