カリフローレはどんな野菜?カリフラワーと違いは?栄養価・効能〜食べ方のおすすめまで紹介!
【野菜ソムリエ監修】カリフローレという野菜を知っていますか?カリフラワーと似ていますが違いはあるのでしょうか?今回は、カリフローレの〈旬の時期・産地・味わい〉など特徴や、栄養価・効能を紹介します。カリフローレの保存方法や食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
カリフローレに含まれるカリウムの主な働きは、体に含まれている余分な塩分を、体の外に排出するというものです。この働きがある結果、カリフローレを食べるとむくみの改善や高血圧の予防、筋肉を正常に保つといった効能が得られます。(※2)
③葉酸
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
94μg | 200μg | 47% |
カリフローレに含まれる葉酸は、「造血のビタミン」とも呼ばれる赤血球の生産を助ける重要なビタミンです。また、細胞の生産や再生、体の発育に関わることから妊婦には必要不可欠な栄養素と言われています。同時に、成長期の子供も不足しがちな栄養素であるので、積極的に摂取する必要があります。(※3)
カリフローレの保存方法・期間は?
カリフローレの美味しさを長く保つにはどのようにしたらよのでしょうか。ここでは、カリフローレの保存方法について、冷蔵保存と冷凍保存する場合に分けて詳しく説明します。
カリフローレを冷蔵保存する場合
カリフローレを冷蔵保存する際の手順は以下のとおりです。
①カリフローレの房をボールの中に入れて振るように洗う
②水分をよく切る
③キッチンペーパーに包み、ビニール袋やラップに包む
④冷蔵庫の野菜室へ立てて保存する
冷蔵保存した後は、1週間ほどで食べきるとよいでしょう。乾燥しやすいので、なるべく乾燥させないようにすることがポイントです。房の部分はつぶれやすいので、鮮度を保つためにもなるべく立てたまま保存しましょう。
カリフローレを冷凍保存する場合
カリフローレを冷凍保存する場合は、茹でてから冷凍するのがよいです。冷凍保存する際の手順は以下のとおりです。
①カリフローレの房をボールの中に入れて振るように洗う
②固めにゆでる
③キッチンペーパーなどでしっかり水気を切る
④ジップロックなどに平らになるように入れる
⑤冷凍庫へ入れる
冷凍保存の場合、1か月を目安に使い切ることを心がけましょう。冷凍保存したカリフローレを使用する際は、解凍すると水分が出て柔らかくなるため、冷凍のまま調理することをおすすめします。
カリフローレの美味しい食べ方・レシピ
カリフローレは淡白な味の野菜なので、様々なレシピへ応用することができます。おすすめのレシピを紹介するので、ぜひ試してみてください。
①カリフローレの塩昆布和え
カリフローレを蒸し茹でし、塩昆布とごま油で和えるだけのとても簡単なレシピで、おかずをもう一品足したい時にもおすすめです。固めに茹でることで、カリフローレの歯ごたえも楽しめるでしょう。
②カリフローレのベーコン巻き
カリフローレをベーコンで巻いているので、房が際立ち見た目が可愛らしい一品です。ベーコンの代わりに、カリフローレを豚肉で巻き、塩コショウをして焼くアレンジもできます。